日記帳


プレイバックPART5

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7月5日。
Adobe Photoshop 4.0Jデモ版
で遊ぶ。
実におもしろい素晴しいソフトなんだが、それなりのマシンパワーが要求される。価格もたいへんに高い。近々発売される予定のバージョン5.0ではPower PCでしか動作しなくなるらしい。たしかに僕の機械だと作業が遅く、イライラして辛い。もっと複雑な事をやろう思ったら動かないかもしれない。
でも今のうちに買っとこうかな。8万ちかくするんだが、5.0になったら使えないものな。秋葉原で中古のバージョン2.5か3.0を探すという作戦もあるけど。
サクッとG3マシンといっしょに最新版を買いたいけれど、そんな金がどこにあるんじゃ。


7月3日。
反鼻チンキ。
マムシの皮をはいで日干しにし、その有効成分をアルコールで抽出したもの。
これって滋養強壮剤の中に含まれる成分のひとつなんだけど、いかにも効きそうで試したくなるでしょ。マムシの皮だって。
暑さに弱い体質のせいか、今日の午後はバテバテだったワタシ。ドリンクを飲んで気合いを入れようと、薬屋に行った。「ファイト、一発!」と、リポビタンDを飲もうと思ったんだけど、ちょっと待ちなさい。リポビタンDは150円なんだが、ドリンクストッカーの最上段に五列にわたってズララララーッ!と並んだユンケル黄帝液、398円。値段はやや高めだが(それでも定価の半額らしいが)その名のとおり黄金色の小さな箱に入った小瓶がいかにも「効きます」って感じで力強い。箱を手にとって「成分」の一覧を見てみると「反鼻」だの「牛黄」だの東洋医学(漢方)の物体が液の中に注入されていて、薬好きな僕の好奇心をくすぐってやまない。コンドロイチン硫酸ナトリウムなんて科学式のような名前の成分も魅力的だが、反鼻(マムシの皮)牛黄(牛の胆嚢の結石)などという、原料を想像しただけでも「濃いです」「動物です」「皮です」「内臓です」っていうような成分は、飲む前から効き目が保証されいるような錯覚を与えられてしまう。
で、けっきょく僕はユンケル黄帝液(30ml)を、グイッ!とイッキに飲んだ。
効いたような気がした。


交通反則告知書.免許証保管証(番号*2#3!2?x*)
告知.交付日時 平成10年6月29日午後6時19分
市川警察署巡査部長 ○中 ○香○
反則者氏名 xx ○○
反則車両 普通車 乗用 自家用
登録番号 習志野x○?*○6○
出頭日時 7月13日午前9時
反則日時 平成10年6月29日午後2時49分ごろ
反則場所 市川市大洲3-15
反則事項 放置駐車違反 
無余地場所放置<0時32分間>119の2.1(1)法定45.II
補足欄 駐車車両の右側部分余地2.4m
反則金相当額 15.000円

すべて間違いなく、仰せのとおり私は道路交通法違反を犯してしまいました。
ごめんな。ごめんな。でも、罰金だけはゆるして欲しいのよ、ヨヨヨヨヨヨ、、、。
(駄目か)
あっ、そうだ。後から気が付いたんだけど、ワタシが出頭したのは6月29日です。7月13日ではありませぬ。


6月29日。
George Martin / In My Life
Goldie Hawn の 「A Hard Day's Night」が好みだ。
Sean Connery の 「In My Life」。この人の渋い唄が聞けるのかと思ったら、なんと朗読だった。


6月28日。
話題の「不夜城」を読んだ。舞台は歌舞伎町、すげえ悪人ばかりが出てくる。
自分が生き残ることしか考えていない嘘つき野郎どもが、お互いの腹の中を探りあい騙しあい犯しあい殺しあう。映画のほうはまだ見ていないが、葉月ちゃんが女主人公の夏美役を下りた理由は、李監督との意見が違ったんじゃなくて、自分の演じる女の役柄がどうしても好きになれなかったんじゃないだろうか?


