セレベスオオヒラタクワガタ
Dorcus titanus

byきたむっち


 多数の種類があるヒラタクワガタの中でもこれほど内歯外上がりでかっこいい種類も少ないだろう。
体格はダイオウやスマトラに比べればかなりスマートな印象を受ける。
他の種類同様かなり凶暴で何度も挟まれたことは言うまでもないだろう。
ダイオウやパラワンに並んで個人的に好きな形なのに何故か人気があまり無い。
最初にこいつを見かけたときに形に一目ぼれして即購入してしまったほどなのに・・・。
購入してきた個体は小型でメスは30mmにも満たない大きさだった。
さっそくセットしてみたが2週間後くらいに見てみるとメスがばらばらになっていた。
恐らくオスに殺されてしまったのだろう。
1ヵ月後に恐る恐る材を割ってみると十数匹の幼虫が採れた。
今はその子供達をマットで飼育中である。
オス1匹目の羽化は80mmだったのでこれから続々羽化してくると思われる兄弟達はもっと大型だろう。
90mmUPになってほしいものである。
マット飼育ではなかなか良好な結果ではと思います。
簡単に大きくなっておもしろい種類なので是非飼ってみて下さい。





飼育考察

・オスが凶暴なのでメス殺しには十分注意。

・マットでも十分大きくなるので大食い系のヒラタにはマットの方が向いてるのと思う。

・成虫もかなり餌を食べるので餌切れには注意。

・温度管理は15〜30度くらいなら問題なく飼え私の住んでいるところでは温度管理は不要である。