8/9 信越オオクワ 山ごもり編(2/4)
信越方面
【ヤナギだ!】
昨日の昼の部、夜の部の惨敗にげっそりしていたので、今日は最初から新規開拓はせずにこれまで見つけていた場所を回ることにした。マイポイントを探すための新規開拓だから、マイポイントができた今は、そこに行って存分に採集を楽しめばいいはずだ。
刺すような朝日に起こされて、マイポイントへ向かうことにした。
前回、850mからヒメオオが採れることを発見していたので、今日は低い標高から念入りに木をチェックしていく。
快晴だ!!
晴れてくれるのはありがたいのだが、これだけ天気がいいと暑さに弱いクワガタは逆に隠れてしまうところがある。あまり数は望めそうにない。
アカアシ発見!
それでも今まで何もいなかった木にアカアシのペアがついているのを見つけた。標高は700mくらいの場所だ。幸先はなかなかいい。
しかし、結局それ以降は全くクワガタの姿を見ることなく、前回採れたポイントまで行くことになる。
ケータイで会社と客先に連絡を取りながらクワガタを探す。(^^;) 何やってんだか。
いよいよこれからヒメオオ・アカアシ地帯に突入だ。
さっそくヤナギにつくヒメオオを発見!
♀だ
マイポイントでの採集は本当に楽しい。(^o^)
続いて1本のヤナギにヒメオオの♂が2頭ついているのを見つけた。このエリアでは珍しい光景かも知れない。ただし、写真には1頭しか入らなかった。
へばりつくヒメオオ
こういう時は二人いないと困る。絶対に片方を落としてしまうはずだ。落ちそうな方から先に狙い、あまり振動を加えずに慎重に採集。何とかもう1頭の方も木にしがみついていてくれた。このパターンで2頭とも採れたのは初めてだ。
両方49mm
この辺りで見たヒメオオではいちばん大きい。どうしても50オーバーが採れない。
今日は路上を歩くクワガタもよく目にする。ここまででミヤマ、アカアシ、ヒメオオがアスファルトの上を歩くのを確認した。♀が多いが、ミヤマ以外は♂もいた。
途中で脇道に入ってみたりする。
ガスが出てきた
快晴だったのに一気に曇り、時々雨が落ちる。山の天気は変わりやすい。
この脇道にもいい感じのヤナギが数本あり、しっかり噛り跡がついていた。クワガタを探す大きな手掛かりである。これを絶対に忘れてはいけない。
しばらくは好調だったのだが、ぱったりとクワガタの姿を見なくなってしまった。ヤナギの数も減ってきて、クワガタはいそうにない。
と思っていると、路上でヒメオオやアカアシの轢死体を発見したりするのだ。それにしても、この轢死体の多さにはうんざりしてしまう。轢かないでくれ〜〜〜。
別の林道に入って、またまたアカアシやヒメオオが採れるようになってきた。ミヤマの木にさしかかると、今日もベタベタとミヤマがついている。9頭だけ発見した。採れたのは2頭だ。(;_;)
さらにその先の木で大きなドルクス系のケツを見つけてしまった。ヤナギはヤナギでもヒメオオやアカアシがつくヤナギとは種類が違う。どちらかと言えば、スジやコクワ、オオクワがつくような木だろう。ということは、あれはオオクワ?
画面中央にドルクス系
なんていうバカな期待をしてしまったのだが、オオクワが白昼堂々とわざわざこんな枝についていることもないだろう。サンダル履きで薮をこいで、網を2本使って苦労して捕獲してみるとヒメオオであった。(;_;)
アスファルトを歩くミヤマ♀
その後、ヤナギとアスファルトでヒメオオ、アカアシ、スジ、ミヤマを数頭ずつ追加して山を下りた。
取りあえず温泉へ向かう。やっぱり風呂は気持ちいい。一人で温泉は淋しいが仕方がない。
コンビニで食料を調達し、いよいよ外灯回りに出発だ。
本当に今日採れないとシャレにならない。