クワ雌識別図鑑 ヒラタクワガタ
ヒラタクワガタ
これこれ。私も昔すんげー悩んだ。特に小さいヒラタクワガタとでっかいコクワガタ。で、何が決定的かというとこれはもう前足の脛節の曲がり方で決まり!脛節というのがわかんない人の為に言っておくと、つまり足の見えてる部分ってのは3つの節に別れているように見える。一番先っぽが爪のついた符節、次が脛節、で付け根に近いのが腿節だ。ほんとはそのまた付け根に転節とか基節とかあるんだけどあんまり見えないから、、、おっと脱線三昧。でそのヒラタの脛節だが、コクワとはっきり違って内側に向かって湾曲している。つまりO脚気味ってわけだ。コクワ雌は真っ直ぐかやや外側に向かって曲がっている。そもそも大きさが25−40mm位ってのがヒラタで17−30mm位ってのがコクワなんだけど、多少はオーバーラップする。そこでまず、全体、前足アップ(被写界深度が浅いので足に焦点が合うと背中がボケるのは仕方がない。接写というのはとても難しい)だ。背中の艶にも注目。ヒラタの背中は艶がある。そして次がコクワとの前足の比較だ。左がコクワで右がヒラタ。足の湾曲具合が違うのがはっきりわかる。