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D・F・F 松村


 あいあんさんのご尽力により、外産クワガタ・カブト輸入解禁がされ、私の大好きなタイワンオオクワガタも簡単に?手に入る様になりました。 (但し、台湾国内では、採集・飼育・輸出禁止と聞きますのでご注意ください。)

 そのタイワンオオクワガタの前胸背板側縁形状 (右図印部分)は、 不思議なことに様々な形をしているのは、皆さんご存知だと思いますが、その前胸背板側縁形状だけを色々ご覧になったことは有りますでしょうか?
私は本当に色々な形が有るのか?産地で違いが有るのか?台湾の北と南での違いは有るのか?GタイプCタイプ出現比率は?単なる個体差(血統)なのか? を解明するために、各産地の収集をし画像比較してみました。
とりあえず集めてみただけで個体数も少ないので、これで何を言えるのかはまだ解りませんが(^_^;)「こんなもんか・・・」と、眺めて見て下さい。
今回は「Gタイプ」「Cタイプ」「中間タイプ」と、分かりやすく3つに分けました。


  [タイワンオオクワの前胸背板側縁]
タイワンオオクワの前胸背板側縁は、大きく2つに分けて呼び名が付いており、グランディスと同じ様な形をしているものを 「グランディスタイプ(Gタイプ)」、 クルビデンスと同じ様な形をしているものを「クルビデンスタイプ(Cタイプ)」と呼ばれています。 一時マニアの間では、クルビデンスタイプはハイブリッドだとか言われた時もありましたが、 現地で採集された個体からも色々な形が出るので、今ではハイブリッドと言われることは無くなりました。 前胸背板側縁については、くわ馬鹿98年05月号の「皆さんも私と一緒に考えましょう!/Heroさん」にも詳しく書かれていますので参考にしてください。

台湾地図の見たいタイワンオオクワガタ産地上にマウス合わせてください。
「前胸背板側縁画像」と「簡単な説明文」がポップアップします。(画像読み込みに少し時間がかかるかもしれません。)
現在は、桃園縣・新竹縣・台中縣・南投縣・花蓮縣・台東縣・高雄縣の個体画像を見ることが出来ます。 (印は採集地が明確になっている個体画像)

今回ご紹介した前胸背板側縁形状のG・C・中間タイプは、筆者の私見で3つに分けましたので、皆さんの見解と違う表現がしてあるかもしれません。(^_^;)

謝辞
タイワンオオクワガタ前胸背板側縁形状画像を提供頂きました、テキサスさん、SUさん、かずっきーさん(順不同)。 台湾地図を提供頂きました、RABYさんに深く感謝致します。 ありがとうございました。

今回はタイワンオオクワガタ前胸背板側縁形状のみの画像をお見せしましたが、個体全体画像もみたいな・・・と思われる方は、 「D・F・F HP」をご覧下さい。



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