II号戦車F型
(リボンの武者)
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《 製 作 過 程 》
(部分ごとに解説しているので、組み立て、塗装などの順番が前後
しています。)
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タミヤのミリタリーミニチュアシリーズ初期のN0.9、 II号戦車F/G型。パーツ数が少ない分、ディテールは大幅に省略されています。
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「ピクトリアル ドイツ軍戦車」(アルゴノート社)より、イギリス軍に捕獲された II号戦車F型。タミヤの II号戦車F/G型は、この写真がモデルのようです。ちなみに、西住家の II号戦車F型とは雑具箱やジャッキなどの配置が異なっています。 |
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・車体に一体成型されたフックは、フックの形に見えないので、タミヤ II号戦車A-C型(MM35292)のパーツを使いました。
・荷箱の留め具は、ボイジャーモデルのエッチングパーツを使用。 |
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ボイジャーモデルのドイツ軍用車両工具箱用の留め具。以前作ったパッションモデルスのOVMクランプセットより簡単な、折り曲げて接着するだけで留め具に見える超簡単工作。 |
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・クラッペ(グレーのパーツ)もA-C型から持ってきました(いずれ II号B型でヴァイキング高校仕様を作るので、不要になるクラッペを使用)。
・○印の部分は、一体成型されたフックがあった所で、削り取った後の画像。
・塗装を終えてから気づいたのが、○印の突起。実は把手を省略したものでした。く〜、写真やイラストなどと比べて早く気づいていれば真ちゅう線で作ったのですが、遅かった。
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バリがあったノテックライトは、タミヤのIV号戦車車外装備品セットと交換。 (緑色はマスキングゾルで、塗装後に剥がしてパーツを接着するため。) |
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もともとはモーター走行です。ギアボックスの穴は塞ぎませんでした。
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エンジンスリットから空っぽの中が見えるため、黒の厚紙を入れてみました。
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・オキサイドレッドのサーフェイサーを吹いた後、車体色は III号戦車J型と同じ、ダークイエロー(XF-60)とイエロー(XF-3)を4:1 の割合で調合。 ・黒森峰の校章は、モデルカステンのガルパンデカールVol.5より。
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・履帯は、モデルカステンの可動履帯SK-25を使用。しかし、起動輪の歯のピッチが合わないため、ヴェスペ(MM35200)の起動輪と交換。
・履帯は面倒なピン刺しではなく、はめ込み式ですが、外れやすいので、車体取り付け時には接着して固定します。ランナーに書かれてある(1)(2)の数字に、特に意味は無いみたい。
・←印は、一体化しているピンで、転輪取り付け時に外側と内側(長い)を間違えないように注意。
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・左がヴェスペ(塗装済み)、右が元の II号戦車F/G型の起動輪です。
・履帯は、上からモデルカス
テン(マホガニー色のサーフェイサー塗装済み)、ヴェスペ(サーフェイサー&メタリックグレイXF-56塗装)、F/G型(無塗装)。
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一旦は塗装までしたヘッドライトでしたが、透明レンズ付きのライトを「あみあみ」で見つけ、購入。
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ライトの直径は、ほぼ同じものを選びましたが、奥行きは、ちょっと短いです。よく折ってしまうため(^_^;)、0.3mmの真ちゅう線を入れました。
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エルフ社のフロントライトセット(35002・7組入り)。あとで、大小8組セットの35001と、ソフトスキン車両用の24組セットの35003も購入しました。初期のタミヤや東欧のキットは、シルバーを塗るだけのライトが多いので、リアルさが出せます。
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《 ヴ ィ ネ ッ ト 製 作 過 程 》
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台座は、100円ショップで購入したフォトフレーム。
レイアウトを考えてみました。斜めに配置すると動きが出るように見えるのかな。
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厚さ0.5cmのスチレンボードをフレーム内に木工用ボンドで接着。
側溝に落ちたという状況設定。
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側溝の蓋は厚さ1.2mmのプラバンで、長さ1.5cm,幅1.1cm8枚を切り、持ち手の溝を彫りました。蓋の両側は、1mmと2mmの角棒で、溝の側面は0.3mmのプラバンです。
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周囲のフレームにマスキングテープを貼り、内側のスチレンボードの上に紙粘土を3〜4mmの厚さで塗りました。
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・全
体をオキサイドレッドのサーフェイサーを吹きました。 ・側溝はホワイト、道路は薄いグレイを筆塗
り。 ・地面は、マットメディウムにレッドブラウンとバフ(XF-52)を混ぜて筆塗りした上に、ドリップコーヒー(濃い茶色)と、紅茶の出がらし(薄茶色)を茶
こしで振りかけました。 ・水性トップコートをスプレーし、固定しました。
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・II
号戦車の車体下部はフラットアートで、土埃を被った感じを出したので、地面の方も、薄くフラットアースを吹き付けました。 ・側溝の隙間から生える雑草は、トミックスやカトーのカラーパウダーのグリーン系を数色混ぜてマットメディウムで固着しました。 ・側溝の水が地面にかかって
濡れた感じを出すため、木工用ボンドにレッドブラウンとブラックを混ぜて色の違いを出してみました。道路にも、水が撥ねたように木工用ボンドを塗ってみま
したが、撮影の角度の関係か、反射が見えないですね。 ・履帯の跡を出そうと、余った履帯に薄めたタミヤエナメルのブラックを塗って道路の方に押し付けましたが、跡が上手く出来なかったため、細筆で描き加えました。
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モデリングウォーターを流し込み、蓋を入れました。 履帯が踏んだ跡が上手く出来なくて、焦げ茶のコーヒーかすを乗せたりしました。
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地面の高さは7〜8mmです。 小梅ちゃんの手前のほうが空いていて、高めの雑草とか、空き地によくある山積みされた角材とかを考えてはいましたが、ここで力尽きましたm(_ _;)m
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III号戦車J型と並べてみました。小さいですね。
ところで、III号戦車の製作画像は、この写真と色が違っていますが、背景の色や明暗の違いで、カメラのオート撮影機能が勝手に判断してしまうのだろうか? II号戦車とも、車体色は同じ調合割合です。
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