兵庫採集
りょうた


2002.7/20 昼

年に一度の兵庫採集の時が来た。2週間以上も前から楽しみにしていただけに、とても嬉しい^^
兵庫採集では父の友人のKさんにお世話になる^^。毎年お世話になっている^^(ちなみに三重のKさんとは別人) Kさんのところで一泊し、りょうた・父・Kさんの三人で採集に行く。妹はKさんの家でお留守番。今年はたくさん採れるかな?


午前10時すぎに起床。朝食をとり、すぐに採集の準備をする。
採ったクワガタをいれるためのケースは中プラケを2個とプラスチックの虫かご2つ、ルアーケース2つだ。
車に道具をつみ、11時ごろにKさんの済んでいる宝塚に向けて出発。新御堂筋は全然混んでいない。
時間も時間だから?^^;
しかし、中国道の側道に合流するとかなり混んでいた^^;; 隣の中国道と殆どスピード同じだぞ(゚ー゚;Aアセアセ これはだいぶかかるかな〜。
高速にはのらずに、側道をずっと走って宝塚に行くことに。すると、宝塚に入ったところから車も少なくなり、12時半ごろにKさん宅に到着。意外と早く着いた。
挨拶をして、早速荷物をKさんの家に置かしていただく。家の前にあるカブト小屋も健在だった^^


カブト小屋


やっぱりすごい。こういうのをいつか作ってみたいものだ。中にはカブトとミヤマが数頭入っていた。
家にお邪魔させていただくと、Kさんの奥さんとKさんの愛犬?(^^;)である「ハムちゃん」が出迎えてくれた。

 


ハムちゃん


ハムちゃんにおみやげの犬用ぬいぐるみ(^^;;)をプレゼントした。
すぐにくわえて歩き回っていたので気に入ったのかと思ったが、すぐに遊ぶのをやめてしまった( ̄▽ ̄;
しっかし、宝塚というところは素晴らしい。
セミや鳥の鳴き声以外は全く雑音、騒音が聞こえない。
都会とはえらい違いだ。まさに自然って感じ。

Kさんの話によれば、昨日見回った三田のミヤマポイントは、とある理由で前の入り方では入れないようになっているとのことだ。げ(゚ロ゚;
しかし、横から回り道して入れるということだった。よかった(´▽`)ホッ 
少し見ただけで5・6頭採れたということだった。
カブト小屋にいたミヤマはそのとき採れたミヤマかな。
しばらく話した後、1時すぎに出発。意外と冷静だった^^;;


ポイント1

昨年はコクワを採ったポイント。少ないながら蜜の出るクヌギがある。
が、今年は全く樹液が出ていなかったT_TKさんも「こんなことあるんやなぁ」と驚いていた。残念だ。

 

ポイント2

ポイント1からここに移動する途中で、Kさんの持っている畑に寄っていった
トマトやナス、キュウリ、ウリとかがあった。カボチャもあった^^;;
Kさんは家の近くの畑の他に、この畑ともう1つ畑をもっている。すごいなぁ。

ポイント2から見える風景の左側のクヌギがあるポイント。樹液は出ているが、カナブンとスズメバチのみ。
すると、地元の子供達が自転車に乗ってやってきた。
自転車の前かごには虫かごがつまれている。中にはしっかりカブトが入っている^^;; 
地元の子供に先に採られたようだ^^;;
このポイントはあきらめるか・・・。


 


ポイント2から見える風景
 

ポイント3

ポイント2から見える風景の右側のクヌギ林。絶好のミヤマポイントだ。
明日も行くので、写真を採るのは控えて思いっきり採集をすることにした。
このポイントは、あまり太くないクヌギ(直径3〜5cmくらい)をゆする。
そうすると、びっくりしたミヤマが落ちてくるのだ。(*☆ω☆)フフフ いっぱい落ちて来い(-∀-*)ニァ…

