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表演工作坊『夢のような夢』(《如夢之夢》 頼声川作・演出)舞台写真
『夢のような夢』は、2000年5月18、19日の二日間、台湾台北・国立芸術学院(現、国立台北芸術大学)戯劇庁で、同学院戯劇学群卒業公演として初演された。この劇は、上演時間が八時間以上におよび、初演は二日がかりであった。その後、2005年4月〜5月に頼声川が主宰する表演工作坊により表演工作坊創立二十周年記念公演として台北・国家戯劇院で再演された。この公演を観た私は、帰国後『シアターアーツ』2005年夏号に劇評を発表したが、その際表演工作坊に舞台写真を求めたところ、頼声川自身から7枚の写真が電子メールで送られてきた。『シアターアーツ』では紙幅の都合で一枚しか掲載できず、しかも白黒で舞台の美しさが表現できていたとはいえなかった。私のパソコン内に眠らせておくのは惜しく、また雑誌公表用に送られてきたものであるため、ここに掲載する。最初の四枚の撮影は王志偉、残り三枚は王錦河である。
観客を取り囲むように演技がおこなわれる。