で、この画面。地図のないカーナビ画面と思って下さい。
マップデータがなくても大都市データは表示されます。
.0.3Km~800Kmの段階的なズームイン、アウトが可能。
ヘッドアップももちろんできる。最新機種はマップデータ
を内蔵で、しかもCDーROMで書き換えできるのだ。
(画面に変な影が写っていますが心霊写真じゃありません)


これは様々なデータを表示した。歩いたり、車で移動した時の
速度もかなり正確に表示する。トリップはある地点からある地点
までの距離。車のメーターだと走った距離しか分からないが、
常に携帯する事により、総行動距離も測定可能。林道の長さも
朝飯前である。ALTは標高。小型種や高山種の採集には必須
の項目である。しかし、多少の誤差があるので気圧式の高度計
との併用がベストである。ポジションは緯度経度。例えば、
N24°38’29.4”/E121°26’31.6”
私が99年8月14日に台湾でオオマルバネを採集した場所。
これはちょっと大袈裟だが、ルリ、コルリポイントを友達の
ナビに転送する事によってピンポイントでその場所に行く
事もできるのだ!私は様々な採集ポイントをメモリーしてある。
時間はGPSからの信号により、常に正確なものとなる。


これはキャビンに戻ると設定した時の画面。やじるしの方へ
進めば無事に帰れるのである。目的地までの距離も表示する。
(ここではマイル表示設定になっています。)
ちなみに上記のオオマルバネポイントまでは私の家から
2320Kmの距離にあるのだ。とぉ〜いね〜。

で、本体だけではこんな感じなのだが、パソコンとナビソフトを
組み合わせるともっと活用範囲が広がる。例えばカーナビもどき
(ちゃんとしたものにはかないません)もできるし、採集ポイン
トを編集してマップ上に表示する事も移動した軌跡を表示する
ことも出来ます。私は旅行に行った時、ホテルをマッピングして
歩き回り、その軌跡をたどって戻るといった使い方をします。

あれば便利!なければそれなりに昆虫採集は楽しめますが、
この記事を見て訳も分からず買ってしまってホコリをかぶって
も私は一切の責任を持ちませんので悪しからず。自分なりの
使い方をマスターすればそれは『
おとなのオモチャ。』になる
ことでしょう。おもろいよ!              

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