檜枝岐決死隊のあいあんは、6月11日深夜いつものように檜枝岐へ出撃した。 このレポートは「決死隊」の血と汗と笑いの採集紀行である。
6月、正確には12日深夜1時、シーラ邸へ到着。予定より1時間遅れて今回のオフがスタートした。 東北道を北上、高速を降りいつものコンビニで仮眠をとる。午前7時舘岩のガソリンスタンドで給油後檜枝岐入り。いつものことだが非常にうれしい。 しかし、広沢林道へ向かう途中ヤナギをルッキングするが、ヒメオオはおろかミヤマもいない。 林道到着後ミヤマ狙いのシーラ氏、コルリ狙いの私はそれぞれ思い思いの木を見回る。 そうこうしているうちにmatsuda氏がBAJA氏とともに到着。 BAJA氏がコルリ♀を発見したがすぐに逃げられ、その後苦労の末matsuda氏がようやくコルリ1♀、 ほぼ同時に私がヒメオオ1♀をゲットした。 その後、昼間の広沢林道では他のくわがたは全く採れなかった。
午後3時、灯火準備と入浴のため檜枝岐村に戻る。他のみんなが温泉に入っているあいだ、私は知人宅に 灯火器具をとりに行く。途中、この日2頭目のヒメオオゲット。先ほどの個体よりやや大きい。標準サイズか。 午後5時前、ひとり遅れて入浴。ん〜、温泉は実に気持ちいい。風呂上がりに檜枝岐でビールを1本。 至福の瞬間だ。 Leo氏が合流し、灯火も設営を完了、あとは飛んでくるのを待つのみだ。午後8時、第1便到着。 中型のミヤマ♂。午後10時までに10数頭のミヤマと数頭のコクワが飛来。この時期にしては上々か。 10時過ぎ、外灯廻り組のシーラ氏がオオクワ♀をゲットして凱旋だ。 やはり新月の晩で気温もそこそこならこの時期でもオオクワは採れるようだ。
その後かわりに私達も外灯廻りをするが、10時を過ぎて気温もみるみる下がり、ヒメオオをまた1♀拾った もののそれ以上の大きな成果はなかった。 午後11時、初日終了。 |