III号突撃砲G型 (継続高校)
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《 製 作 過 程 》
(部分ごとに解説しているので、組み立て・塗装などの 順番が前後 しています。)

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車 体側面に増加装甲の丸太を配置した III号突撃砲G型フィンランド軍仕様(タミヤMM35310)。アニメでのザウコフ防盾や上部転輪(後期仕様)など、パッと見でも、細かいところでも 違っているので、いかに劇中仕様に近づけるのかが課題でした(なるべくカネをかけたくない(^_^;))。

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各キットから継続高校仕様のパーツを探し出しました。
□ III号突撃砲G型初期(タミヤ MM35197)(参考のため。他校の保有車両にしようと元々持っていた)
□ 7,5cm Pak40対戦車砲 後期型 w/降下猟兵 アンツィオ1944(ドラゴン DR6250)
□ III号戦車J型 北アフリカ戦線(アカデミー 13531)
□ 戦車回収車 ベルゲティーガー(P)(ドラゴン DR6226)

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アニメでは上 部転輪が穴あきの後期型で、フィンランド軍仕様では前期型だったので、造形ディーラーの「あらあらこまった堂」さんから3Dプリント製の後期型を取り寄せました。ところが、1か月ほどし て、amazonで III号戦車J型(アカデミー)が4000円を切る価格に値下がりしたので購入したら、パーツの中に後期型も 入っていました。勇み足だったか(>_<;)。
(A)III号突撃砲用全鋼製上部支持転輪(後期)《あらあらこまった堂》
(B)上部支持転輪(後期)《アカデミー》
(C)上部支持転輪(リブ入り)
(D)上部支持転輪(前期)=タミヤ・35197&35310と同じ

今7月現在、あらあらこまった堂さんの転輪の在庫がないので、当時(今年2月)としては思い立ったが吉日の判断ではあったのですが。

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マズルブレーキは、真円ではなく、横長の六角形で、「7.5cm pak40 アンツィオ(おぉっ!)1944年」に3種類のマズルブレーキがあるので、新たに購入。

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数 年前、黒森峰の戦車回収車を作るつもりで購入していたベルゲティーガー。パーツの中に III号突撃砲のランナーが入っている(一部のパーツ〜機銃〜をベルゲティーガーに使う)。このランナー、III号突撃砲後期型のパーツで、ザウコフ防盾がある ではないか(^_^)/ そして、のパーツは(裏側になっているが)キューポラ周囲に取り付ける跳弾板である。砲身も使います

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G型初期(MM35197)の防盾構造を参考に、ザウコフ防盾に置き換えます。

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砲身の先端をカットして、六角のマズルブレーキを接着しました。車体に仮組みしてみた。

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3本の丸太を留めているベルトが丸太と一体化しているので、削り落として、エバーグリーンのプラ棒に替えます。

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ノコギリでスッパリ切ったような先端は、アニメでは斧で四方から切り倒したようにギザギザなので、タミヤのエポキシパテを盛りつけました。固まったら、デザインナイフで削ります。

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丸太は白樺の幹です。縦に彫り込まれている筋を埋めるため、タミヤパテ(ホワイト)をたっぷり塗りました。そのあと、デザインナイフで横にランダムに彫り込みました。

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《塗装》
順序が先に飛びますが、車体本体に冬季迷彩でタミヤアクリルのホワイト(XF-2)をエアブラシ塗装した時に、白樺のほうも一緒に塗装しました。幹に平行 にある模様はデザインナイフで傷を入れて、そこに黄土色系(サンドイエロ+ホワイト、サンドイエロー+ブラック)を薄く筆塗り。
3本を縛るベルトは、エバーグリーンのプラ棒(幅0.75mm,厚さ0.25mm)を周囲に接着。

《車体側面への取り付け》
赤●で示した車体との接触箇所にタミヤセメントで接着しましたが、車載工具を取り付けたりしているうちに、ポロッと取れてしまい ました。側面やフェンダーに接触せず、ほとんど接着剤が付いていなかったのです。そのため、青色の■■に2枚重ねにしたタミヤのプラペーパー(厚さ0.1mm)に流 しこみタイプを塗り(薄いプラペーパーが溶けて強力な接着になる)、側面に押し付けました。これでガッチリくっつきました。

