Mk.VI 軽戦車・メイプ ル学園(リボンの武者)
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バルカンスケールの「MARK VI B」で、ほぼ素組みです。アンテナは4mmの真ちゅう線で、劇中に合わせて短めです。

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「リ ボンの武者」8巻69ページより。

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劇 中に描かれたK漁港。撮影に行った2018年11月、防波堤の工事か、うまい具合いにクレーンが映り込む絶好のアングルになりました。

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同8巻73ページ。『銀太郎温泉』を目指す2両のMk.VI 。

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実在しているのが『金太郎温泉』なんですねー。秋の日が傾きかけた時間でした。


《 製 作 過 程 》
(組立てる順番ではなく、部分ごとに解説しているの で、塗装などの順序が前後しています。)

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バルカンスケール社のMARK VI B型。TV シリーズ12話、マウス攻略後、ダージリンが「私達も今度やろうかしら。マークVI で」と言っていたので、聖グロリアーナはマークVI を保有してるんだなと思って、すぐに購入しました。いつか作ろうと思って月日は流れ、「リボンの武者」でメイプル学園の車両で登場。しかも、試合会場は我 が地元。これは作らねばなるまい(^_^)/
漫画に描かれているのは、このキットそのものです。


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車両は小さく、エンジンや砲塔内部などのインテリアはありません。

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サスペンションは、スプリングに真ちゅう線を通してリアルな表現です。よ〜く見ると、スプリン グと真ちゅう線は長さが2種類あります。はじめは気づかず、同じ長さのものをセットにして作っていたため、やり直しました(> _<;)。

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プラスチックパーツの強度が無いためサスペンションを固定しました。スプリングが押さえつけにくいためか、2個の転輪の間が少し広がり、 半月状の ダボ穴を合わせると、車体と転輪が平行になりません。オス 部分を削って取り付けました。本体との接着はこの接点だけなので、ポッキリ折れそうで心もとないです。

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履帯は、接地する直線部分が一体成型で、3コマずつのパーツは起動輪に巻きつけま す。

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履帯を接着したら、ぐらついていた転輪と車体がしっかり固定しました。

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フェンダーを取り付けると履帯の奥が塗れなくなるため先に塗っておきます。オキサイ ドレッドのサーフェイサーを塗り、車体の奥まる部分はオリーブグリーン(XF-58)で、履帯はブラック(XF-1)とレッドブラウン(XF-64)を調 合した焦げ茶色を塗りました。

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フェンダーの下側もオリーブグリーンを塗ってから取り付けました。
エッチングパーツの支持架や把手を瞬間接着剤で付けました。
スプリングなど金属部分は、塗料の食いつきをよくするため、金属プライマーを塗りました。

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「リボン」で描かれた各アングルのMk.VI と見比べながら、エッチングパーツは最小限のものを使い ました。

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ライトの上の△部分もエッチングパーツでしたが、小さすぎるのでプラバンで。

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マホガニーのサーフェイサーを吹き付けた後、エアブラシの届きにくい隅の部分をオ リー ブグリーン(XF-58)で筆塗りしました。

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組立て説明書の色指定では、基本のカーキグリーンと迷彩のダークグリーンは、どちら も2色の調合になっています。面倒なので(^_^;)迷彩の濃い緑を混色せず1色にしたかったので、オリーブグリーンを選びました。ダークグリーン(XF-61)は 暗すぎるし、ダークグリーン2(XF-81)はくすんでいるので。
基本色は、オリーブグリーン:フラットイエロー (XF-3)=2:1の割合で調合しました。計量スプーンは『中』の大きさで、4杯:2杯。(迷彩塗装すると、ボックス絵のような明度差が出なかったので、4:3か、4:4で黄 色を多くしたほうが良かったかも。)
新兵器・静電気防止の
クリーニングブラシを購入したので、 さっそく塗装前に綿埃などを払いました。これは簡単で便利。

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調合したグリーンをエアブラシで塗装したら、先に塗った奥側のオリーブグリーンも消 え てしまって、あまり意味はなかったか?
履帯を焦げ茶色
レッドブラウン(XF-64)とブラック(XF-1)〉で、転輪のゴム部分はラバーブラック(XF- 85)を筆塗り。

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迷彩は、オリーブグリーンを筆塗り。瑞鶴などの大戦末期の日本空母のよう (^_^;)。

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実車は、砲塔のライトの下からコードが配線され、「リボン」でも描かれてい るので、緑色の伸ばしランナーを適度な長さに切って取り付けます。
ここで失敗に気づく。ライトの組み立ては、後で内 側をシルバーで塗り、透明レンズを接着するつもりで、先に
外側のリング状のパーツを接着 し塗装までしてしまいましたが、レンズの直径が大きいので嵌め込めません。組み立てる順番を間違えました(>_<;)。

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レンズの厚みがあり、ライトの接着部分をばらすことが困難なため、エルフ社のライトセットか ら薄いレンズを入れました。
の 把手と車体の接合部分では、1mmにもないエッチングの小さい
リベットを瞬間接着剤で付けようとしたら、タップリ付きすぎて盛り上がってしまいま した。

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プラスチックのミラーの支柱は、0.4mmの真ちゅう線に取り替え。

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工具の留め具もエッチングパーツ。

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本体のエアブラシ塗装後の順番は、
〈1〉迷彩を筆塗り。
〈2〉モデルカステンの校章を貼る。
〈3〉つや消しトップコートをスプレー。(吹き方にムラが出て、乾燥後 に白っぽくなったところもあるが、かえって土埃を被ったように見えて、ウェザリングした感じになった)
〈4〉タミヤエナメルのブラックで墨入れ。
〈5〉
別途塗っておいた工具類を接着。
〈6〉タミヤウェザリングマスターで土埃等の汚れを表現。

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マフラーは、パーティングラインがはっきり出てしまったので、ピグメントでサビ表現 を出しましたが、ウェザリングがあっさりした他の部分と比べてリアルになりすぎた感じがします。




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