ナビ付け記録3


2001/12/16(Sun)

 ECUから車速パルス検出ケーブルを取り出したところ。
 ここでは分岐タップを使っているが、ECUから出ている配線を切断することが出来ないため、やむを得ない。金属製のニッパを使い、謝って他の配線をショートさせ、チップが逝ってしまったら目も当てられない。
 電源や車速パルスの取り出しには、ここの情報が役に立つ。
 ちょっと見づらいが、リアクォーターパネルの内張からアンテナケーブルを引き回したところ。漸く終わりが見えてきた。
 で、画像を取り忘れたんだけど実は一つだけ誤算があって、サイドブレーキ検出の配線を、サイドブレーキが運転席の右側にある(普通は運転席と助手席の間にある。もちろん足踏み式は別)のをすっかり忘れていてそれでもカーペットの下に無理矢理腕から先を潜り込ませてなんとかどうにか接続することに成功したのだけれど、これを配線することによって機能制限が掛かり、結局あんなに辛い思いをしたのに得るものは何もなかったという悲しい結末に。あー。
 座席を取り付けた時に配線が噛まないように取り回し、全てのケーブルをナビ本体に接続する。ナビ本体は、ボルトの付いた固定用の金具をカーペットの下に置き、ボルトの大きさだけカーペットに穴を開けてボルトを出し、ナビ本体に取り付けた金具に蝶ネジで固定する。
 ナビ本体には自律航法のためのジャイロセンサーが内蔵されていて、地図ディスクの取り出し口を車両の前後方向に正確に合わせて取り付ける必要がある。らしい。
 前席側からナビ本体を見たところ。
 余分なアンテナケーブルをリアクォーターパネル内に押し込め、リアウィンドウにアンテナを両面テープで固定する。
 配線に不備があると面倒なので、ステップや座席を取り付ける前に試運転を敢行。エンジンを掛けて地図ディスクを挿入すると、正常に起動した。よしよし。
 内張、ステップ、座席、オーディオパネルを元通りに取り付け、漸く作業完了。ふぅ。
 なかなか良い感じぢゃん。うーむ、なんか格好良いぞ。
 取り付けに要した時間、約三時間半。お疲れさまでした、俺。

 取り付けを終えて。
 いやぁ、大変でした。予想通り、作業時間の殆どが配線のために費やされた訳で。モニタとかナビ本体とかアンテナなんかの目に見える部分のワクワクするような作業はホンの僅か。後はひたすら何かを外したりケーブルを引き回したりといった辛い作業ばかり。まぁだからこそこーゆーのを取り付けたりするのが仕事として成立する訳なんだけど。
 誰にでも出来るとは思わないけど、やる気とちょっとした工具があれば思っているよりは簡単に出来るので、是非、チャレンジしてみてちょーだい(失敗しても責任はとれませんが)。
 で、ナビの使用レポートは「ぶちょたま」にていずれ。

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