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ベルゲティーガーのランナーに入っていた跳弾板(グレー部分)はキューポラの前だけなので、ポリエステルパテで、後ろまで盛り付け、形を整えました。

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ペリスコープはセミグロスブラック(XF-18 半つや、X-1は持ってない)で塗って、幅2mmのマスキングテープを貼ります。

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冬季迷彩など、塗装が全て終わったところで、マスキングテープを剥がしました。ペリスコープの窓がそれらしく見えます。

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後ろの大型雑具箱の高さ(A)が低く、真下になる吸気口カバー(B)の上に浮いてしまいます。この画像は薄く削った後で、前方の吸気口カバー(C)より1mmほど削りました。
また、雑具箱の底の出っ張りがヒンジ部分と干渉してしまうため(5mm前に取り付ければ干渉しない)、削りました。

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履帯の上の部分、戦闘室とは仕切りがないので、0.3mmの目盛り入りプラバンで塞ぎました。黒色は瓶入りサーフェイサー(ブラック)を筆塗りして影を入れたところです(グレーの塗装の時にほとんど消えてしまいましたが)。

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III号突撃砲エッチンググリルセットを使いました。

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牽 引ワイヤーの固定クランプは、モデルカステンのアフターパーツ(A-7)にあるのですが、入っている個数がわからず(いくつも買うのは……)、何かない かなと探したところ、アカデミーの III号戦車に牽引ワイヤーが入っていました。今後作る予定のエリカ車にはワイヤーは搭載してないので、これを流用します。この III号J型には、短砲身と長砲身(エリカ車)の2種が入っています。

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2種類のうちの、このワイヤーも不要パーツ。これも使います。

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ワイヤーの先端は、アカデミーのは細くて弱々しいので、タミヤのIV号戦車 車外装備品セット(35185)から。ワイヤーの方を少し削ってクランプを挟むと、クランプが薄く見えます(ズベズダのパンターD型での知識)。

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付属の紐の長さ(プラ部分を除く)は14.5cmにしました。

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丸太を仮置きしてワイヤーの長さを確認したら、かなり緩く見えたので、5mm短く切りました。しかし、迷彩など塗装後に取り付けたところ、きつくなってしまいました。

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継 続高校の校章デカールは「Vol.9」から、正面の増加装甲には(B)を、雑具箱の上は(A)を使いました。継続高校の校章のある「Vol1改」と 「Vol.4」には(B)が無くて、(C)ではちょっと小さいのです。
エリカの乗る III号J型のパーソナルマークもあるので、いずれ作るつもりです。

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白の迷彩塗装もするため、何重にも厚ぼったくならないよう、サーフェイサーを使わず、Mr.Hobbyの大洗グレーII(IV号戦車あんこうチーム専用…なのに未だ1個も作ってない(^_^;))を下地代わりにエアブラシ塗装しました。
校章デカールを貼りました。

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後ろも綺麗にできました。ウェザリングするのがもったいない(^_^;)。デカールを貼った後、水性トップコートで、デカールを保護します。このグレー、かなり濃く見えたのですが……。

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ホワイト(XF-2)をエアブラシ塗装したら、全体的に明るくなりました。

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迷彩は、アニメではもっと細い筋が縦横に施されていました。エアブラシを細吹きに調整できましたが、大雑把になりました。その後、もう一度つや消しトップコートで保護。

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起動輪などは、別々にエアブラシ塗装しました。

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車外装備品はランナーに付けたまま、こちらは筆で塗装しました。

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《車体本体の組立後の手順まとめ》
・大洗グレーでエアブラシ塗装。
・校章デカールを貼る。
・水性トップコートで保護。
・タミヤアクリルのホワイトで冬季迷彩。
・再び水性トップコートで保護。
・タミヤエナメル(ブラック)で、奥まったところやスジボリ部分などに墨入れ。
・丸太を接着。
・車外装備品の接着。
(このとき丸太が取れてしまう)
・丸太を接着し直す。
・スノーパウダー(粉雪・細目)をマットメディウムで付けていく。
・ベルト履帯はサーフェイサー(ブラック)をエアブラシ塗装。部分的にホワイトをエアブラシ塗装し、雪が被った状態に。スノーパウダーを付けた。
・履帯の取り付け。瞬間接着剤で上部転輪とくっつけて、フェンダーとの間に厚紙を挟んで固定する。

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履帯の模様の向きはアニメと同じで、実車とは逆向きです。




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