9/17 (TUE)
晴れ。今日はピアッツァ・アルメリーナとカルタジローネを巡るエクスカーション。丸一日で代金一人32エウロ。7時半にバスターミナルに集合。客は20名ほどでイタリア人、ドイツ人、オランダ人の老若男女。東洋人はわたしたちだけ。ガイドはイタリア語、英語、ドイツ語である。バスはカターニアから内陸に入り、10時半頃にピアッツア・アルメリーナに到着。目的のVilla Romana del Casaleは町から西南6Hほど行ったところにある。すでに大型観光バスが何台もとまっている。3〜4世紀に建設された別送で、全体では3500平米ほどあり、噴水を中心に部屋が配置されている。床に描かれたモザイク画mosaici pavimentaliで有名。約2時間ほどかけてここを見学。昼食はピアッツア・アルメリーナの街のリストランテであるが、この昼食代はエクスカーション料金には含まれておらず、個人個人で支払う。つまりここで食べずに集合時間まで個人行動をとってもよいのだ。ヴィラの入場チケットさえ個人別に窓口で購入するという日本ではまずないだろうシステム。
ヴィラ・ロマーナ
モザイクは床に描かれているので
上から見下ろしながら巡る
ピアッツア・アルメリーナ市街
去年まではなかったタバコの自販機
ユーロ通貨のおかげで登場
ここから再びバスで20分ほど行くと次の目的地カルタジローネである。この街はマヨルカ焼のチェラミカceramica(陶器)の名産地で、町中に陶器の店が並び、橋や道路にも陶器がはめこまれている。中でも有名なのが市庁舎広場Piazza di Municipio からサンタ・マリア・デル・モンテ教会Chiesa di Santa Maria del Monteに至る142段の階段で、ひとつひとつの段が陶器で飾られている。
タオルミーナに帰り着いたのは夜7時。バスに乗っていただけとはいえ疲れて夕食は昨夜と同じリストランテ路地にあるGambero Rossoにてピッツアだけで済ます。
カルタジローネは陶器の街)
至る所に陶器の飾り
階段は急勾配で上りは結構きつい
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