『声なき絶叫
: 早大生・川口大三郎君追悼集』
(早稲田大学第一文学部11.8川口大三郎君追悼集編集委員会編 早稲田大学地方文化研究会発行 1973.11) 全文(PDF)
川口大三郎君に近い者が編集したと思われるが、革マルのテロを警戒して氏名はすべて伏せられており、実際に誰が編集したか現時点では不明。発行元の早稲田大学地方文化研究会も架空の団体と思われる。東京大学社会科学研究所所蔵。
目次 声なき絶叫〈川口大三郎君追悼集〉
発刊に当っての序
9
「11.8」の事実経過
《昭和四十七年十一月八日・十一月九日》 17
川口大三郎君遺稿集 29
I 高校時代の苦悩
特に受験制度に生き抜いた川口君 31
U 川口君が生命の、精神の糧としていた「山」―「自然」 34
V 日常生活における川口君の人間性
44
IV 川口君の文学的世界 55
V 川口君の入学当時の日記 59
Y 学費値上げ反対斗争における川口君 80
Z 川口君の部落(人間)解放、差別解放斗争
91
[ 川口君の大学自治会論 93
IX 権力斗争にみられる不屈の川口君 96
高校時代の学友からの「怒り」と「悲しみ」の声 99
川口君の級友からの革マル糾弾の声
106
I 一文二年J組統一声明(学生葬声明文より) 107
U 故川口大三郎君を偲ぶ 111
V あいつを本当に死なせたくない 115
W 一九ヶ月の大学生活を生き抜いた川口君
117
早稲田大学第一文学部自治会執行部からの新入生に向けてのアピールより 129
早稲田大学サークル雑誌「人間」=川口君追悼号より
134
第三次早大斗争事実経過報告
「虐殺の杜・早稲田」を怒りの炎で焼き尽くせ 143
川口大三郎君の生後二〇年間の歩み 178
あとがきにかえて 183
編 集 後 記 186
表紙…………川口君の山のスケッチより