しつもん・米作りのどうぐ
しつもん・米作りのどうぐ


くわ
米作りをするには、まず田んぼや、あぜをつくらなけ
ればならない。そのために、クワやスコップが使われ
た。今のものとちがって、ぜんぶ木でできていたけど、
水気の多いぢめんをたがやすには十分だったようだ。
そうそう、米作りには水がなくっちゃ。水路(すいろ)
を作るにも、クワやスコップはかつやくしたんだ。

たてぎね

田げた
どろんこの田んぼで、しごとをしていると、体がどんど
んしずんでしまうよ!だから、「田げた」をはこう。これ
で、どろの中でも米作りができるよ。
たいへんなしごとがいっぱいあるけれど、秋になれば、
イネはたくさんのホを実らせる。さあ、米のかり入れ
だ!やよい時代は、イネの成長がバラバラだったよう
だ。だから、一度にかり入れずに、実ったものからじゅ
ん番にかりとったんだ。

かり入れのどうぐ
「石ぼうちょう」などを使ってかり入れた米は、「つぼ」
などにたくわえられる。必要な時に「うす」に入れて、
「たてぎね」でついて、もみがらをはずして食べるんだ。
米を食べるにも、たいへんだったんだね。

いせきたんけんをつづけよう!

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