日記帳(ニック帳)


プレイバックPART 102

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4/30
もしかしたら後世に残る出来事だったかもしれないので、書きとめておきたい。明日からガソリンが157円になる(現地価格)今日までは126円だった。ちなみに一ヶ月前は147円だった。衆議院と参議院での与党と野党の議席が逆転しているために起った珍事である。4月だけの限定だけど、ガソリンの暫定税率が失効したためであった。この一月で一番値段が下がったときには122円にまでなった。
何年前だか忘れてしまったけれど、90円を割り込んで80円代まで下がった事があるのを私は憶えている。

4/23
ほぼ4年ぶりに携帯電話を機種変更した。2.3インチのディスプレイが2.6インチになった。なんと広い画面であることか。通信速度が向上し「ニュースフラッシュ」と天気予報の表示が可能になった。必要なかったけど、ワンセグも出来ます。ところがひとつ問題が。カメラ(撮影モード)のフォトサイズ、(120x160)のケータイサイズがない。一番小さいのが(240x320)の壁紙サイズである。この日記に貼付けるのに重宝し、活用させてもらっていた(120x160)サイズの写真が明日からは使えません。

4/20
大阪は都市の規模が小さいので、自宅から都心までのアクセスが早くて、この点においては首都圏にいたときよりも便利だと言える。地下鉄を乗り継いでも、四季劇場のあるハ−ビスENTまで1時間かからなかったもんな。「オペラ座の怪人」は4月29日で日本上演20周年を迎えるそうである。音楽が実に素晴らしくて、いつまでも耳の奥に残って離れない。暗いオークションの場面が華やかなオペラ座の舞台に転じるオープニングと、歌姫のクリスチーヌが怪人に連れられて楽屋の鏡を通り抜け地下の迷宮へと落ち込んでいく、二つの場面が秀逸だった。最後のカーテンコール、拍手がしつこくてなかなか終わらないもんだから、出演者達が何度も何度も出てきてラブコールに答えていました。観劇がお好きなのは女性陣が多くを占めておられるようで、どうやら男の観客は半分以下であったように思う。帰りに三番街のインデアンカレーに立ち寄ってカレーを食った。何年ぶりだろう。10年以上経つかもしれない。辛いんだけど、旨い。汗をカキながら食ってると、コップに水をくり返し注ぎ足してくれるのも以前と変わらなかった。

    

4/16
ガストン.ルルーの小説は高校生の頃、推理小説の古典、新潮文庫の「黄色い部屋の秘密」を読んだのが最初で最後であった。今回、図書館で借りたのは創元推理文庫「オペラ座の怪人」である。有名な文芸作品なのだが、読むのは初めてである。なんで読む気になったかというと、劇団四季の舞台公演の切符を購入してしまったからである。映画やテレビは好きだけど、演劇は新たなる試みなのだ。観劇の前のいわば予習ですな。1900年前後の物語なので、日本だと明治時代。内容は古風な時代劇「美女と野獣」の悲劇的な愛憎ドラマなのだ。文庫本で450ページ以上、かなりのボリュームである。ルルー独特の(翻訳だけど)語り口を思い出したような気がする。「黄色い部屋」もこんな感じだったよなぁ。巻末には1988年発行の第7版の表示があるけど「劇団四季」のイラストは2008年現在のものと同じである。

 


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