日記帳(ニック帳)


プレイバックPART 53

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3/29
夕方のスーパーで何を思ったのか生チョコのショートケーキを買ってしまった私。帰ってから自分の家には小さなスプーンがないことに初めて気がついた。考えてみたらスプーンなんてカレーライスを食うときにしか使わないもんな。しかたがないから割り箸で食べた。なんだか味が劣るように感じた。食い物は相応しい道具で食すべきだということで。

3/21
先日の大風でバルコニーに干していたズボンが飛んだ。あれだけの大嵐だったのに洗濯物を取り込もうとしない私もどうかしている。四日もたってからなくなっている事を確認したのであった。部屋のある二階から外に出て南側の生け垣を跨ぎバルコニーの下の付近を探した。芝生の上には見当たらず誰かに拾われたかもっと遠くに流されたかと諦めかけたら先程跨いだ生け垣の下に泥をかぶって落ちていた。あ〜ぁまた洗わなきゃ。

Ch 361、ファミリー劇場。ドリフ大爆笑'82 夏休み傑作集。別に追悼番組ではなく通常の放送だったのだが、やっぱり見てしまう。メンバーが平安貴族に扮したコントのオチで「二時間かけてお化粧したのに」長さん、やっぱりおもろいよ。

3/17
風の強い日。18日未明。いまだ風吹き止まず。風の音鳴り止まず。人からもらった信楽焼のとっくりに日本酒を注いで燗してちびちび。

3/16
桜の蕾がほころびかけている。
まだ三月半ば。
花見の季節には早いのでは。
今年の桜前線の震源地は東京なのだ。
また千鳥ヶ淵まで夜桜見物にいこうかな。
靖国神社でたこ焼き食いながらビールも飲みたいし。

3/14
私事だが、数年前、SONYのVHSビデオレコーダーを買ってしまったとき、なんともいえない情けない気分になったことを憶えている。VHSを買うんだったらビクターを買うのがスジではないんかい、と。あくまでもSONYブランドにこだわってビデオレコーダー買うのなら不便など厭わずにベータを選ばないと理屈が通らないのではないのか、と。お前はSONYの技術やデザイン性に入れ込んでいるのではなく、単にカッコ良さげなイメージに魅せられているミーハー野郎なのだろうが、と。

東芝のDVDレコーダーを買った。今回はメーカーのイメージなど考慮しないで、現実に使える、使いやすい、製品を目指して考えた。なぜ東芝なのかというとディープなユーザーから「録画の神様」と崇め奉られている開発者が手掛けた製品だからである。カタログを研究し、店鋪にも足を運んでいろいろ考えたが、VHSに比べると機能も操作も格段に進歩しているだけあって実際に使ってみないと見えてこない部分も多分にありそうだった。結論的には先ほどの新聞記事を信じることにして、東芝を選んだのだった。店鋪に並んだ商品の状況から察するに「松下東芝」と「SONY PIONEER」の四社間のシェア争いになっているようだ。
この世代の規格ではDVD-RAM陣営がDVD-RW陣営よりも優勢だろう。

3/12
十年近く前、中山美穂と豊川悦司が共演した「Love Letter」という映画がある。以前、テレビのドキュメンタリーで韓国の若い女の子達がこの作品が大いに気に入っていて、取材したスタッフに向かって「お元気ですかー!」という劇中のクライマックスの台詞を日本語で叫んでみせるという映像を見た事があった。その番組はかつては韓国で規制されていた日本の映画が近年、ようやく解禁されたことを伝えるための報道だった。
僕はこの映画、なまえは知っているけれど見た事がなかった。しかし本日、フジテレビ721でノーカット版が放送される機会があり、ついに鑑賞することができた。
愛は国境をこえる。人の心をうつ物語は違う言語を話す人々にも突き刺さり、外国人が日本語で「お元気ですかー!」と叫びたくなるのだ。
それにしてもせつないえいがだな。


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