山岳民族の森 タイ・メーテン      
ラフ族の村を目指す!

まぼろしの巨大アンタエウスを求めて!

タイ・チェンマイの歴史 ワンポイントメモ

タイ・バンコクより飛行機で約1時間、雨季真っ只中のチェンマイの地に降り立った。
タイ地方最大都市といわれる割には、どことなく城下町を思わせるような碁盤のような町並み。
市内は三百とも云われる古寺が残され、街のはずれにはラテライトの城壁が訪れる客を否がおうでもタイの悠久の歴史の旅へといざないでくれる。
13世紀のランナータイ王朝に遡り、その名残はこの古都の文化を語るには、充分過ぎるほど魅力的な街である。
チ(シ)ェン=都、マイ=新しい、その昔メンライ王によって築かれたこの歴史に残る「新しい都」は、こうして今も世界中の観光客を惹きつけてはなさない。

 この「北方のバラ」と呼ばれるチェンマイの街を見て歩いた翌日の朝、高鳴る胸は一路、森の妖精が棲むというメーテン郡の山を目指していたのである。
朝一番、ピクニック気分で動き出した車は何とピックアップトラック。このあと1時間半後に出くわすハプニングなど誰も知る由もなかった。


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