菌床ブロックってなあに?

 クワガタ幼虫飼育をしている人なら誰でも知ってる菌糸瓶飼育。
ところが、菌糸瓶はちと高いのです。たくさん飼ってる人にはとても
つらいものがありますよね。ところが、菌糸瓶と一緒に菌糸ブロック
というものが販売されていることがあります。見たことがある人も
多いでしょう。容量あたりの価格も瓶入りよりずっとお手頃ですね。
でも、瓶入りとはなんか勝手が違うみたいで手が出せなかった人も
多いことでしょう。そもそも菌糸ブロックとは?オガ粉にキノコの菌を
植菌したもので瓶入りと変わらない訳です。要は自分で瓶に詰め替
えすれば、格安菌糸瓶ができる訳です。
 自分で詰め替えと聞くとちょっとめんどそうと思うかもしれません。
でも、自分で詰め替えるメリットはコストパフォーマンスの面だけでは
なく、他にもいろんなメリットがあるのです。いくつか例をあげて見ま
しょう。

@容器がリサイクルできる。
 瓶入りは空き瓶が増えてくる。PP瓶は特に困るね。
A好きな容器が利用できる。
 初令用にはプリンカップや空き小瓶を。終令には大瓶など。
 ジャムの空き瓶とかも使える。
B添加剤が加えやすい。
 どうせ自分で詰めるのだから、少量なら添加剤を加えることが
 できます。
C水分調節ができる。
 同じメーカーでもロットによって多少は水分が違ったり、好みの
 水分量じゃなかったりする。こういう時は自分でオガを足して水分
 調節ができます。

結構いいでしょう?fig1は菌床ブロックの画像です。

fig1:菌床ブロック

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