「派兵」って表現するケースを結構みるが、これってなんか違わないかなあ。衛生隊とか工兵隊だけの軍隊ってあり得ないよ。戦争しにいく訳ではないどころか治安維持活動にすら直接的には携わらないのではないの?それをことさらに「派兵」と呼ぶのって色を付けて呼びたいのではないだけではないの。このケースに関しては政府側の「派遣」の方が実態にあった言葉遣いだと思うんだが。
言うまでもなく「指輪物語」をもじったタイトル。内容は、まあ、その、工口だ。とはいえしっかり「指輪」をふまえた?設定とかもあるし、凡百のその手のパロ同人とは…画力構成力がしっかりしている以外は同じかなあ(^^;。いや、画力も構成力も違うから作品としての面白さはもちろん天地ですよ。単行本一冊分ということでやったお仕事とのことだからしょうがないけど、でももうちょっと長く読みたかったなあ。まあ好きな作家の新刊が読めてラッキーということで。
須藤真澄「マヤ」も購入。前回の「あゆみ」と合わせて、これでたまっていた作品全放出とか。なんでタイトルがマヤかというと、ガラスの仮面にはまっていたとか。おいおい(^^;。
他に、「暁星記」4巻。3巻はまだ未入手(^^;。諸星大二郎「栞と紙魚子」のシリーズ新刊「何かが街にやって来る」も購入。
(2004/03/29諸星大二郎の新刊タイトル加筆)
CCCDについて、素晴らしきこの世界「買わなくったってなんとかなる」の意見に同意。私自身は、CD購買数の多い方ではないから偉そうなことは言えないが。
レンタルだって日本のソフト販売会社が親会社である機械メーカーの機械が売れりゃいいやで作った制度だと言うんだから、さほど自ら進んで卑下することもないんじゃないのかね。わたし自身で言えば、「邦楽」について言えば、レンタルで借りて、聞く。で、気に入った人のアルバムを買う、という形でやってきた。でも「聞く」段階でmp3化しないと事実上聞けない環境になっちゃったのだ。そしてほとんどのシングルがCCCDとなって以降、そのサイクルは停止してしまった。丁SU丁AYAに寄る頻度も激減したし、たまに借りる音楽CDも、古いアルバムばかりだ。
そんなわけでポルノグラフィティはもう買っていない。渦あたりから聞けなくなっちゃったんだよな。渦もテレビなどで見聞きする限りは好きな曲なんだけど。
(2004/03/29ちょっと加筆)
「暁星記」3巻古本屋で見かけて購入してしまう(^^;。
このところ日常使用用のデジカメが欲しいと思っていた。日常的に使用するために必要な要件は第一にサイズ! ここを優先したいため、今回は乾電池にはこだわらないことにした。あとはレスポンスの軽快さなども欲しい。また、暗いデジカメはちょっとうす暗くなると、すぐにぶれてしまうのにうんざりさせられてきたので、今回はISOの値にも注目して選んでみた。
明るさを最優先にした場合、小型デジカメで最も魅力的なのはFujifilmのFine Pix F700。なんとISO1600! その上新製品発表後発売前で値崩れ中。しかし、メディアがxDとマイナーで高く、ちょっと厚手でデザインがいまいち。メディアはできればCF、妥協してSD(例によってメモリスティックは論外)。その辺りで見ていくと、京セラのFinecam SL300RはISO800相当までいけ、メディアはSD。回転レンズで薄型。そのくせズームは光学3倍まで。さらに魅力の機能としては、連写機能を搭載。動きのある対象をとるには便利そうだ。というわけで購入。メディアは64Mをおまけにもらったが、これでは少なすぎる。連写機能を活かすために、高速タイプの256MのSDを追加で購入した。予備充電池はちょっと使い込んでから考えることにする。
中野坂上ベストパートナーズ久々に訪問。シロハラやズグロはおらず。ヨウムの若鳥がかわいい。フクロウがたくさん。ハリポタ効果?ミニブタやワオキツネザル見る。
とりあえず素人が完全オートで撮っているだけの段階のファーストインプレッション。内蔵ストロボを焚いたときの雰囲気はいまいち。フラッシュを切るとそこそこきれいな印象。ただ当然ぶれやすい。そういう場合にISO800が効くはずだったのだが、800ではなんかぼんやりした映像になる。照明にもよるのかもしれないけど、なるべく400までで撮った方が後でうれしいかも。でもやっぱりきれいなのは200まで。オートでは200までしかつかわない様子なのはそういうこと?