6月15日。
あんまりくわしくないんだけど、コンピューターの話をしてみようかな。いや、僕の使っているアップル.コンピューターの事なんですけどね。最近(去年の夏)、OSがバージョン8になりました。まぁ、単純に考えて初代から数えて8回の改良をくわえたオペレーション.システムの最新バージョンとでも言えばいいのかな。1から2、とか、7から8、とか、数字のケタがひとつ上がるのが、メージャーバジョンアップ。7.1から7.5、とか、8.0から8.1、とか、コンマ以下の数字が上がるのがマイナーバージョンアップと言うらしい。この数字、7→7.1→7.5→7.5.1→7.5.2→7.5.3→7.5.5→7.6→7.6.1→8→8.1、という風に(間にもっと細かい区切りがあったかもしれない)実に不規則に変化しやがるのだ。本当か嘘か知らないが、次期OSはバージョンX、つまり10だという。なんと、9がないのである。
OSのバージョンを改良新発売するときに、メジャーバージョンアップ、たとえば7から8に変わる段階までの細かい改良はコンマ以下の数字でわかりやすく表示しますよ、お客様に親切に。と、いうのならわかる。しかし、7→7.1→7.5→7.5.1→7.5.2→7.5.3→7.5.5→7.6→7.6.1、などという意味のわからない数字の変化はどういうことなのだ?7→7.1→7.2→7.3→7.4→7.5→7.6→7.7→7.8、だとイカンのか?7.5から7.6になるまでは、さんざん気をもたせておいて、7.6.1からイキナリ8になるのはどういうことなのだ?さらには9をとばしてイキナリ10になるのは何故なのだ?開発者たちにだけわかっている自己満足の数字としか思えない。
反して、世界の標準OS、ウインドウズの場合はどうなのだろうか?3.1→95→98。昔の事は知らないが、最近ではOSの発売した西暦の下フタ桁の数字で表わしているから単純でわかりやすい。
95.1とか、95.5.1とか95.5.3などという記念写真の日付みたいななさけないマイナーバージョンアップはなかったように思う(たぶん)
ちなみに僕の使っているOSはアツプルの漢字TALK7.5 ってヤツである。


6月13日。
高村薫の「神の火」を読んでいる。大阪の街の描写が緻密で臨場感にあふれていて実に魅力的である。十三、新斎橋、阿倍野、梅田、新世界、あいりん地区。まるでカメラのファインダーから覗いたみたいに正確な表現だ。
淀川区の神崎川周辺に実際に二年間住んでいたことがある。阪急電車の十三駅近くの中華料理屋には毎晩のように通った時期があって、この小説の主人公、島田と日野が大衆食堂「王府」の湯気にまみれた空気の中でレバニラ炒めを食いながらウオッカをあおる場面なんて、本当にそばで見ているような感覚にさらされてしまう。
高村先生、失礼やがアンタ、やもめの男みたいな暮らしをしたことあるやろ?


6月11日。
フランス映画、「ポゼッション」
この映画は狂っています。
あなたの魂のベクトルがマイナスに転じているときに鑑賞することをお薦めいたします。

6月12日。
イタリア映画(?)、「サスペリア」
「決してひとりでは見ないでください」なつかしの宣伝コピー。
ゴブリンの音楽が秀逸!原色の映像とマッチして最高!
ジェイソンやらフレディやらブギーマンやら、近年の恐怖映画に感じられない「アート」の香りが、、、。



サントリー「モルツ」アワまでうまいキヤンペーン、
よっぽど好評なのだろう。またまたやるそうだ。(昨年から通算して3回目の企画だ)
実は僕、過去の二回で、二度応募して、二度「マイグラスセット」をもらっているのだ。
さて、三回目にあたる今回、240ポイント集めるとモルツスタジャンがもらえるのである。
テレビCMで野球選手たちが着ていたアレね。僕はアレが欲しいのだ。必要なポイントは240。
つまり缶ビールを240缶飲まないといけないのだ。
応募締切は8月31日。今日からあと、85日。一日平均2.82缶、、、。
どなたかご協力していただけませんかね。


