おかあさんからの手紙の一部です。
(2014.5) 
・・・82歳は82歳です。ボケてきています。元気のつもりで電車に乗っても席をゆづってくれますが、頑張ります。
海外は、110回です。111回にしようと思っていますが、もう遠いところはいけません。
毎朝1時間と夕方の「徘徊」(健康のためのウォーキングのこと)は続けています。お蔭でメシも旨いです・・・
(2014.8)
ご心配かけています。8月15日の苦しい検査で、3日間安静にして居りましたが、気が狂いそうになって
8月18日夜から歩きました。歩けたのです。うれしかったです。本日9月18日まで、毎朝一時間、
夕方30分ぐらい「徘徊」していて、非常に気持ちよく、もうどうなってもいい、できるまで続けて行きます。
先のことはわかりません。
一寸先は闇の人生を生きて82年。終わりよし、終わりよしと言い聞かせ なりゆきにまかせて生きています。
・・・パスポート、来年の7月まで有効ですので、先生に聞いてチョットどこかへ行きたいと思っていますが、ムリかもです。
(2015.10)
 ・・・「徘徊」)毎日やってます。体重少し落ちていますが、
メシも旨いし、声も大きいし、頑張ります。妹や弟の嫁が来ます。私は、彼女たちにまだいけるから
来んでいいと言って、心の中では喜んでいるのです・・・

(2016.6.9)
私事ですが、下降線でおります。五月の大阪の暑さは、口では云えず、つらい日々であります。
スーパーの特売品はおろか大安売りの近所の店へも日中は、でかけることができないくらいです。
弱りましたが、お蔭様で84才です。有難うございます。それにボケてきています。
めしは旨いですが、昔の面影はナシです・・・
マンションの老人会に彼女(我が孫)の写真を持って行くと皆カイラシイと云います。
大阪の○○の田舎で彼女が貴婦人のように人気です。うれしいです(大阪人らしい心遣いのほめ言葉)・・・
私も一生懸命生きて行きます。・・・(字汚いです。判読よろしく。

*これが、おかあさんの最後の手紙になりました。

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