(1999/07/16更新)
初めての北海道 13 スナップ-2 |
道東のそのほかのスナップ、その2。 その1から写真は通過順に並んでいます。 |
![]() 大きく張り出した岩の奥に見える鉄格子の向こうの暗がりにひかりごけが生えている。 ひかりごけはそれ自体発光しているわけではなく、レンズ状の構造物が入射光を反射して光って見えるということで、必ず明かりを背にして見なければならない。指定の位置に立ち、しゃがみ込んで高さを調整し、かなり正確に位置を合わせなければ光って見えないが、所定の位置ではハッキリと光る。地味だがなかなか面白い。 |
![]() ただしこれは見てのとおり白いビニールに覆われている。緑の牧草地に白い巨大な繭。まるでエイリアンの卵のような眺めが面白い。 牧草ロールもくるくると丸められたまま放置されているものは意外に少なく、大抵は黒いビニールに覆われていて風情がないのであった。白いものはここでしか見なかった。白と黒の縞模様というのもある。 ビニールで覆うというのは雨に濡れるのを防ぐ意味合いだろうか? |
![]() このダートのずっと先に十勝牧場展望台があり一般に開放されている。展望台というほどの高さでもないが、周囲には延々牧場が続き、馬が草を食む。遠く石狩山地の山々を望む。 |
![]() 山奥に突然、宇宙基地のような高層ホテルがにょきにょきと建ち並び驚かされる。まるでジオラマだ。 ここに寄ったのは世界的な建築家・安藤忠雄の「水の教会」があることを北海道に渡る直前に知ったからだ。これでも一時は建築家を志していた身。せっかくだからこの目で見ておこうと思った。 ところが道を走っていれば、なにかトマム全体の案内があると思いきやなにもなく通り過ぎてしまったのであった。 |