こぜりあい 2001年04月01日(日)

 

新しい年度が始まりましたね。いろいろな法律も施行されたりと、世の中が動きつつあります。 

日本ばかりでなく世界中でいろいろと物騒な動きもありますね。 
ユーゴスラビアではミロシェビッチ前大統領が逮捕されました。まぁ横領などの罪でとのことですが。 
一方で国際法廷にて戦争犯罪人として裁くべく、引渡し要求がなされているようですね。ここら辺に 
ついては詳しくないのでなんともいえませんが、よその国の人間が裁くようなことなのかなぁと 
正直疑問にも思いました。これに関してはまた別の機会に書いてみようかと。 

極東地域でもちょっと面倒なことが起きていますね。 
米海軍偵察機EP3が1日、中国軍の戦闘機と空中接触した後、中国南部の海南島に緊急着陸した 
とのこと。中国側の発表では「原因は米国機が飛行ルールに反したために起きた。責任はすべて米 
国にある」とのこと。一方のアメリカ側の発表だと、EP3は通常の監視飛行中に2機の中国機に飛行 
を阻まれ、偵察機は中国機の一機と接触かなりの損傷を受け、救難信号を発して海南島に緊急着陸 
した、とのこと。 

一応、公海上とのことですが・・・うーん、さてさて。 
いずれにせよブッシュ政権になって、対中政策がクリントン前政権の時とは一変したのが原因のよう 
ですね。米軍の乗組員は全員無事とのことですが、偵察機から機密が漏れる心配もあるようですね。 
いろいろともめそうです。 

国内も大変でしょうけど、気を緩めているとこういう事が次々と起こってきそうなのが極東地域ですね。 
この間の千葉県知事選挙などで国民の意識が大分変化し、政党政治のあり方とかが大きく変わって 
いきつつある大変な時期ですが、日本のリーダーの方々には、外の方にもきっちり目を向けておいて 
いただきたいと思いますねぇ。

リサイクル法施行の目的 2001年04月02日(月)

 

4月から家電リサイクル法が施行されましたねぇ。これからはテレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機を 
捨てる・・・というか買い替えなどで手放す場合は、それらをなるべくリサイクルしていく目的で 
利用者から一定の処理費と運搬費を取ることになりましたが・・・。 
この影響でしょうか、この1、2ヶ月にこれら電化製品の駆け込み需要があって、その結果、多くの 
家電製品がゴミとして出されてしまったようです。 
  
なんか、へんだなぁと感じました。 

リサイクル法の主旨は、限りある資源を大切にし、物はなるべくリサイクルしてゴミを減らし、環境 
の保護に努めるといったモノだと思います。これに関しては多くの人が賛同することでしょう。 
ところがここ数ヶ月、世間の様子を見ていると、リサイクル法の施行によって家電製品の値段が 
上がるとか、廃棄するのにお金がかかるようになるので面倒だとか・・・マスコミや量販店などでは 
目先のことばかり宣伝していたように感じました。 

まぁ、メーカーにリサイクルすることを義務づけ、そして消費者や業者の不法投棄をなくす目的なら、 
廃棄時ではなくて購入時にお金を聴取するシステムにした方がよかったのかも。 
結局、法律を導入することが目的となってしまって、国民にそれを納得させる努力を政治家の方々は 
怠ったように思えます。国民の意識からかなり離れてしまっているのかもしれません。 

リサイクル法の意義をきっちり説明し、将来に向けての展望とともに語りかければ・・・日本人は 
それをきちんと理解し、実行していける教育レベルの高い国民だと思います。もっと自国民を信頼して 
語りかけて欲しいものですよねぇ。 

とにかくリサイクル法は施行されました。今後どのように展開されていくのでしょうか。

株式買い上げ機構 2001年04月03日(火)

 

1月に底値をいったん打ったと思われた株式市場ですが、2月の半ばくらいからだったでしょうか、 
アメリカ市場低迷の影響もあってまたグングン下げてしまいましたね。このときにさすがに政府も 
株式市場への対応にせまられて、 『株式買い上げ機構』構想を財務大臣あたりが口にしました。 
これを受けて下がりつづけていた株価も反転、上昇に向かいました。(しかもアメリカの市場の 
低迷をものともせず) 

この現象を目の当たりにしたせいでしょうか。政府連立与党内では「株式買い上げ機構」の実現化 
への動きが活発化している様子。経済に関してきちんと勉強をしたことのない私なので判断材料 
があまりないのですが、正直、「これでいいのだろうか?」という不安を抱いています。 
実際の買い上げは対象を第二地方銀行以上の銀行とする、などの意見がでているようですが、 
イメージとしては政府が株価を買い支えるようなことになり、ちょっとまずいように感じます。 
(現段階でかなり優遇されている金融機関を、さらに贔屓にするような感じが・・・) 

