日記帳(ニック帳)


プレイバックPART 98

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12/30
大晦日。まさか大阪で迎えることになろうとは考えもしなかった。

 

12/25
PEACE BED/アメリカ VS ジョン.レノン」題名からして「どうなのだろう?」という感じは否めないのだが、ファンとして押さえておかなくてはならないと思ったので、観て来た。「平和を我等に」が如何に優れた音楽なのかよーく思い知らされた。「イマジン」よりもずっと力強いですな。「ディスカバリ−チャンネル」で放送されているのを見てれば充分な内容のような気もするけれど、聞き慣れた筈の彼の曲も、最新のシネコンの大迫力の音響施設で奏でられると、あらためて耳を澄ましてしまうのであった。それだけでも価値があったと言えよう。

12/23
昨日、携帯電話ではない自宅の固定電話に、留守番メッセージが入っていた。これは珍しい出来事で、ほぼ三年ぶりの現象である。図書館から予約していた「アヒルと鴨のコインロッカー」の貸し出しが可能になりました、との連絡だ。(メールでの連絡も可能なのに家の電話番号しか教えていないから)年末年始の休館日を考えると受け取りに行けるのは今日が年内最後の機会である。思いのほか居心地がいいので、先月以来、休日の午後は図書館に入り浸って本を読んでいる事が多いのだ。
ところで図書館には何らかの野望を抱いた人達が集まっている事実に気が付いた。多くの人が本とノートと筆記用具を持ち込んで勉強しているのだ。若者ばかりではなく、オッサンもオバハンもいる。本来は自習するのではなく、在庫してある蔵書を使って調べものをしたり、読書をするべき場所のはずなのだが。受付カウンターでカードを渡して頼んであった本を受け取り、閉館までの(祝日は5時まで)約2時間を過ごし、運転して帰宅した。

12/22
朝から晩まで本格的な雨降り。しかも寒い。どうせなら雪になればいいのに。仕事の都合上、帰りは午後十一時過ぎになるのだが、帰宅の途中で遭遇した風景。
通りに面したコインランドリーの乾燥機から排気された空気が冷たく濡れた路面の上で水蒸気を吹き上げている。先日観た「ブレードランナー」の未来風景みたいである。手持ちのカメラが安物なので粗い画像でしか表現できないが、本当に映画みたいな雰囲気であった。
  

12/13
約三ヶ月ぶりの関東地方。西船橋は夜行高速バスの中継地である。ここを拠点にして全国各地への定期便が発車しているのだ。かつては大阪への帰省のさいに大いに利用していたのだが、今や立場は逆転し、上京へのハブ停留所となった。かつてはこの近隣にアパートを借りて居住していたのだ。仕事場の帰りに、よく一杯ひっかけていた大衆酒場に、今回七年ぶりに立ち寄った。モツの煮込みが旨いのだ。年末になると装飾される駅前のクリスマスツリーも相変わらずである。下町の歓楽街だから、どうしても下品な印象にしかならないのが、物悲しい。設置した場所が違うならロマンチックな名所になるかもしれないのに。
 

12/8
前から欲しかった鉄製の囲炉裏鍋を購入。我が家には囲炉裏がないので、当然、ガスコンロで使用することになる。冬期には長年、土鍋を使っているのであるが、同じ食材を鉄製の鍋で煮込んだらどうなるのだろう。肉を焼いたり、揚げ物に使う事も可能である。黒光りの本体に焼杉蓋。実に味わいがあってよろしい。今日は煮込みうどんを作って食べた。
ずっと愛用して来た
Kazuo Kwasaki MP631の眼鏡。不覚にも踏み付けて壊してしまった。実のところ自宅で使用するさいには、つけたまま眠ってしまうことが多々あり、フレームを歪めてしまう失態を何度も繰り替えしてきたのだ。今回はレンズまで割れてしまった。う〜む、自宅専用の眼鏡を買おう。ということで、近くのメガネ屋に行った。安いのでいいと思ったのでサングラス用のプラスチックのフレームを選んで普通のレンズを入れてもらった。検眼の結果、私の視力は両眼で、約0.9まで見えるそうだ。実際の感覚では0.5のあたりからボケているのだが、それは乱視の影響なのだそうだ(ホンマかいな)いわれるままに眼鏡を作ると、確かに1.2〜1.5まで見えるようになった。

12/4
転々」。最寄りの劇場ではやってないので、また御堂筋線に乗って梅田へ。JR大阪駅北側周辺は、私のいなかった十数年の間に最も変化した場所のひとつである。
ガーデンシネマは空中庭園展望台が名所になっている
梅田スカイビルというという所にある映画館だ。まだまだ整備中の空き地があって、これからもバンバン新しいビルヂングが建つのだろうな。ところで、先週、剃刀の網刃を購入した「ヨドバシカメラ」だが....。大阪で、デッカイ「カメラ」屋といえば「カメラのナニワ」やろう!というのが、僕の頭の中での大阪感なのだ。ヨドバシカメラなんて錦糸町や秋葉原のイメージである。大阪の玄関口である梅田の一等地で商売しているのが首都圏と変わらない販売店なのは、企業の経済力の違いなのだろうな。
アタシ自身、東京が好きなので、「転々」を観ているとなんだかせつないなぁ。切符売り場でのやりとりで「てんてん」のイントネーションが、「
ん」ぢゃなくて「て」なのが、実にせつない。(僕は関西人なんだけどね)
   


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