日記帳(ニック帳)


プレイバックPART 118

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仕事の都合上、この夏、最後になるかもしれないので、電車での旅を企画する。JRの普通列車に乗って大阪から千葉まで行こうと思い立ったのである。これには伏線があり、それは何かと言うと、あの「青春18切符」の存在なのだった。期間限定、普通列車限定で一日乗り放題、5枚綴りで総額11500円という格安切符なのだ。私の友人(府中市在中)はすでに40過ぎのオッサンだが、いまだにこれを利用して日本中を旅行するのを趣味としている。今は夏の18きっぷが利用できる時期である。
今回に関しては「18きっぷ」は利用しなかったが、大阪→幕張間の普通電車料金は9030円だった。
夏目漱石の文庫本「三四郎」を読みながらの東海道の列車旅行である。途中の景色で印象的だったのは、琵琶湖、浜名湖、富士山、熱海から見た大平洋、ですな。名古屋を過ぎた後の豊橋→浜松間は4両編成の各駅停車、中部日本の田舎の風情を味わう。窓から見える線路脇の看板広告は「中日新聞」。20年前に御前崎を訪れたとき乗り換えに利用した掛川駅にも停車した。懐かしかった。静岡駅のホームで遅い昼食に駅蕎麦を食った。出汁が醤油に染まった真っ黒け。このことから、静岡は東日本に分類される事が実感できた。大阪11:00(新快速)→12:21米原12:30→13:04大垣13:10(新快速)→14:30豊橋14:47→15:21浜松15:30→16:39静岡16:58→18:13熱海18:24→20:10東京→幕張22:00、東京駅に到着した後、快速電車で千葉行きに乗車。途中の津田沼駅で下りて、構内の回転寿司と蕎麦屋をハシゴして晩飯を食っていたので、幕張駅に着いたのは少し遅くなったのである。


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