(1999/07/13更新)

初めての北海道 06
屈斜路湖



 北海道ツーリングにおいて湖は外せないポイントだ。
 東西26km、南北20kmという大規模な屈斜路カルデラの西部に位置する屈斜路湖は、雄大な眺めや湖岸に多数存在する温泉などなにかと楽しめる。
 上陸前の予定では1日で屈斜路湖と摩周湖、そしてここから西南にある阿寒湖,オンネトーを見てまわるつもりであったが、これは少々無理であった。宿泊地にもよるが、屈斜路湖と摩周湖を東西から眺めるためには丸1日あてたい。



所在地:北海道弟子屈町
撮影日:1999/06/22(火)
Digital Camera:FUJIFILM DS-8
Camera:Canon EOS100QD + EF28-80mm, EF80-200mm, Tokina AF 235II
Scanner:HEWLETT PACKARD PhotoSmart
Re-Touch: Adobe Photoshop 5.0, Jasc Software Paint Shop Pro 5
◎の画像をクリックすると800x600の大きな画像が表示されます。



屈斜路湖1[49kb]  美幌峠からの屈斜路湖の眺め。
 R243を美幌(びほろ)の街から南下すると、屈斜路カルデラ外輪山の鞍部にあたるこの美幌峠を越え、屈斜路湖畔に下っていく。
 峠の標高は490m、湖面標高は121m。400m近くの標高差をもっての眺めは圧倒的だ。視界いっぱいに屈斜路湖が広がる。
 湖の中央に浮かぶのは周囲約12kmの中島。二重式火山である。◎
 美幌峠の支柱を中心に、ひっきりなしに観光客が記念写真を撮っていく。
 峠には広い駐車場と土産物屋があり賑やかだ。ジャガイモを3つ串に刺して揚げたジャガイモドッグを1本食べればもう満腹である。
 北海道の主な峠にはたいてい展望台があり、土産物屋ではジャガイモやとうきびや牛乳やソフトクリームなどを売っているので休憩にいい。
屈斜路湖パノラマ1[25kb]
 美幌峠からの180度パノラマ。
 上の2枚の写真と同じく、駐車場から石段を上がった展望台からの眺め。実物は写真より全然素晴らしい。
 湖の展望だけでなく、この背後にもなだらかな丘が続き360度の大パノラマが広がる。◎
屈斜路湖2[53kb]  R391から分岐する道道102は外輪山を登り北東から湖面を望む。その藻琴山展望駐車場からの屈斜路湖。
 美幌峠の雄大な眺めと甲乙つけがたいが、こちらはより変化に富んだ眺めである。
 湖に落ち込む斜面には絨毯のように笹が茂っている。道をさらに登ったところにもう1カ所、藻琴山小清水高原展望台があり、こちらの眺めもなかなか。道道102は眺め美しく、交通量は少なくお薦めである。◎
屈斜路湖パノラマ2[34kb]
 上の写真と同じく藻琴山展望駐車場からの180度パノラマ。
 この眺めに、仕事の途中ここに立ち寄ったらしい若いお父さんが「綺麗だよお」と携帯で電話していた。相手は家で待っている小さな子供らしい。すっかりデレデレの声なのである。この眺めを見せたいと、いかにも残念な様子であった。◎





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