◇開場

8月7日土曜日、いよいよオープンである。
開場時刻の10時が近づくにつれ緊張が走る。沢山の人が来てくれれば良いが。
「そろそろ開場します。皆さん配置に着いてください」とのアナウンスがあって、正面のガラス扉を開ける。
蝶で作った大きな蝶のディスプレイが来場者を迎える。

 入り口に設置した蝶で作った蝶
 開場直後
開場して驚いたことは小学校高学年の子供たちは少なく、幼稚園から小学校低学年の子供連れが多かったことである。蝶の舞うトンネルを走るカブトムシ列車はそのような小さな子供たちに人気を呼び別料金にも関わらずほとんどの子供が乗っていた。近畿支部の某氏の子供さんは10回も乗ったそうである(^^;;
子供たちはトンネル内でオオゴマダラや金色の蛹などの説明を受け小さなひとみを輝かせていた。
 
珍しい虫の話でおじさん達は盛り上がる。左からA.CHIBA氏、鈴村氏、宮下氏
 
会場を入るといきなりクワガタムシコーナーに来場者は驚く。ニジイロクワガタ、オウゴンオニクワガタはその形と色彩でやはり人気の的であった。また小さい子供はルリクワガタ属やネブトクワガタ属などの小型種が結構好きみたいである。

クワガタムシのコーナーを過ぎると地域別に配置された世界の蝶や甲虫などのコーナーが続く。美麗な蝶に歓声があがる。

中間地点には「近畿の雑木林の昆虫」コーナーがあり、木々には蝶やクワガタムシなどが生きているように配置されている。
そして引き続き「カブトムシやクワガタムシと触れ合う森」のコーナーである。
15畳くらいのネットで覆ったケージにはカブトムシ、ノコギリクワガタが常時250頭ほど放されており、子供達は実際に手にとって触れることが出来る。

 展示物制作中の杠氏(左)
 
 
また、鈴村氏による昆虫標本の作り方講座も開かれ、子供だけでなく大人達もその理論に裏付けされた展足法と手際の良さに見入っていた。

鈴村氏の展足教室。子供達の真剣な眼差し。
当然、少年達は阪神タイガースの帽子をかぶっている(^^)v
おとうさん、おかあさんも真剣に鈴村氏の説明に聞き入る。
 
開催期間中、近畿支部のメンバーは複数回訪れてくれた人も多かった。m(_ _)m
また、大変遠いにも関わらず千葉県からはA.CHIBAさん、仙台からはFAN LINさんが来てくれた。m(_ _)m



 
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