この方法をカードの一枚として持っているのはいいのかもしれませんが、これを真っ先に議論している 
のは違うように思えます。本来、この部分はそれこそ市場原理に任せるべきで、まずやらなければ 
いけないのは株式市場を活性化するための方策(小額取引でもしやすいように、株式の制度や税制面 
での改革をしていくことですねぇ)とか、海外に比べて収益率の悪い国内の金融機関の競争力をアップ 
させていくための議論なのではないでしょうか。 

 『株式買い上げ機構』発言の直後の株価の動きを見てしまい、それが麻薬のように魅力的にうつって 
しまったのかもしれませんが・・・ここは一つ、目先のことではなく未来を見据えた政策を実行していって 
欲しいと願いますねぇ。

終わってみれば 2001年04月04日(水)

 

内政干渉まがいのクレームを韓国や中国から受けた教科書検定ですが、ようやっとチェックが 
終わり、その内容が公開されたようです。 
読んでいないのですが、クレームの中心になった『新しい歴史教科書を作る会』のメンバーが 
執筆に加わっている教科書も、かなり修正させられたようですが合格しましたね。多分読んでも 
普通の内容かと思うのですが・・・。 

これを受けて、さらに韓国とかがクレームをつけたようですが・・・まぁ、きちんと決められた手続きに 
のっとって行われたことですから、言うべきことは相手側にきちんと伝える必要はありますよねぇ。 
当の韓国や中国のように、例えば日本を悪役にして国内の不満をそらすような、そんな教科書を 
政府が中心となって作るような国でなかったことは、正直ラッキーに感じましたね。 

今回の教科書検定で不安を覚えたのはそんなところではなくて、やはり新指導要領にのっとって 
作られたために教える内容が3割くらい削減されてしまったということですね。 
「ゆとり教育」との名目でとられた方針のようですが、子供達の将来、ひいては日本の将来に 
不安を感じました。学校教育というのは知的鍛錬の場です。ゆとりを重視するあまり3割も教える 
内容を減らしたのは疑問に思います。子供たちにとってもその減らされた内容を学ぶ機会を奪われた 
のはアンラッキーなのでは。 

詰め込み教育はよくない・・・おそらくそういう考えからとられた方策かと思うのですが、物事を考える 
のに知識は必要です。そしてその知識の量が多ければ多いほど、選択肢が広がります。また物事を 
筋道をたてて考えるのには一定の訓練がいります。各家庭でそういう機会を与えられればいいのですが 
・・・。 

子供達にほどこされた教育の結果がでるのは30年後くらいだといわれています。すでに分数の計算の 
できない大学生や、語彙力のない若者のことが話題にのぼる今日この頃。一旦方向が決まると、なかなか 
修正が効かないのが我が国のよう。親御さんたちで自衛するしかないのが現状なのでしょうか。

先駆者 2001年04月05日(木)

 

プロ野球も開幕し、しょっぱなから17点でしたか巨人が阪神に大勝しましたね。始めくらいは 
もっと締まった試合をしてもらいたいものですけど・・・(^_^;) 

海の向こうの大リーグもペナントレースが始まり、イチローを筆頭に連日日本人選手のことがスポーツ新聞を 
にぎわせている様子。でも、私としては一番気になっていたのは、まだほとんど切り開かれていなかった 
大リーグへの道を開いた野茂英雄投手のことでした。 

昨日になりますか、その野茂投手について嬉しいニュースが飛び込んできました。 
渡米して2度目になりますが、ノーヒットノーランを達成したとのこと。「やったね!」て感じです。(^^) 
現在はレッドソックスに所属している野茂投手ですが、小耳にはさんだところによると、ア・リーグと 
ナ・リーグ両方でノーヒットノーランを達成した投手というのはほとんどいないとか。それもすごい! 