とはいえ当初の想定通り、携帯には便利だし、動作もそこそこ機敏。回転レンズも便利。まあ普段撮りには十分なんだろうなあ、って感じ。漠然とした不満がない訳ではないが、ま、ちょっと使い込んで腕前の方をどうにかしてみるか。
(2004/03/29ちょっと加筆)
前日までの報道を聞いていて、まさか送還…といえば聞こえはいいが、わざわざ送ってやったんだろ?…てことになるとは思わなかった。何だこの落ちは。珍しく国が信用できるかと思ったのに。
てなわけで憤慨していろいろとぐぐっているうちに、とある裁判官の名前を見かけた。はじめに見かけたところでは、どうやら尖閣諸島の問題にも触れたらしい石原都知事の記者会見かなにかで、また藤原雅行裁判官だったのかといったようなコメントがなされたといったことが書かれていた。てっきりこの裁判官が今回の決定の主役を行ったのか、しかもどうやら変な判決の常連か?と勘違いしていろいろと調べみた。そのうち尖閣諸島問題の決定は別口っぽいとわかってきたのだが、後者の方、この裁判官の関わった判決がちょっと面白いというか何と言うか。
などなど、ネットにいっぱい情報が。どうやら大きなものと小さなものの対立になると、個々の状況を勘案せずに、必ず小さなものの方の肩を持つように見える。「弱者」に優しい裁判官のようだが、「弱者」の範囲があまりにも広すぎないかい。結果として、あまりにも公共の福祉より個人の利益を重視しすぎているというケースが散見されるように思う。
無年金障害者の話はよくやったと思ってみてたけど、小田急の話なんかはおかしいと思ってたもんな。不法滞在外国人関係でも違和感を感じたことを記憶している件がいくつも。同じ人だったとはね。
というわけで、記憶しておいてみようかな。
(2004/03/29加筆修正後にup)
おやおや。てなことを書いてたら、異動になっちゃったとか言うニュースがあったとか(2004/3/27/14:47付読売新聞「社会」)。
記事本文中にも「行政側敗訴の判決を数多く言い渡してきた」なる文言が。民事三部という所属をとって、「国破れて3部あり」とまで言われたそうで。記事によると、行政訴訟を担当する専門部というのが3つあり、提訴順に割り振られるため、この人のことを知っている原告が、3部にあたるまで何度も提訴したり取り下げたり繰り返した例もあったそうな。ほんとに「プロ市民」のための裁判官だったんだ。
判決の特徴としては、原告に対しては緩やかな法解釈で「救済」の可能性を広げ、行政側には怠慢を厳しく弾劾するのだとか。でも多くの判決が控訴審で覆されてきたとのこと。
これを聞いてちょっとハインラインの「夏への扉」の一節を思い出した。
Paymasters come in only two sizes: one sort shows you where the book says that you can't have what you've got coming to you; the second sort digs through the book until he finds a paragraph that lets you have what you need even if you don't rate it. (5章)ってやつ(覚えているのはもちろん日本語の台詞なんだけど、見つかったのが英語のペーパーバックだけだったのだ(^^;)。私も後者の人の方が素晴らしいとは思うが、この人の場合とはなんか違うところがあるように思うんだよなあ。
そうそう、裁判と言えば60年前のことについての賠償を命じた判決もあったな。新潟地裁の片野悟好(のりよし)裁判長の中国人強制連行訴訟への判決。
時効を認めない理由の一つに1972年の国交回復まで提訴できなかったからとかあるけど、いったい今回のはいつ提訴されたの?72年からだってもう32年もたっているんだけど。なんかいかがわしい印象。
ま、印象批判もいけませんが。