日記帳(ニック帳)


プレイバックPART 85

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11/27
昨日からの雨。なにやら起きるのが辛くて布団からはい出したのが正午近くであった。天気が悪くて日が射し込まないので室内が薄暗い。パソコンの電源を入れようとして歩き出したところ、居間の畳の上に置いたままになっていた土鍋を蹴飛ばしてひっくり返してしまった。
寒い。もう暖房機具が必要な頃合である。扇風機を石油ファンヒーターに入れ換える日は近い。

11/24
自動車のドアを開くとむあ〜っとムスクの匂いが....。僕の鼻はあまり敏感なほうではないので、すぐに感じなくなるのだが、これは「くさい」と「香る」の境界線ぎりぎりの感覚である。たとえばトイレに入ったときに「消臭元」の匂いがむあ〜っと来るのは少しも気にならないのだが、車の芳香剤って、実に微妙なものだなぁ。今日は給料日である。まっすぐ銀行のATMに行って現金を引き出し、Essoのガソリンスタンドでレギュラーを2000円分給油した。357号を下って蘇我のハーバーシティに到着。ロッテリアで午後の千葉港を眺めながらストレートバーガーを食べた。通常のハンバーガーに、マヨネーズを乗せた厚切りのトマトが挟み込んである。食べると肉より冷たいトマトの味が強くする。ベジタリアン好みのメニューだと言えよう。普段、食べている580円のエビバーガーセットよりも10円安かったので、気紛れに注文してみたのだが、悪くなかった。まだ沢木耕太郎を読んでいる。「屑の世界」に登場する江戸川区、瑞江は、僕が自分の車を買った中古車屋のある南篠崎に隣接した町だ。都営新宿線の駅でいうと瑞江から篠崎の周辺だけど、作品が書かれた当時はまだ地下鉄がなかったらしい。「最寄りの鉄道駅からバスで30分以上かかる」とある。僕の住んでいるあたりからだと、357号を東京方面に走って浦安で旧江戸川に沿って北上し、今井橋を渡ってしばらく行ったところである。この道を先代のトヨタ車で首都高速7号線の高架を目印にして南篠崎まで行き、今の自動車と交代させたのだった。文中にあるように、町全体に緑が少なくて「石灰色」のイメージが強い。空の眺めの半分を高速道路の巨大な高架が占領していて、行き交うトラックの排気音が頭上から降ってくる。真下は平行して国道14号が流れている。周辺の道は碁盤の目のように細かく縦横にきざまれていて、目指す中古車屋が探しにくく、ほこりっぽい中をずいぶん彷徨った記憶がある。今日は何のためにわざわざハーバーシティまで来てしまったかといえば趣味の映画を見るためなのだが「椿山課長の七日間」の劇場はここが一番近いからなのだった。伊東美咲は「呪怨」以来、好きなのだ。最近見た邦画の中では「手紙」が泣けてよかった。東野圭吾の原作本まで購入して読んでしまった。

11/21
本日の昼食はインスタントの味噌ラーメンに、モヤシとネギと生卵を加えてラー油をたらした自作「ネギ味噌ラーメン(卵入り)」。二食分のスープを使ってしまったため、辛すぎてあんまり旨くなかった。

