カブト馬鹿奮闘記/コバエの撲滅

亀有カブト



今年も残すところ後1ヶ月を切ってしまいました。
ボーナスはもう出ましたでしょうか?
不況の為その額は悲しくなるほど減り、中にはカブト、クワガタ飼育が 困難になっている方もいらっしゃるのではないかと考えてしまうほど 世の中不景気です。
この不況は未だ1年はたっぷり続くそうで、先を考えると暗くなりますが 来年は皆さん矢内スペシャルの実験が出来る事でしょうから何とか 頑張って乗り切っていきましょう!

会社が潰れたらどうするんだって?
うーん。恐怖の大王が降りて来たと思って諦めて、開き直って矢内スペシャル やってて下さい。





さて、今年最後を締めくくるカブト馬鹿だが、今回の話しは何かって言うと、 あのうっとうしいコバエ「クチキバエ」についである。

普段コバエなんか私はあんまり気にしていないくせに、久しぶりに 連中が大発生して虫嫌いの嫁さんに見つかって機嫌が悪くなってしまった もんだから、肩身が狭くなり、だからやっぱり気になって腹が立って 気が付いたら撲滅目指して今回とんでもない事までしてしまった。
ところがこれが結構効果があったので紹介することにした。

それでは、普段のコバエ対策から順に話しを進めていこう。



冒頭にも書いたが、普段私はちょっとぐらいのコバエは無視出来る為、 どこからかコバエが涌いて来たらその時に発生源を突き止め、電子レンジで軽く発生源を 加熱して撲滅させている。
ちょっと暖めるだけだ。なにも問題はない。
これは、ストックのマットや成虫マットの場合であり、幼虫の入った瓶は さすがにやっていない。

幼虫の入った瓶などはどうやっているのかと言うと、全ての瓶はキッチン ペーパーで蓋ごと包み、輪ゴムで止め、コバエが外に出ないようにしている。
成虫が入ったプラケの場合、逆に外からコバエが入らないように蓋とケースの間に 新聞紙を挟み込むと言う事をしてコバエの発生を防いでいる。
単純だがこれが結構効果がある。

ワンカップ瓶にコバエが涌いたのだが、キッチンペーパーによって シャットアウトされた為、外の世界を垣間見ることもなく息絶えたコバエ達の骸を お見せしよう。

こんなに涌く


凄い効果だ。


このおかげで普段はあまり室内でコバエを目にすることはなく、放し飼いを しているハエトリグモたちはかわいそうに天井や壁をうろうろするばかりで あり、我が家は夫婦円満で私はカブト、クワガタ飼育に専念が出来るのである。

ところが、ガキ共がキッチンペーパーをはずしてしまい、その隙にわずかに 生き残ったコバエが進入し、キッチンペーパーを嫁さんがご丁寧にも元に 戻したりなんて事をしてしまうと私の知らないところでコバエ達は大発生 してしまい、そんな時にそれを又ガキ共が外したりなんかするともう大変。
大発生したコバエは瓶から一気に噴きだし家中を乱舞すると言った事態を 招く事になる。
気を付けていてもたまにそうなる。

そんなときはこれ。

キンチョールだ!


シューっと一吹きでコバエなんかいちころ。

しかし、発見が遅れて、天井とかタンスの裏とかあちこちに散らばってしまい、 シューするのが面倒になってしまった時はこいつ。

蚊取り線香だ!


1回焚けば1室のコバエは全滅する。
キンチョールも蚊取り線香もちょっとぐらいはカブトやクワガタには、 全然効かないから安心して使おう!

蠅取り紙を使う方も多く、効果も高いそうだが、コバエがびっしり 張り付いた様子を虫嫌いの嫁さんに、見せられないと言った事情から 私は使っていない。










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