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00/11/17(午後8時20分)
さー帰ろうと、鞄を放り込んで、運転席に座り、バタンとドアを閉じた。ポケットからキーを取り出し、イグニッションを回した。..........................................。
あれ????
もう一度回した。...............................................。
まったくの無反応。プッスンともいわない。バッテリーが完全に死んでいる。
スモールランプを消すのをわすれてた!!!
#8139(携帯電話)。電話に出たJAFのねーちゃんは車のナンバーと車種と車体の色と止まっている場所の住所と俺の服装と携帯電話の番号を聞き、少しの保留音のあと、「30〜40分で行きますので、XXXの前でお待ち下さい」と言った。
現実には25分でサービスカーはやってきた。前回(99年2月)に利用したときもバッテリーが原因だったのね。


1999年2月24日(午後5時59分)
バッテリーの充電はすぐに終わった。その場でJAFの入会金と手数料、合計1万4000円を支払う。
ちなみに会員なら無料でできた作業だったそうである。一応エンジンはかかったが、バッテリーの消耗が激しいので交換したほうがいい、とすすめられた。このまま一晩放置しておくと、またまたアガッてしまう可能性があるそうだ。説明を終えると、男は入会案内とJAFレジンバッジを俺に渡し、踵を返してサービスカーに戻り、そして去っていった。
彼の言うように、せっかく生き返ったエンジンを切って、このまま家に帰ってしまったら夜のうちにバッテリーが死んでしまう可能性が高い。そうなると再びJAFにコンタクトしなければならないハメになってしまう。今日のうちに修理工場に運んでくたびれた部品は交換してもらったほうがいい。
携帯電話をプッシュして、メンテナンスセンターに連絡を入れた。少し時間が遅いがしかたない。
「今から行ってもいいですか?」と。
即日には修理できないけど、預かりでよければ引き受けます、との返事だった。異論はない。
昨年、夏のオ−バ−ヒ−ト事件以来、わずか半年での再入院である。10ヶ月後には車検がひかえている。まったくオンボロだ。

2月24日(午後5時42分)
側道を後から迫ってきたヘッドライトが俺の車の横でスピードを落とした。来た。JAFのサービスカーだ。待ってました。俺は運転席から出て、手を上げて合図をした。すぐに通じて、サービスカーはウインカーを点滅させながらこちらに向かって右折してきた。駐車場に侵入し、俺の車の前で止まった。ドアが開いて40才くらいの男が出てきて言った。
「どうも」
「どうも」俺もあいさつをかえした。
「バッテリーですか?」
「よくわかりません」
男は俺の車に歩み寄りながら「キーを貸してください」と言った。俺は黙ってオーストラリア旅行の土産物のキーホルダーの付いたキーを渡した。男はそれを受け取ると運転席のドアを開いて、俺がさっきまで腰掛けていたシートに座り、スタートキーを回した。もちろん何の反応もない。
「バッテリーですね」

2月24日(午後5時30分)
約束の時間になったが、JAFの車は未だ来ない。待ってる間に日が暮れてしまった。コーヒーも飲んじまったし、暗くて本も読めない。外は小雨もようの天候で、車内もずいぶんと冷え込んできたぞ。寒い、寒い。自動車のヘッドライトが横切るたびに「来たか」と思って腰を浮かしかけるけど、みんな違う。この時間帯、国道は混むからなぁ。どこかでひっかかっているのかな。どーでもいいけど、早く来て欲しいぞ。う〜ん、ションベンしたくなってきた。でも立ちションするのは、もうちょっと夜の帳が本格的にたれこめてきてからだ。JAFはまだか?まだかまだかまだか。

このひとがメグ.ライアンです。俺のボロ車を扱えるかね?

2月24日(午後4時40分)
駅前のマクドナルドで買ってきた二杯のコーヒーカップをダッシュボードにのせて、俺は携帯電話のボタンをプッシュした。相手はJAF。車のトラブルを解決してもらうためである。
症状は、キーをまわしてもセルが反応せず、エンジンが点火しない、というものだ。
まっ先に疑われるのはバッテリーなんだけど、ボンネットを開けて点検してみたところ、表示はブルーのままで、問題なさそうなのである。と、すれば、それ以外のややこしい部分に悪の根源があるのではないか?
とにかく、俺の手には負えないのである。今日は朝から雨もよう。真冬に返り咲いたような肌寒さ。
ホットコーヒー二人前と真保裕一の文庫本を抱えて、傘をさしつつ駐車場にやってきた。
電話にでた女の人は、トラブルの内容、車種、色、カーナンバー、会員証の有無、現在地などをテキパキと確認し、最後に「携帯電話をご使用なら番号をお教えください」
約50分ほどでロードサービスが到着するそうだ。「そのまま車でお待ちください」
フロントガラスがコーヒーの湯気でくもっている。俺は文庫本のページを開いた。


2月21日。
午後11時、テレビ朝日のプロ野球レポート。間に挿入される安西ひろこのサービスカットがGOO-なのだ。
なに?意味がない?
いーえ、意味あります。男が喜ぶという重大な意味が。


2月20日。
「ユー.ガット.メール」を見て以来、ノート型のPCが欲しくなってしまった。
メグ.ライアンはアップルのパワーブックを使っていたな。(機種はわからんかったが)


2月19日。
雪が降った。
愛車のトラブルは時間がないからとりあえず据え置き。セルがまったく反応しないということは、電気系の問題か?どこかの配線がキレているのだろうか?次回の休日にJAFを呼ぶ予定。
知人の話によると、会員じゃないと、サービスマンに来てもらうだけで6000円くらいかかるという。本当だろうか?部品代、工賃を含めるといったいいくらかかるんだろうか。不安じゃ。


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