とまあ、そんな風に通常はコバエ退治をやっている。
ガキが居なけりゃ本当に撲滅できるんだろうけど私はとりあえずはこれで しのいでおり、今のところそれほど神経も使わないでいる。


ところが、面倒くさいと言った理由から今年初めて採用した衣装ケース で一部のカブト幼虫を適当に放り込んで飼育していたら、そこで大大大発生した。
そして発生源も嫁に見られた。
ろくに確かめもせずに、本体と蓋の間が結構開いているにもかかわらず、 何の防衛手段もとらずにやったのがまずかった。

これがその発生源だ


慌ててその近辺にキンチョールを撒き、蚊取り線香を焚き、ほとんどやっつけたのだが ケース内からは次から次へと新しいやつが殺されに這い出てくる始末。
ケース内でちょろちょろしているやつは、ガスライターのガスをしばらく出して 点火して燃やしたりして、たまに手の脱毛も兼ねて退治しているが今回はそんなもんじゃ 追いつかない。
とうとうぶち切れた私はケース内にキンチョールを撒こうかと言う衝動にかられた のだがぐっとこらえて次のような物を用意した。

アルコールだ


そして、こいつをたっぷり染み込ませたティッシュをケースに敷いて



ライターで火を付けた。



はーっはっはっは、良く燃える。
ガスと違って一気に燃えないから脱毛にはならなかった


ちょっと燃えカスがある



ダイオキシンは発生しているかも知れないが、これぐらいでは ケースは熔けないし幼虫も平気だろう。
そしてコバエは全く居なくなった。
コバエの幼虫が気になる人はもう一回やろう。表面がカラカラに 乾くので、表面に多い蛹なんかはほとんど死ぬはずだ。


こいつの欠点は、家中が臭くなるのと、嫁さんが居る時は出来ない 事だが、マット内に逃げ込んだコバエをも焼き払うことが出来、 また燃やす行為によって心まで癒される。
精神的ケアを考えるとその効果は絶大と言えるだろう。

しばらくすると又涌くが、そうしたら又やればいい。
何と、コバエが増えたことによって、楽しみが増えたではないか!

こいつは是非皆さんにも試してもらいたい。
あ、でも、ドジやって家が燃えても責任は負えませんので。
お気をつけて。








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