5月25日はリュージョンが単独で下見採集を行った。雑木林のクヌギから河畔の柳・アキニレまで、普段は見逃してしまうような場所を舐めるように回ると、60mmを筆頭にヒラタ12頭(10♂2♀)を得た。柳のシロスジカミキリは既に羽化しており、その脱出口などから出る樹液にヒラタが居たのだ。このとき気が付いたのだが、柳は直径15cmぐらいまでの、まだ樹皮に青みが残ったような若木が良いということだ。そんな若木の方が傷が多くあちこちに樹液が滲んでいたり樹皮めくれが有ったりするのだ。そして樹液を舐めに来るナメクジが良い目印になっている。こんな木がヒラタを集めていた。下の樹上の画像3枚にもナメクジが写っている。![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() | 5月28日は速攻Night Walkersをk-sugano、コダック、リュージョンの3人で編成、21:00頃から河川敷を攻めた。 1時間程度の採集で58mmを筆頭にヒラタ12頭(10♂2♀)を得た。カミキリの脱出口に居るヒラタは大抵お尻をこっちに向けており、あっという間に奥に深く入ってしまって採れないのが多い。羽化して間もないのか、赤みの強い♂個体が混じるのが興味深い。 |
![]() | 5月31日は朝マデNight WalkersをKAZ、コダック、リュージョンの3人で編成、フランスがセネガルに敗れた様子をラジオで聞きながら出発した。宝塚3ヶ所、西宮5ヶ所と六甲山の東山麓を回るように拾って行く。ポイントがあんまり墓場周辺ばかりなので、霊魂が苦手なコダックは「お墓以外の場所は無いの?」。リュージョンの答えは「もう死んでるから大丈夫!」。が、霊魂の祟りか、どこも単発的で数が出ない。型も最大58mmと冴えない。そこで吉野屋でゲン直しをして、社へ大きく移動して再開した。期待の社であったが、樹液が枯れていたり、犬に吠えられまくって断念したりで伸びず採れずようやくヒラタ60mm♂をキープ。ミヤマやカブトが早くも出ているのにどうしたことだろう。そのまま夜明けフィナーレを迎えてしまった。数はヒラタ17頭(15♂2♀)、ノコ2頭、ミヤマ1頭、ネブト2頭だった。 同日、加古郡を今期初視察したtaniはヒラタ3♂を採っている。 |