6月5日。
「ブルース.ブラザース2000」を見てきた。
観客にオジサンたちが多いのには驚いた。18年前の前作を見た人が、そっくりそのまんま、って感じである。
この作品の中には、それこそキラ星のごとく音楽界のスーパースターたちが出演しているのだが、アメリカの音楽事情に造詣が深くないと、わからないだろうな。僕自身も半分以上は知らないミュージシャンだった。それでもそこそこ楽しめるのは前作を見ているからに他ならない。
たとえば、出演しているミュージシャンの中でもエリック.クラプトンなんかは日本でも比較的メジャーなギタリストだと思うが、現在の高校生なんかだと「誰?このオッサン、???」ってな感想しかないかもしれない。前作を見ているか、あるいは出演者の顔と音楽をどれだけ知っているかで、この映画のお楽しみ度にずいぶん差が出てくるだろう。
で、結果としてお楽しみ度がもっとも高いのが、オジサンたちだった、ということだろう。
となりのフロアーでは今だに「タイタニック」をやっていて、高校生やカップルたちが吸い込まれていくのが象徴的だった。(今日は女性サービスデーで、女と学生は入場料1000円なのだった)


6月4日。
横浜の救援投手、佐々木。今日の巨人戦で日本記録の217セーブポイントを達成した。
8回に登場して9回まで、彼はひとりのランナーも出すことなく、巨人打線をピシャッ!と抑えてしまった。
で、物凄いのが彼の今シーズンの防御率なのである。
0.00!!!
開幕から2か月が経過して15ゲームに登板し、17回を投げた時点での、0.00!
物凄すぎる。
この男がマウンドに立つと、1点も取れないということである。
僕はどちらかというと、巨人の方を応援していたのだが、今日は良いものを見せてもらった。
目の保養になった。


5月24日。
F-1モナコグランプリ。
フジテレビの中継を見ています。午前0時40分現在、トップはミカ.ハッキンネン。
後ろでブルツとシューマッハーが2位争いをしている。ご存じのように、この市街地コースは抜きにくいのだ、と、と、、、。
今、ムリにしかけたシューマッハーが左リアを壊してピットインしてしまった。
、、、残念だ。

僕は異次元のドライバー、ミハエル.シューマッハーが好きだ。
とんがったアゴもふてぶてしい態度も性格がムチャクチャ悪そうなところも完全無欠に速いのも、みーんな好きだ。
今年はマクラーレン.メルセデスが最強だ。10年前のマクラーレン.ホンダの強さを彷彿さ
せるものがある。
シューマッハーよ、来年はマクラーレンに入って全戦勝利を目指してくれ!

(鈴木亜久里の解説はいいですな。今後も続投を望みます)


5月21日。
どうもスッキリしない天候が続いているような気がする。
明日、利根川に釣りに出かける予定なのだが。
天気が良すぎると、かえって魚は釣れないものなのね。水温が上がってしまうせいなのだろう。
深いところに潜ってしまって、なかなかこちらの仕掛けに反応してくれなくなるのだ。
雨は降って欲しくないけど、日本晴れにもなって欲しくない。
ドンヨリ、ドヨドヨドヨ〜ッ、、、と、した空模様を望みます。


5月16日。
北原白秋「雨」

雨がふります。雨がふる。
遊びにゆきたし、傘はなし、
紅緒の木履も緒が切れた。

雨がふります。雨がふる。
いやでもお家であそびましょう、
千代紙折りましょう、たたみましょう。

雨がふります。雨がふる。
けんけん小雉子が今啼いた、
小雉子も寒かろ、寂しかろ。

雨がふります。雨がふる。
お人形寝かせどまだ止まぬ。
お線香花火もみな炊いた。

雨がふります。雨がふる。
昼もふるふる。夜もふる。
雨がふります。雨がふる。


5月11日。
コンビニで見つけたもの。
『厚生省許可特定保健用食品、カルピス酸乳「アミールS」』
ラベルにはこんな但し書きが、、、
『ラクトトリペプチド(VPP,IPP)を含んでおり、血圧が高めの方に適した食品です。』
薬の好きな私のハートに訴えるものがある飲み物なのだ。
これがファミリーマートに売っとるんですよ、190円(税別)で。
牛乳やウーロン茶やプリンなんかといっしょに並んで。
別に高血圧ではないけれど、購入して飲んでみました。スッパイです。
でもね、ビンの大きさといい形といい、本当にそそられる商品なんだな、これが。


