タイトル画像 by BAJA



 またか!と思われる方もいらっしゃるかもしれませぬが、本人もそう思ってます。(^^;;
「月刊むし:クワガタ特集号・11」でも奇形の報告が多かったとのことから、
つい最近まちかねBBSでも「奇形クワガタが多い?」というポストがありましたが、
懲りずに紹介させて頂きます。
 それにしても我が家では飼育数の割に奇形の発生率が高いような気がします。
なかには人相や家相が悪いからだなどとおっしゃる方もいらっしゃいますが(ほっとけ!)、
決してそんなことはありませぬ。でも少しはあったりして。(^^;;

 さて、冗談は顔だけにして(って、認めるのか!(^^;;)今回紹介させて頂く
♀のノコギリクワガタは、今まで出てしまった奇形とは異なり、菌糸瓶ではなく
発酵マットでの飼育個体です。(←「だす」と書きそうになっちまってる。(^^;;)
まだ同じマットで飼育したノコ7頭全てが羽化したわけではないのでなんとも言えませぬが、
現在羽化している5頭の中で異常が認められるのは、今回紹介する個体だけです。
また、この個体は今年5月9日に羽化し、これを書いている今日6月9日現在生存しています。

 それではご覧頂きましょう。




'99/06/07撮影



 パッと見た感じには、羽化不全としては非常にポピュラーな、羽を閉じることが出来ずに
開いたままの状態となってしまった羽化不全のように思われます。
んが、実はこの個体には「羽開き」となってしまう理由があったのです。それにしても悲惨ですねぇ。うぅぅ...
因みにサイズは、ノコギリクワガタ♀としては最大クラスの38mm程度あります。

 上の画像をクリックしてみて下さい。こうなってしまった理由がわかります。たぶん。(^^;;


目次へ