百式(MG) 製作日記

まずはメッキ落しからはじめます。
この百式は、金メッキではなく銀メッキの上から
クリヤーイエローをオーバーコートしてます。
なので、いきなり漂白剤ではメッキが剥がれません。
まずはオーバーコートをラッカシンナーを入れた容器に
パーツを漬けて落とします。(これはすぐ落ちる)

銀メッキが出てきたら漂白剤に漬けます。
私はキッチンハイターの原液を使用してます。
タッパーに入れて蓋して混ぜながらやりました。

これでメッキは分解されて下地が出てきますので
よく洗います。これもタッパーに洗剤を入れて
ジャカジャカ振って洗いました。
漂白剤は風通しの良い場所で使用しましょう。

←はメッキが落ちた状態です。
で、これで塗装しちゃうんですけど、いつも
パーツが黄色いなぁと思ってたんです。
表面もテカテカだし、でも裏は白い。。。
面だしやヒケ処理するんでペーパー掛けたら
なんか、黄色いのが取れることを発見!
どうやらメッキの下処理に何か塗ってあるようです。
しか〜し!これを全部ペーパーで落とすのは
至難の業!メッキ剥がして後悔。。。

左のパーツはやすったものです。
これだけでもかなり面倒です。。。
なんとかやすらないで取れないものかと思って
シンナーで拭いてみたけど取れる気配なし。
とりあえず、シンナーに漬けてみました。
そしたら、30分くらいしたら、おぉ〜なんだぁ〜
ってな感じで表面が←のようになりました!
オブラート状になって表面が剥けちゃいました。

表面のコートはいくら漬けておいても溶ける事は
なくフィルム状のままでした。
↑の状態のものを拭いたらこんな感じになりました。
下地を剥が前後の画像です。
テカテカも消えてエッジもよく見えるようになりました。
プラは半透明ですね。これが、プラ本来の無着色の
状態と思われます。
これも前後の比較です。
下地・メッキ・オーバーコートと3コートされてる
んですね。
エッジもだるくなりますね。
今回、思わぬ発見をしちゃいました。
さてさて、これからエッジ&ヒケ処理です。
3/7
仮組してバランス見て見ました。
こうやって見るとMK-2〜Zへの進化中の
形態なのが良く解かりますね〜

表面処理は角張っているようで、意外と曲面が
多くて苦労してます。エッジはメッキコートを
考慮してか結構立ってます。

だるそうな箇所のみ処理終了します。
それから、やはりシンナー漬けしたからでしょうけど
材質がもろくなっているみたいです。

これから後ハメ工作です。
バインダーと腕部分ですが、結構面倒そうです。
3/9

後ハメ加工第一弾です〜
バックパック合わせ目消しとバインダー横のパーツを
爪を落として後ハメ。
胴体も内部パーツを分割してみました。
これで胸パーツの合わせ目が消せ、マスキング要らず
の塗装ができます。
首のパーツも両耳を切り飛ばして塗装後に組める
ようにしました。
足首シリンダーはピンを切って、穴あけして後から
プラ棒で取り付けるようにしました。ついでにシリンダー
にアルミテープを貼りました。これは、金属パイプに
変更するかもしれません。
後は腕とバインダーの加工です〜
3/11

後ハメ第2段
腕とバインダーを加工してみました。

腕は白いパーツを接着。バーニヤ部分をカット
して塗装後に組めるようにしてみました。
動力パイプもカットしてしまいました。

バインダーは画像のようにカットすれば後ハメ
出来ます。中の黒いパーツはそのままで
組み込めます。バックパックのジョイントは
淵を削って表からはめ込めるようにしてあります。
バインダーの加工はこんな感じです。
ここまでで、後ハメ加工・合わせ目加工は
大体終了しました〜

残るは最大の関門、塗装ですね〜
どの様にして金色を再現出来るかは、まだ
決めてませんです。
動力パイプはプラの一体式だったのでザク風に
してみました。コトブキ屋んのモビルパイプと、グフの余り
パーツを使いました。足のパイプも変更予定です。
外装以外は大体の塗装が終わりました。
設定色とは、色味が違いますがそれは後程。。。
で、外装の金色なんですが、写真ではうまく
出ませんがテストピースを作ってみました。
少しむらがありますけど、
こんな感じですけど、どうでしょうかね。
カラーレシピは完成時にという事で。。。
チョット解かりずらいけど下塗りが終わったとこ
下塗りは黒です。

完成品はこちら