ナビ付け記録


2001/12/15(Sat)

 平成五年式のエスティマ・ルシーダに乗っています。もちろん中古です。それまで乗っていた平成元年式のライトエースFXVがあまりにもボロくなったのと、いい加減ディーゼルエンジンの不快な振動に決別したくなったのが買い換えの動機でした。この車の他に、セリカも乗ってます。こっちは新車で買いました。趣味ですもの。俺一人が楽しめれば良いんですもの。というか、子供が頻繁に乗ることの多い車はどうせすぐに汚れるんです。菓子やジュースをこぼすわ、ゴミを散らかすわ。大きい車は洗車も面倒だしね。そんな訳で、新車を買うより中古車を五、六年で買い換えながら乗ることに決めてます。家族で乗る車に関しては。
 とはいえ。どんな車でも良いかというとそうではなくて、最低十万キロは走る車であって欲しい訳ですよ。でもそうすると必然的に距離数の少ない車を選ぶことになるんですが、これがなかなか高くて手が出せない。すると今度は低年式の車になってしまうんですね。つまり、古い車ってこと。となるとやはり、国産車の中ではトヨタの車がダントツなんですわ。中古車に関しては。市場に出回る数も多くて選択の幅も大きいし、なによりトヨタ馬鹿の人間としては他の選択肢はあり得ないかな、と。
 ところが。メイカーをトヨタ一社に絞ることによって、選択できる車種は当然狭まる訳です。七人または八人がフル乗車できるトヨタのワンボックス車(ミニバンの必要を感じないので)を羅列してみると、タウンエース系(含ライトエース、マスターエース ※現在はノア、ヴォクシーに代替わり)、ハイエース系(含グランビア、レジアス)、エスティマ系(含ルシーダ、エミーナ ※現在はエスティマ一車種に統合)となります。
 そんな訳でエスティマ・ルシーダかエミーナを物色していたところ、トヨタのディーラー系中古車店で見つけたんですよ。今の車を。平成五年式、七万八千キロ走行のエスティマ・ルシーダ。マニュアルだけどデュアルエアコン、四駆、TV(純正)、十連奏CDオートチェンジャー付きカーオーディオ(純正)、電動カーテン、スライド&リアハッチイージードアクロージャー、ソナー、ジョイフルキャノピー(前後サンルーフ)を装備。内装も綺麗で、これはなかなかの掘り出し物でした。値段はというと、え? と思うくらいかなりの低価格。リアバンパーが凹んでいたけど、購入直後に後ろからぶつけられて、今はバンパーも新品ですっかり元通り(もちろん全て相手の保険会社持ち)。エンジンも好調で、ノントラブル。二年間の保証付き。なんてラッキー。
 で、ライトエースに乗っていた頃から考えていたのですが、やはりナビが欲しいな、と。なければそれはそれで幸せなんだけれど、あると便利なのは判っていて、でもたかが電子地図に二十万円也を支払うのはどうかなぁ、と。三千円くらいの地図でも事足りるしなぁ、と。そんなとき、物欲番長キムラくんが俺の背中を押したのです。「ナビの付いてね車はいねが〜」と俺を脅すのです。
 怖かったのです。キムラくんが怖かったのです。嘘です。単に欲しかったナビが安くなったので買ってしまっただけです。それでは取り付けてみましょうか。
 これがパッケージ。内容物の写真が載っているだけなのにカラーにしていたりと、中途半端に手抜きな感じがコストダウンに繋がっているのかいないのか不明でステキ。
 これが内容物。内容物って書くとなんだか胃の中のどろどろしたものを想像してちょっとグロい。
 この時点ですでに面倒だなぁと思い始めている。
 完全にやる気を無くす。なんだよこの配線の束はよ。
 さらにやる気を無くす。いきなりこんがらがった。なめてんのかよ、と思う。
 とはいえここでめげていては先に進まない。とりあえずこんがらがった配線を丁寧に解いて、マスキングテープで束ねていく。これをビニールテープでやると、剥がす時に面倒なので注意。本当はケーブルバンドがベスト。
 体調も良くないので、今日の作業はここまで。

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