ヤマボウシ 5.20 last updated 季節の木のみ改訂           

 「季節の木」の体裁を変えて、木の同定の際に使い易くなるように工夫しました。季節の木に入ってご覧下さい。
 「木々の移ろい」のホームページアドレスは変わりませんが、画像は総てgeocities に移動しました。したがって、ホームページ以外から入られる方は、リンク先のアドレスを御変更下さい。
ホームページ 季節の木 トピックス 木のリンク 巨木探訪 巨木リンク
樹木図鑑(50音順・科名別) −約850種の木の花や実の写真があります
巨木図鑑(地域別)  −約500本の巨木の写真があります

 このページでは、一年を通じて次々と開花する身近な木の花や、 紅葉・木の実等をご紹介し、また、 私や仲間の訪れた全国各地の巨木の写真を載せています。
 木々たちは、まだ寒い冬のあいだから芽を出し、 早春から初夏にかけて蕾を育て花を咲かせ、 やがて青々と葉を茂らせて太陽の恵みを受け,幹を太らせ枝を伸ばします。 そして、晩秋となり太陽が低くなると、つかの間の紅葉を残して葉を落とし、 ひっそりと次の一年に備え始めます。
 このようにして数百年、自らの営みを繰り返しながら、 人々の暮らしを見てきた巨木たち。 縄文・弥生の時代から人々の営為を見続けてきた巨木の前に立つと、 人類の過去と未来に思いを巡らせてしまいます。 人類はいつまで栄え続けられるのだろうか。 我々は人類の未来に残すべき大切な遺産を消費し尽くしつつあるのではなかろうか。
 巨木は、日常の感傷からさらに時間軸を広げて遠い未来に思いを馳せさせてくれます。

 木々の花の写真や、巨木の写真を説明と共にメールでお送り下さい。 お名前を付けて掲示させていただきます。

                         あなたは1997.7.1以来 人目の訪問者です。


季節の木 2.4 last updated ここをクリックしていただくと、約850種の木々の花や実が見られます。

 退職という人生の節目を越えるために、2ヶ月のお休みを頂いた。振り返って、39年にわたる教育・研究生活を恙なく過ごせたのは、恩師・先輩・仲間・友人・学生さん達、そして家族のお陰であると、しみじみ思う。それに対して報いるには、元気である限り未来のために微力を尽くしていくことしかないであろう。
 この2ヶ月余りの間に、沢山の美しい写真と文章を送って頂いた。次々とご紹介したい。今回はまず、本州ではあまり見ない、小笠原と沖縄の木々をご紹介しよう。しばらく小笠原に残留することに決めた玉田さんと、沖縄をこよなく愛する中島さんから届いている写真である。一方、本州の南部でよく見る、カジイチゴとヒノキバヤドリギを、ちゆきさんと野坂さんからそれぞれ送って頂いた。また、東京の安田さんからは、ベニバナエゴノキの可愛いピンクの花が届いた。私からは、最近人気の高いモッコウバラ、野山でよく見るスイカズラをご紹介した。
 5月は若葉の季節であると同時に、木々の花の豊富なときでもある。公園を歩くと、トチノキ、エゴノキ、ユリノキ、ヤマボウシ、センダン、ニセアカシヤなどが迎えてくれる。小さい花だが、クスノキも今満開である。そしてやがてウツギの季節を迎える。場所によってはもうハコネウツギやヒメウツギが満開になっている。山ではタニウツギが美しい。
 教育基本法は、国の将来を左右する理念を含んだ、憲法にも匹敵する大切な法律である。明治23年に発布された「教育勅語」は50年余にわたって、戦前の教育を規定した。戦後は、昭和22年に発効した「教育基本法」が60年にわたって我が国の人作りの基本となってきた。次の半世紀の基本理念をきめる法律であればこそ、深い思慮と高い理想に基づいた議論が必要である。拙速などは許されないであろう。





タチテンノウメ
(4/20)
オオバシロテツ
(4/13)
オガサワラグミ
(3/2)
クロツグ
(5/10)
サルカケミカン
(5/10)





ヒノキバヤドリギ
(4/29)
カジイチゴ
(3/28)
ベニバナエゴノキ
(5/10)
スイカズラ
(5/18)
モッコウバラ
(5/3)
今咲いている木の花・実





ユリノキ
(5/24)
トチノキ
(5/16)
タニウツギ
(4/30)
オオデマリ
(4/28)
クスノキ
(5/15)





エゴノキ
(5/9)
センダン
(5/15)
ヤマボウシ
(5/17)
ジャケツイバラ
(5/20)
ウツギづくし
(6/4)

巨木探訪 1.4 last updated ここをクリックしていただくと、約500本の巨樹が見られます。

 慌ただしい師走で、改訂の時間をとれず、早くに投稿していただいた方に申し訳ないという思いが随分とプレッシャーになった。新年に来た娘家族が帰ってようやくの改訂である。
 北海道からは西村さんの「黄金山のイチイ」がいつもの解説と共に届いた。北海道の巨木の27本目である。奈良のMukaiさんからは、奈良近郊の社叢に生える杉の写真を頂いた。「奈良県・天川の巨木たち」も送って頂いているが次回の楽しみとしよう。栃木県で旺盛に写真を写しておられる寅五郎山さんからは、粟野町の大きな榧の木を送って頂いた。いずれ劣らぬ巨木である。同じ栃木県の熊ちゃんからは、初めてのメールで、日本第2位の幹周を持つカヤの木の写真が届いた。松村さんからは、沢山の近郊の木を送って頂いているが、今回は京都市内知恩院にある巨木を一つご紹介した。高校同期の西野さんからは、久しぶりに、宮城県の「相川のサイカチ」を送っていただき、嬉しかった。
 福岡のRedbaerさんからは、ビックリするようなムーミン楠の写真を送っていただいたが、掲載が遅れてしまった。Redbaerさんはとても素敵な巨木のHP「巨きな樹に会いたい」を作っておられる。是非ご覧下さい。
 私は、昨年9月に阪大の山東さんに連れられて、京北町の巨木を巡ったが、その成果の内から2つをご紹介した。山東さんが発見された「片波西谷の大栃」と「下黒田の伏条台杉群」である。伏条台杉群の中には、載せたい木が沢山あるが、今回は代表として平安杉を掲載した。京都にこんな木があったのかと、驚くような巨木である。





黄金山のイチイ
 北海道浜益村
氷室神社の杉群
 奈良県天理市
下部神社の杉
 奈良市都祁
清滝寺のカヤ
 栃木県粟野町市
粟野のカヤ
 栃木県粟野町





五所八幡宮の大楠
 福岡県古賀市
片波西谷の大栃
 京都府京北町
下黒田の伏条台杉−平安杉
 京都市京北町
知恩院のムクロジ
 京都市左京区
相川のサイカチ
 宮城県登米市東和町





蒲生の大楠
 鹿児島県蒲生町
万正寺の大カヤ
 福島県桑折町
野間の大ケヤキ
 大阪府能勢町
杉の大杉
 高知県大豊町
竜泉寺の大カヤ
 栃木県足利市



感想やご助言を楽しみにしております
梶本(kajimoto@home.email.ne.jp)にメールをお寄せください。