しつもん・はっくつちょうさ
しつもん・弥生土器(やよいどき)

ひとくちに「やよい土器」といっても、使い方によって、かた
ちがちがっている。でも、きほんは3つくらいにわけられる
んだ。まず、「つぼ」は、ものを大切にたくわえる土器だ。
木の実や、お米などを入れておいたり、ものを入れて運ぶ
のにつかったようだ。今の「れいぞうこ」や「米びつ」、そし
て、旅行カバンの役わりをしたんだね。
そして、「かめ」は、煮炊き(にたき)につかった土器だ。
ごはんをたいたりするのも、これをつかった。今の「おな
べ」や「すいはんき」にあたるどうぐだね。料理をする時
に、火にかけてつかったので、表面はススがいっぱいで、
まっ黒だ。時には、中までオコゲがついてるぞ。
さいごは「たかつき」。台のついたお皿(さら)だ。ごはん
や、おかずをもりつけるのに使った土器なんだ。どんな
ものを、「たかつき」にもりつけたのか、それは3時間目
にみてみよう。
やよい土器には、他にもいくつかの種類があるけど、き
ほんはこの3つ。しっかりおぼえておこう!
きれいなかたちをしているね。

いせきたんけんをつづけよう!

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