このクヌギは、一度成長したところで切られていて、そのきられた根元の横からまたクヌギが生えてきている。
そのため、1つの根元から2〜3本出ているのが普通で、多ければ5本くらい出ている。これを全部ゆするのは疲れる^^;

早速3人で一番最初のクヌギを見る。根元からかなり樹液が出ている。壁|m`)ムフッ 絶対おるぞぉ〜。
そして、Kさんが「揺するで」と言うので上を向く。落ちてくるミヤマを見つけるには、上を向いていて落ちてくる個体を目で追わなければならない。
そしてKさんが木を揺すると・・・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! 早速ミヤマ1prゲットだ。

さらに次のクヌギでもKさんが根元からミヤマ♂をゲット。さらに進んでいく。Kさんが「これはおらんと思うけど」と言った木からは3頭も落ちてきた^^;
Kさんは「やっぱり人の勘はアテにならへんなぁ」と笑っていた^^ 
その後、ミヤマばかり数頭追加し、自然とKさんは右に、父はまっすぐ、自分は左側にわかれていった^^
一応、写真も撮る。


 


こんな感じに根元から再生している

この写真に写っているような草が生い茂っているところがいっぱいある。そこが藪だ。


クヌギの様子@逆光


全体的に見て、あまり太くて揺すりにくいクヌギにはあまりいないようだった。
かと言って細すぎるクヌギにもいない。
ちょうどいい太さというものがあるのかと思えば、その「ちょうどいい太さ」のクヌギにも全然いない場合もある。
不思議なものだ。

しかし、自分もよく採れる。探し方を完全にマスターしてしまったようだ^^;;
 落ちて音のした周辺を見てみると、絶対に動く。
♀はすぐにもぐるので、つかまえにくい^^;; 
♂も動きが早いぞぉ〜。

しばらくすると、けっこう開けたところにきた。
今までは藪だったので、かなり歩きやすい^^; が、クモが多い。これはどうにもならんのぅ。
んで、その開けたところのクヌギをゆすっていくと・・・なんとノコ♂が落ちてきた!
(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ 初めて採集したノコだ!小歯型だが、マジでうれしい^^
 


記念すべき初採集ノコ@帰ってきてから撮影


ニヤニヤしながらミヤマの虫かごとは違うルアーケースに入れる。うふふっ(*゚v゚*)
ミヤマもいっぱい採れて、その上にノコで思いっきり喜んだのでかなりの優越感がある。
最初からとばしすぎたので、かなりバテていてしばらくすると開けた場所から殆ど動かなくなった^^;
後のことを考えろよ^^;; もうクワ馬鹿どころかただの馬鹿だ。その後も個体を追加していき、父と合流。
その後藪で姿が見えなくなったKさんにそろそ降りるということを言うと、KさんもOKの返事をした。

父と話していたのだが、今年はカミキリムシが少ない。結果的に、シロスジカミキリは全く見なかった。

降りてきて車の前で中プラケにミヤマを移す。すると、Kさんも降りてきた。
するとKさんが、「水牛が1匹採れたで」と言った(水牛=ノコ)。(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ
だんだんこのミヤマポイントでもノコが採れるようになってきたようだ。(*☆ω☆)フフフ

んで、ミヤマを虫かご2つとKさんの採集袋?(^^;)から出してみると
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミヤマの♂♀あわせてゆうに30匹、下手をすれば50匹以上とれている。(||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||) 
これはさすがに中プラケ2つにはおさまらない。ということで♂を10匹弱を逃がしてやった。
しかし、♂が多いような気がする。逃がしたやつを入れて考えれると、♂と♀の割合は2:1〜3:1になる。
もしかしたら、♂と♀の割合は殆ど同じだが、先に述べたように♀は落ちてきてもすぐにもぐるし、
小さいので見つけにくかったのかもしれない。何はともあれびっくりするぐらい採れた。
それに、今年は樹液が根元からたくさん出ていた。ダラダラ状態だ。
 


チビミヤマ♂

これで昼の採集は終わり。疲れた^^;

2002.7/20 夜の採集記へ