いらっしゃいまし!
今回のくわ馬鹿『オオクワ特集』らしいっすね。
天の邪鬼の私が『オオクワなんて…』とアンチオオクワなタイトルで、
オオクワ以外の種の魅力?について好き勝手に語らしてもらいます。
(ちなみに巨人も嫌いです。私。。。)

製作/文 安達真一@福クワ

初めに日本に生息するクワガタ全部を語ったら時間的にも
制作面でも私自信が大変なので主に本州に生息する種で
私の住んでいる福島県で確認されているクワガタ中心でいきます。
(掲載画像は注釈のない限り私が採集した福島産)

コクワ

↑52ミリのコクワっすよ。49ミリまでは採集も比較的楽かな。
これが50ミリの壁を超えてくるとオオクワ採るよりも難しいっすね。
コクワなんて超普通種だと思っているでしょ?あまい!
普通種だからこその楽しみがあります。自分の採集したコクワの
マンディブ(大顎)をよ〜くみて下さい。いろんな形のがいるでしょ?
コクワに始まりコクワに終わる?っていってもいい程、奥深いです。
51ミリ以上を狙っていこう!

スジ

デカイのなかなか採れないっすね。採れてもちっせぇ〜!
目指すは大歯型ですよ!しかも35以上。そりゃ、かっこいい!
飼育も難しいからブリーダーも挑戦しがいあるんじゃない?

アカアシ

ヒメオオ採りに行けばイヤってほど採れる高標高帯の超普通種。
が、これも50ミリを超えるものはホント少ない。
コクワ同様っすね。しかし、50ミリ後半を狙っていける種。
ヤナギに付く黒い影は落とすな。ひたすら練習!練習!

ヒラタ

これ新潟のなんですよ。西日本の人は普通種なんで思い入れも
ないかもしれませんが、少なくなってくる関東やわずかな
採集例のみ残る東北以北の人は憧れのクワガタかな。
山形、福島以北の人は採集できたら報文ものです。
サキシマヒラタが放虫、定着するまえに!
河川敷のヤナギを狙え!!!

ヒメオオ


(スギリン採集/奇形個体)

オオクワって付くからやめようと思ったけど一応。。。
檜枝岐では余程運がないか、目が悪くない限り採集できますね。
が、多産地以外ではなかなか採れない。採れても小さい、少ない。
55ミリ以上の前胸の幅はなかなか迫力があっていいです!
西日本や四国、九州で採集できたらなかなか凄い事です。
(九州は亜種キュウシュウヒメオオです)
上記の地域にお住まいの方は挑戦してみてね♪



まだまだ、つづく。。。