菌糸瓶の餌交換(その1)

準備と消毒.....
  まず用意するものは、菌糸ビン、投入する幼虫、割り箸、ティッシュ、
  消毒用エタノールを入れた霧吹き、新聞紙くらいあればいいでしょう。
  部屋、手は軽く噴射、割り箸はティッシュに噴射し、拭いて下さい。
  消毒した割り箸等は、良く乾かしてから使用して下さい。
   

表皮を取り除く.....
  菌糸ビンの蓋を開けるとこのようになっています。
  これを先ほど殺菌した割り箸で表面の白いかたまりを取り除きます。
   

  表面を取り除くと真ん中に菌を接種した穴が見えます。
  この中の白い膜も一応取り除いて下さい。
  

幼虫の投入.....
  では投入する幼虫を確認しておきましょう。
  しばらく観察していると丸まりますのでここがチャ〜ンス!
  丸まったところに割り箸をつっこんで持ち上げましょう(^^;
  

  そして幼虫の頭を菌糸ビンの穴に合わせ、そっと置いて下さい。
  しばらく様子を見てると、幼虫は潜って行きます。
  もし、なかなか潜らないヤツがいたら割り箸でつついてみましょう(^^;
  注意:幼虫をつついて、キズを負わせても一切の責任を負いません。
   

掃除と消毒.....
  幼虫が潜っている間に、菌糸ビンの蓋を掃除しておきましょう。
  蓋にも菌糸が入り込んでいたりするので取り除き、エタノールを
  吹き付けたティッシュで拭いて殺菌して下さい。
  また、菌糸ビン本体の口の周りも綺麗に拭き取り殺菌して下さい。
  

最後に.....
  無事投入が終われば、管理用のラベルを付けておきましょう。
  ラベルには投入日、クワの種類は最低限書き、体重、分かるなら産地、
  割出し日、令、性別など。
  もっと書くなら親の情報などでサイズ、幼虫時の飼育の種類を
  つけると完璧ですね。
  

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