99年度 第2回檜枝岐採集オフレポート(2/2)



6/13 2日目


午前5時、灯火廻りに落ちている蛾などをつつくカラスの大声で起床。本当にうるさい。 灯火をたたみ、新しくできたミニ尾瀬公園なる公園で朝食をとる。

決死隊隊員

左からBAJA氏、matsuda氏、シーラ氏、Leo氏とLeoジュニア


今日は昨日以上に天気がいい。今夜も期待できそうだ。この日はミヤマ狙いのシーラ・Leo組とコルリ狙いのmatsuda・BAJA・あいあん組に 朝から分かれての行動だ。 が、どちらの組もなかなか採れない。どうにか前日に続いてmatsuda氏が葉っぱの裏についていたコルリ♀をゲット。

コルリ♀

葉っぱの裏につくコルリ♀ ヤラセなし画像


ふつうこんなところについていないので、まさに執念の結果だろう。広沢林道で再び合流しヤナギをルッキングするも ミヤマはいない。灯火ポイントに比べ標高が数百メートルほど高いので、ここではまだ発生していないのだろう。 ミヤマ・コルリを諦め材割でルリ狙いに変更する。行きに目をつけていた倒木を割るといきなりルリ幼虫が2頭出てきた。 タコ採れか!と思ったものの結局その2頭だけで、あとはスジ幼虫1頭を割り出したのみで材採もあえなく終了した。

コルリ組

コルリ組の左からmatsuda氏、あいあん、BAJA氏


この日は温泉につかる元気もなく灯火に突入。前夜の教訓からいつもの灯火場所より標高の低い場所に設営することにした。 前夜より気温もやや高めであったにもかかわらず、この日はほとんど飛んでこなかった。今時期に活動している個体は すべて前夜で飛び切ったかのような印象だった。
午後10時、2日目終了。

今回のオフでは
オオクワ 1
ミヤマ 50
ヒメオオ 3
コルリ 2
ルリ 2
スジ 1
コ 20
という結果となった。

狙ったくわで採れなかったのはアカアシだけといういつもと逆の結果となったが、この時期にしてはまあまあの成果だろう。
さて、次は7月本番だ。今から非常に楽しみである。



前ページへ99夏号目次へ