日記帳


プレイバックPART 24
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9/27
秋も深まりつつある今日この頃、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。
私は本日、和風レストランにて和牛霜降り肉のしゃぶしゃぶを食してまいりました。連日、狂牛病の報道がマスコミを騒がしている現在、「国産牛」を売り物にした料理店で食事するのはいかがなものかという意見もありましたが、実際に店に行ってみると、たとえ世間の逆風があっても牛を食べたい人は食べるものだというのがわかりました。けっこう混んでいたのです。
九月のメニューということで、「上」コースを注文しました。前菜として刺身三品(あんきも、鯛、まぐろ)、松茸の土瓶蒸し。メインは和牛しゃぶしゃぶ(野菜盛を含む)。御飯、きしめん、餅。デザートのアイスクリーム。といった内容です。
私と友人は原田宗典風に表現すると「秋になったら松茸料理を食おう同盟」の会長と副会長なのであります。もちろんふたりだけの同盟です。
秋刀魚は一年中食べられるけれど、松茸を楽しむことができるのは初秋のほぼ一月の間のみ。
季節指数の短さでは夏のスイカを大きく上回る。だからこそ味覚の王者なのだ。

9/26
彼岸明け

9/22
受験の入試問題みたいで恐縮だが、朝日新聞の「天声人語(9/21)」から引用してみたいと思う。中には僕と同じように「ほぉ....」と思った方も多くいらっしゃるのでは?

以下、抜粋。
米国のメディアでは、激突の映像を流すのを「自粛」する動きが出て(中略)音楽の自粛リストもできたそうだ。その中にはジョン.レノンの「イマジン」も入っているらしい。天国も地獄もなく、国境も宗教もなく、世界はひとつに結ばれる、と「願う」歌詞はいま歌われていい...(後略)
抜粋はここまで。

事件後、渋谷でプロモーションの予定をしていた鬼束ちひろが、新曲のサビの部分に「爆破して飛び散った」とあるので、状況を判断して自粛した...(日刊スポーツ9/15)のとは理由が違う。
「平和」の唄が「自粛」されるなんてのは、初めて聞いた。
国旗はためく下、「報復を!」と気勢を上げる国民には「イマジン」は相応しくないのである。アメリカは本気で戦争するつもりなんだ。


アサヒ「本生」のCMから
「赤って、めでたいじゃない、サンタクロースでしょ....」
「他には?」
「...........ポスト」

ここで「日の丸!」って言ったら、はたして不買い運動は起こるだろうか?

9/11〜12
台風15号が来るという。未明から午前にかけ関東地方を通過するという。
この日、僕は理由合って都内の消防署で講習会を受けていた。仕事場の入居する建造物の中で防火管理士の資格を有する者が必要で、僕が指名されたからだ。午前9時から午後5時まで。二日間かかって法律で定められた講習を聴講し、試験を受けて合格しなければならない。ところで今、巷では消防署で話題になるネタが多いんですな。つい先日には新宿で44人が死亡する火災があったところだし。講師を担当した消防署の方々はそれぞれ現場のビルの構造や事故の原因について(まだ究明中だと言いながら)詳細にレクチャーしてくれましたよ。ちょうど外では台風が来襲して、強風であおられた雨が横殴りにビルの壁面を叩いておりました。
さてその夜、午後10時30分頃。帰宅してテレビを点けると(チャンネルはNHKだった。しばらくして朝日に切り替えた)黒煙をあげる世界貿易センタービルのツインタワーが映っていた。ニューヨークからのライブ中継だという。飛行機が二機突っ込んだという。あたしゃ、固まりましたな。ものすごい事件である。航空機の墜落事故はあっても、大都市の高層ビルに衝突したなんてのは、聞いたことがない。しかも二機。この時点で発生から30〜40分くらいだったはずだが、すでに大統領の第一声が出ていて「テロだ!」と。しかも追ってワシントンの国防総省にも墜落事故があったとの情報が入り、画面が切り替わると煙をあげるペンタゴンの映像が!
全米の空港が閉鎖されたという。さらにニューヨーク在中の特派員との通話とともにツインタワーの一方が崩落を始める。粉塵に包まれるマンハッタンの遠景。
これ。ぜーんぶ同時中継である。風呂にはいるのも忘れてテレビに釘付けになってしまった。
あんな事件があったら防火管理士なんていいながら冷静な行動なんてとれんだろうな(たぶん)。
大リーグの選手が「あれを見ると自分のやってる事が、いかに取るに足らないことか、よーくわかった」なんてコメントしたそうだが...。確かに野球どころじゃないな。


ひとつ。小泉総理大臣は少し口が軽すぎるのではないかと思った。ブッシュ大統領みたいに国家の威信を背負った発言には聞こえなかったぞ。田中外務大臣にも共通する資質かもしれないが、歯切れ良くてわかりやすい物言いは、両刃の剣ではないか。
昔、「昭和天皇に戦争責任がある」なんて発言して狙撃された市長がいたでしょう。あなたにはその覚悟がおありか?

9/8
知人からメール。先日、俺がメールに添付した書類が読めないという。
再度、送信したが、やはり読めないと。
二月にパフォーマ譲った例の人物である。使用しているメールソフトはネットスケープ2.0であるらしい。原因は不明だが、やっぱり古い機種.ソフトを使っているせいだろうな。
しかたがないので、問題の書類はプリントアウトして封書に入れて郵便で送ることにした。(ファックスすら持っていないんだもん)。
パソコンもファックスも別になくても死なないが、生活に不便であることは間違いないと思うがな。

9/7
九月である。白露である。もう秋なのである。早いなぁ。
今年の五月から都内の仕事場に移動になったのだが、それにともなって数年ぶりの通勤電車である。普段から電車に乗って移動する事に慣れた人には実感がないかもしれないが、あれって、かなりの苦行なのである。ただ立っているだけじゃなく、人間同士が身体を密着させるほどの至近距離で、しかも密閉された室内に閉じこめられ、数十分間線路の上で揺られるのである。前に必要以上に背の高いヤツがいたときなんか、息も出来ない。平均的な男子ならまだいいかもしれないが、160センチ以下の人だと不快指数はさらにハネあがるんじゃないだろうか。
七月から引っ越して田舎に引っ込んだもんだから、通勤時間が加算されて、朝晩に渡っていっそうの苦行を強いられる事になってしまった。
そのような事情で夜、家に帰ってきてからパソコンに電源を入れる時間が激減したのである。最近、頻繁に更新出来なくなった理由なのだ。

まえから気になっていた「パール.ハーバー」を見た。最近見た「第二次世界大戦もの」の中では最低だったね。こないだの「スターリングラード」は面白かったのに。ただし、ゼロ戦が大挙して真珠湾を攻撃する部分だけは鑑賞に値すると思った。


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