アルキデスヒラタクワガタ
Dorcus alcides


byきたむっち


 ほかのヒラタクワガタとは別のふいんきをもったかなりごつい体系のヒラタクワガタである大顎には長歯系と短歯系にはっきりした差が出る。
前者の方はするっと長くラインが非常に綺麗。
後者は太い体に小さい顎と重戦車のようなイメージがある。
なお本種は大型でも短歯系が出てしまうのである。


長歯系の大顎

短歯系の大顎


              アルキデスの短歯系

このアルキデスには特別な思い入れがある。
なぜなら初めて買った外国産のクワガタなのである。
当時はどれもこれも高くやや小型のアルキデスを手に入れるのがやっとだった。
しかしその個体は1週間で☆になってしまった。
次の年の夏もう一度ペアを購入した。
産卵させて育てていたが去年の夏の猛暑で壊滅状態になってしまった。
わずかに残った個体もクワ仲間に配ってしまった。
今年は新たな新成虫を手に入れもう一度挑戦してみようと思う。
ちなみにこれらの写真は新しく手に入れた新成虫たちである。

飼育考察
・先ほどの2種と比べて難しい。

・暑さには非常に弱い。

・産卵は水分多目がいい。