さてさて、お次はこいつ、ライトトラップ採集に飛んできたアシナガオニゾウムシ(Gasterocercus longipes )である。こいつも小さな虫(6−9mm位)なんだけど、なんといっても前足の長さが目を引いた。ライトトラップちゅうのはほんと有象無象の虫が飛んできて、大きな虫以外は見分けもつかないくらいに激しい採集方法だ。そんな中、前足がにょきーんとのびててちっさい虫の癖に存在感ありまくり、そんな姿に惹かれてついつい♂を採集してしまった。その後、別の日にライトトラップしてると見覚えのある模様(ちゅうても、ゾウムシって樹皮みたいなデザインのが多いような気がするが...)の奴を発見したが、そいつは前足が短かった。どうやら♀らしいちゅうことでこの前の奴とペアになるじゃん、ってことで採集した奴だ。数限りなくライトトラップ採集をしているが、今までに飛来したのはこの1ペアのみである。後日枯れ木の上でペアでいるのを目撃したが、♂の前足が長いので、XXXのスタイルがとってもイヤらしく見えた。機会があったらぜひ観察してやってくれ。(笑

ぞうむし