しつもん・戦争のどうぐ
しつもん・戦争のどうぐ

やよい時代に戦争があった!米作りをしていた、のどかな
ムラだと思われたやよい時代も、実は人と人の戦いがあっ
たんだ。左は石でつくられた剣(けん)、右は矢(や)のさき
につける「矢じり」だ。こうげきする武器(ぶき)や、身を守る
「たて」が、いせきでみつかるんだ。
おどろくことは、他にもある。これは「矢じり」だけど、左の3
つはやよい時代のもの、いちばん右は、その前の「じょうも
ん時代」のものだ。じょうもん時代の矢じりは、どうぶつをつ
かまえるためのもので、小さくかるい。しかし「狩(か)り」の
どうぐだった「矢」が戦争に使われるようになる「やよい時代」
には、人をいちげきでころし、「たて」や「よろい」もつらぬけ
るよう、大きくなったことがわかる。
朝日いせきでは、ムラ(家のあつまっている場所)を守るよ
うにバリケードがつくられていた。これは、それをふくげんし
たものだ。いつ、戦争がおきても、おかしくなかったのかも
しれないね。
やっぱり、平和がいちばんだね・・・

いせきたんけんをつづけよう!

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