サーキット復帰計画書(?)

 

 …などと、ひたすら重々しく展開してしまいましたが、正直なところ、半年以上にもわたる活動休止状態にもう我慢できなくなった!というのが本音です(笑)。わざわざサーキットに足を運んでいながら、ただ他人の走りを見ているだけなんて、まったく性に合わないと痛感しました。そもそも、活動休止宣言の一番の目的は、「活動資金」をしっかり貯めることでしたので、そろそろOKかな、というタイミングでもありましたし。


 その活動休止期間中、サーキットに復帰する際の車両の選定にはじつに多くのクルマが候補に挙がりました。FFへの原点回帰…、四駆の世界への挑戦…、NewFD3Sへのステップアップ…。しかし、結果的には現在の愛車である4型のFD3Sを再び駆り出すこととなりました。(ホントに紆余曲折あったんですよ…)

 とはいえ、購入直後から度重なるサーキット走行で酷使に酷使を重ねたマイFDを、わずか半年余りの休養から再び激走の最前線に引っ張り出すには、若干なりともケアをしてやる必要があるというものです。というわけで、「サス以外フルノーマル」というポリシーを崩す項目もありますが、次に挙げるパーツを替えます。


 
● タービン交換(純正品) … セカンダリー不調のため 7/9 completed!!
 
● マフラー交換(マツダスピード製) … 異音発生のため 7/11 completed!!

 それに加えて、次のパーツを新たに採用してみる予定です。

 
● TAKATA製・4点シートべルト(センターバックル式) 7/17 completed!!
 ● RAM’S製ブレーキパッド 
10/2 completed!!
 ● 4輪競技用ヘルメット(メーカー未定)



 これに伴ない、ランティス時代から使い古した赤いサベルトの4点式はこれにてお役御免。希望者には譲渡可能ですよ。
(落札者決定しました!) 
 それと、誰かヘルメットのカラーリングの上手な業者さんを知りませんか?過去2度にも及ぶ自作カラーリングを卒業し、今度こそキレイな
「ネルソン・ピケ仕様」に彩りたいと思っています。


 クルマに関してはまあこのくらいですが、自分自身のさらなるドライビング向上と、サーキット走行活動の拡大展開に向け、今回の復帰にあたっては以下の
新しいコンセプトを掲げたいと思います。
 
1.マツダ系走行会以外への参加  (己を知る)

2.理詰めの細かいセットアップの探究 (クルマを知る)

3.マツダスピードのアピール (現実を知る???) ←謎

詳細については実行計画とともに追々明らかにして行きます。
ひとまず、これからもよろしくお願いします。


ただいま着々と準備中…
来ました  (7/17)

TAKATA
 SAFETY HARNESS
 MPH−340 (FIA authorized)

 センターバックル式の4点ベルトの良さはLEAD走行会のマジョーラFDで痛感しました。無理なくカラダをしっかりと固定できるんです。いつもギチギチに締付けるワタシには最適。…てなわけで、専門誌でさかんに宣伝しているタカタの3インチモデルに決定。
 なるほど幅がゆったりとしていて装着感が良く、ベルトの長さもちょうど良し。写真ではあまりわかりませんが、このグリーンは光沢も鮮やかで結構質感があります。
 サーキットでのインプレッションが楽しみです。ちなみに4本ともボディへの固定はアイボルト方式になっています。

…装着しました (7/11)

MAZDASPEED
 SPORTS SOUND
 MUFFLER TYPE−2

 ついに純正マフラーの「コワレた」サウンドともお別れです。MSタイプ2はバフ仕上げのサイレンサーの外観も良し、音量も控えめで問題なし。
 それにしても中低速でのパワー感はかなり上がりました。右左折時のアクセルワークには少し気を遣います。ひょっとすると新車時のパワーに戻っただけかも知れませんが…。
 ある意味で不本意なんですが、これで単純にMINEのマイFDタイムは1秒くらいは短縮しそうです。目指せ48秒台!

…交換しました (8/7) NEW!!

MAZDA Genuine Parts
 FRESH AIR DUCT
 
 サーキット走行時には必ずといっていいほど排気温度警告灯とニラメッコになります。そこで、少しでも吸気温度を下げるため、大掛かりな熱ダレ防止対策が施こされた最新RX−7(5型)のパーツを導入しました。
 このエアダクトは従来とフレッシュエアの吸気経路が変更されています。
 4型バンパーはナンバープレートウラからのフレッシュエア経路こそありませんが、直下に位置するラジエターやインタークーラーの熱気の影響を直接受けずに吸気することができます。

…新調しました (10/23)NEW!!

MAZDA Genuine Parts
 FRONT DISC ROTOR
 
 20回ものサーキット走行を経験すると、いかに攻撃性の低いPADを厳選してきたとはいえ、フロントのディスクローター表面には無数の小さなクラックが…。
 だからといって割れることはないと思いますが、ここは安全第一で新品にしました。付け換えた印象は、まずはキレイ、そして、かなり厚い!
 ちなみにこの純正17インチローターは1枚13000円とリーズナブルです。


おまけ


タイヤ
…けっこうキテます
 

 私がサーキット走行用のセットとしてDUNLOPフォーミュラRSVとダンロップカラーのホイールにしてから、早いものでもう2年になります。その後フォーミュラRSVはハイグリップコンパウンド採用の「98スペック」へと進化しましたが、なぜか私のは旧スペックのまま。摩耗が激しい左フロントだけ新品にしたり、パンクした箇所だけ新品にしたりして、4本セットで換える機会に恵まれなかった結果なのです。(予算の都合上というウワサも)

 以前は左右のフロント外側だけ異常に摩耗が進む傾向にありましたが、最近ではそのペースも幾分穏やかになり、さらには、これまでほとんど摩耗しなかったリアタイヤが、内外均一に減るようにもなってきました。これはドライビングの変化が表れているのでしょう。

 で、RSVの摩耗の仕方ですが、ご覧のようにブロックの表面がちぎれるようにムシり取られていくのです…。ちょっとグロテスクですね。
 これでもあと2、3回はイケルと思いますヨ。(表題とはやや違いますが)

ディスクローターの
使用後…
 

 フロントのディスクローターには放射状にスジが入ってしまいました。表面部をよく見るとクモの巣のように細かいクラックがビッシリと…。昨年からすでに確認していましたが、最近になってその進行が一段と早くなり、さすがに不安を感じ始めたので換えてしまいました。
 実際手にしてみるとケッコウ重いんですね、ブレーキローターって。

 鋳物表面部のサビについてはご勘弁を…。