11/20
かなり気温が下がってきた。寒さに耐えられず、夕べなどエアコンの暖房スイッチを入れてしまったほどだ。イエローハットのポイントで購入した「シン.シティ」のDVDを観賞。パートカラーのモノクロ映像(メイキングによると人物以外はほとんどがデジタルで製作された架空の世界らしいが)が美しく、テレビの音を消したままぼんやりと見ていても、いい眺めになる。昼過ぎに起きだして、午後二時二分のバスに乗り、最寄りの駅へ。総武線中野行き各駅停車に約二十分間ゆられて電車を下り、かかりつけの医院に行った。午後の診察は三時から。ほぼ時間どおりに到着した。先客が三人、僕は四人目だ。検査には約五分、診断に一分三十秒。残りの五十三分三十秒は待ち時間、受け付けで支払いを済ませて処方箋をもらったのが四時、である。待っている間は新潮文庫、沢木耕太郎著「人の砂漠」のなかの「視えない共和国」と「ロシアを望む岬」を読んでいた。フジテレビの「Dr.コトー診療所」で有名になってしまったが「視えない共和国」での与那国島は(おそらく)昭和四十年代後半で、現代のドラマ中よりもず〜〜〜っと辺境の地なのである。沢木さんは電話するにのにも苦労している。朝、東京まで電話を「申し込んで」つながるのは二時間後の時もあれば、夕方まで待たなければならぬ時もあるという。つながるまでは馬鹿みたいにポカンと待ってる、と。2006年のコトー診療所では五島先生と彩佳サンは固定電話と携帯電話の間で簡単にベラベラしゃべっているもんね。
また総武線に二十分ゆられてバスに乗り、自宅に帰って車に乗り換え、またイエローハットへ行く。今月の末でたまったポイントが期限切れなのだ。工具セットと芳香剤を購入する。長い事、車を運転しているが芳香剤なんぞ買ったのは初めてじゃ。カーメイトBLANG ブルガリテイストムスクの香りだって。金がないので今夜のご飯はレトルトカレーである。在庫してあるササニシキを炊飯器で炊いて瓶詰めの福神漬を添えて、午後八時からのナショナル.ジオグラフィック.チャンネルを見ながら食した。番組は「アウトブレイク:病原発生と感染ルート#1」である。1960年代にストックホルムで発生した天然痘のドキュメンタリーなんだが、全身に表れる発疹の映像が強烈で、最後まで見てしまったけど、食事の時間には適切ではない内容だったわい。

11/9
4日、7日、9日と連続して秋の秋葉原へ。目的は中古のEIZO製液晶モニター。自宅のパソコンには2台のモニターを繋いで楽しんでいるのだが、同じ17インチでも、サブのCRTの解像度が(1024*768)、メインの液晶が(1280*1024)と、画面の広さがかなり違うために使いにくいのである。本当はアップルの17インチ液晶で揃えたほうがいいのだが、値段が高いのよね。4日、電気街口から外に出て中央通りを御徒町方面へ。神田明神通りと交差している周辺をうろうろ歩いた。最初に目指したのはソフマップ.マックコレクションのビルヂング、3階。アップルの液晶17インチは3万円代後半、EIZOはL660が1万円代後半。これだけ見て満足し、この日は帰宅した。途中、電波会館の前のビルでVHSビデオソフトの大安売りをやっていた。100円のワゴンの中に「ER」の第一シーズン、第二シーズン、第三シーズンのビデオを発見し、7本を購入。7日、モニター欲しい度がムラムラと燃え上がり、レッドゾーンに突入。買う決心をして総武線に飛び乗り、再び秋の秋葉原へ。ソフマップ.マックコレクション3階へまっしぐら。だが、現場に到着して陳列してある商品を物色しているうちに、他の店も探してみたいという気持ちになってしまった。考えてみたらアップル純正にこだわらなければ、秋葉原には星の数ほどの中古屋が存在しているはずなのだ。で、また中央通りに出て裏道に入り、大勢のおたく達に混じってちんたらちんたらウロウロ歩きまくった。神田明神通り、チチブ電機ビルの2階から5階にかけて「コンピューターのおっと」という専門店があるのだが、ここの3階は中古パソコン専門店である。探してみると、ありましたEIZO製FlexScan L660、18.1インチ液晶カラーディスプレイ。価格はソフマップと比較して3000円安(ただし、やや難あり)。あまり迷わず購入を決定、その場で梱包してもらい、30日の保証書をもらって、外に出た。1階のチチブ電機で三つ又のコンセントを射し込む事のできる雷ガードタップを880円で買い、JR秋葉原駅に向かう。電波会館前のワゴンセールで、また「ER」のビデオを発見したが、荷物が重すぎて断念、そのまま帰宅する。自宅に帰ってさっそくMacに接続してみた。メインのアップル純正モニターに比べると画面表示がやや暗い。いろいろ調整してみたが、まったく同じようにはいかない。それでも(1280*1024)と(1280*1024)デュアルディスプレイの環境が実現したのである。広くて快適である。ブラウザをサブ.モニターに表示させて調べものをしながらメイン.モニターでワープロ叩く事が、実に楽しかったりするわけである。9日、三たびの秋の秋葉原。一昨日、見のがしたワゴンセール、「ER」のビデオを購入する。貴重な第一シーズン第一話を含む10本である。


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