4月30日。
伯母の四十九日、田舎に帰って来た。
お教が終わって坊さんが帰り、昼飯がすんだ時の事。
従兄弟(伯母の息子)の嫁サンが、「お義母さんの遺品です」とか言って、伯母が生前集めていたブローチやら指輪やらネックレスやらブレスレットやら(いわゆるヒカリモノですな)がいっぱい詰まった木箱を出してきた。
「お義母さんの思い出に、どうぞもらってください」
その瞬間、親族の女共がワサワサワサワサッ!と、小さな箱めざして集まってきた。
取り出したアクセサリーを、あーだこーだと言いながら、みんなで品定めを始める(僕の母や妹も含めて)。
その間、30分近くあっただろうか?彼女らは、ずいぶんと盛り上がっていた。
あらためて思い知ったけど、女の人って、ほんとうにヒカリモノが好きなのねぇ。
小学生から七十才の老婆まで、年齢は関係ないらしい。
そんな風景を眺めながら、
「女にアクセサリーをプレゼントするのは大事な事だなぁ」
と、僕と従兄弟のタカシは囁きあった。


4月25日。
あさって、27日ですが。
仕事の都合で渋谷に行きます。渋谷なんて数年ぶりです。
実際問題として、近年、渋谷の街には良くないイメージがついてまわりますね。
若者パワーが悪しき方向に突き進んだ代表みたいな。
僕が子供の頃、七十年代後半の話ですが。
東京渋谷というと文化の街といったイメージがあったんだがなぁ。
最近の印象としては「女子高校生」って感じかな?
どうなんだろう?
この目で確かめて来よう。


4月24日。
サントリーのこだわり限定醸造、「小麦でつくったホワイトビール」。
もともとビールの「泡」に対してかなり思い入れのある会社で、グラスに注いだときの泡立ち具合や色合いなんか、相当に研究しているらしい。
「ビールを飲むときにはグラスに注いで味わっていただきたい」
開発者の声が聞こえてきそうなのだ。
で、このホワイトビールなんですけど、なんちゅうか泡立ちかげんが独特で、言うならばまったりとしています。(まったり、なんて言葉を使うと古いギャグをやってるみたいだけど)ビールの上に生クリームをのせたみたいに、ちょっとばかり重量感のあるきめの細かい泡がたつのだ。
スーパードライやラガーみたいに万人向けの味ではないかもしれないが、旨いと思いますよ。


4月7日。
4月1日の夜中、堺市内。車で国道26号から宿院線を通って中百舌鳥方面に走った。途中で仁徳天皇陵のある大仙公園を横切るのだが、道路際の桜が満開だった。深夜、それも大雨だったので辺りには人間の姿はまったくなかった。街灯に照らされる夜桜は雨にうたれながら、その花びらを少しずつ散らしていた。
日本史の教科書には必ず出てくる仁徳天皇陵。個人の墓としてはその面積が世界最大であることが強調され、エジプトのピラミッドと比較されたりする。
残念なのは実際にすぐそばを通ってもただの森にしか見えないところである。
砂漠の中にドデーンとそびえる石の三角形、ピラミッド。あの雄大さ派手さに勝負を挑める建築物は地球上においては中国の万里の長城しかない。高角でユーラシア大陸を捕えた衛星写真にも写るという。
同じ世界一でも日本のそれは地味だなぁ。新宿の西口から高層ビル群を眺めたほうが雄大な気持ちになれそうな気がする。本当はもの凄いものなのに、飛行機に乗らないとわからないのはナスカ平原の地上絵に似ている。


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