しつもん・ヤナ
しつもん・ヤナ

朝日いせきでみつかったヤナは、やよい時代のおわりごろ
に、ムラのまわりにほられた「みぞ」の中からみつかったん
だ。魚はみぞの中を左からおよいできて、左の方にみえる
「す」というムシロのようなものをくぐっていく。「す」の右には
「せき」があり、魚はそれ以上先にすすめない。そして「す」
があるので、もどることもできず、とじこめらてしまうんだ。魚
がたくさんとじこめられたところをタモですくいとる!
ヤナは今でも魚をとるために使われている。これは、「しが
けん・ひこね市」の犬上川での「ヤナりょう」のようすだ。朝
日いせきでも、こんな方法で、魚をとっていたんだろうな。
これでウナギがとれたんだね。

いせきたんけんをつづけよう!

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