以前にも何回か書いたと思いますが、大リーグで日本人選手が通用することを知らしめた功績も 
さることながら、日米の国民の相互理解を深め、日米関係の改善に多大なる貢献をしたと言う意味でも、 
ものすごくファンであり尊敬するスポーツマンなのでした。 

渡米した当時、96年くらいでしたか、日米関係はかなり険悪化していました。日米自動車交渉で 
かなりゴタゴタしていましたし。お互いに理解できないという面が大きかったでしょう。 
そんな時、日本からやってきた一人の若者の活躍がこの状況を打開する助けとなったようです。 
ドジャーズでの野茂投手の活躍は、アメリカ人に対しては日本人の頑張る姿とアメリカンドリームの 
再来を、そして日本人に対しては才能があれば活躍できるアメリカの社会の懐の深さを、それぞれ 
示すことになったようです。 

彼がすごいなぁと思うのは、日本を出てくる時、マスコミは彼に対して酷評し続けたと記憶していますが、 
周囲に左右されず、淡々と行動し、きちんと結果を出した野茂投手。アメリカで成功してからもその態度は 
変わることがないようです。好不調の波があるようですが、落ち込んでも黙々と努力しつづけてまた、 
活躍する機会を得て頑張っているのですから、やはり尊敬に値しますねぇ。 

日本で彼の投げる姿が観られなくなったのは残念ですが、長く活躍してくれることを期待しますね。(^_^)

「マネー」より「ゼニ」や! 2001年04月07日(土)

 

ちょっと変わったタイトルですが・・・本の紹介を。(^-^) 
日下公人&青木雄二共著、『「マネー」より「ゼニ」や!』(ダイヤモンド社)です。 
日下さんはよく著書の紹介をしているので今さら説明しませんけど、青木氏は『ナニワ金融道』 
の作者として有名かと思います。 

まぁこの本では題名のとおり、世の中のお金に関するしくみとか、とにかく「ゼニ」の話満載と 
いったところです。道徳論や経済学ではなくて、もっともっと一般の人の生活に密着した話に 
なっています。青木さんは漫画家として成功されてお金持ちになられた方のようですが、 
そこにいたるまでの過程とかそういった裏話も載っていますので、漫画家志望の方も読まれると 
けっこう参考になるかもしれませんよ。(笑) 

資本主義、民主主義、共産主義等々・・・お二人の思うところを簡単な言葉で述べられていますね。 
唯物主義がいい!と青木氏が言い切っているところはちょっと賛同しかねますが、(まぁ、そういうモノ 
としてわきまえておけという意味あいなのかもしれませんけど) 普段そういうことを話題にすることも 
なく学校でもきちんと学ぶ機会が少ない日本の人々にとっては刺激になるかも。 

ちょっと目鼻の変わった本だなぁと手にとってみましたが・・・ユニークな本であることに間違いはないですね。

親日派の来日 2001年04月08日(日)

 

何度も打診されては実現していない、前台湾総統・李登輝氏の来日。 
この5月に訪米されるようですが、帰途に日本に立ち寄りたいとの意向を示しているとのこと。 
森総理はビザ発行に前向きとのことですが・・・。 

日本政府が及び腰の理由は中国政府の反発にあります。「台湾は中国の領土であるが、李登輝氏 
は中国からの独立を企んでいる人物である。訪日は台湾独立を促すことになるから共同声明での 
約束に反する」との主張のようです。 

まぁ、内政干渉ともとれるような内容ですが、李登輝さんはすでに政界から身を引かれた一民間人。 
アメリカをはじめとした他の国にはどんどん旅行されているのですから、日本に来られてもおかしくは 
ありませんよねぇ。 
しかも今回の目的は心臓疾患の検査及び治療とのこと。「人道的見地から」が口癖の日本政府としては 
やはりきちんと受け入れるべきでしょうねぇ。 

もしまたもや入国を拒否するようなことがあれば、台湾の人々の日本に対する心象が悪くなるでしょうし、 
他の国々からも場合によっては軽蔑されるもとでしょう。日本にとって得策ではないように思います。 
それにしても、辛抱強く日本に対して問いかけ続けてくれている李登輝さん、やはり尊敬に値しますねぇ。 
日本に好意的な隣人の気持ちに報いれるようなわが国であって欲しいものです。

大使の一時帰国 2001年04月09日(月)

 

教科書検定が終わり、問題視されていた歴史教科書もかなり修正されたようですが、検定に 
合格したことは少し前にここでもとりあげましたが、これを受けてでしょう、韓国の駐日大使が 
帰国することになったようです。 韓国政府は「外交上、強い抗議の意志を示す大使召還では 
なく、通常の業務による一時帰国だ」と主張しているようですが・・・。 

おそらく国内の国会議員や市民団体らの反発に配慮してのことかと思います。 
以前、聞いたことがあるのですが、韓国の人々は日本に複雑な感情を抱いている場合が多いが、 
それは一般大衆レベルでのことで、上層部の人々は日本に対して好意的なのだとか。 
それではなぜ一般の人々がそのような反応をするかといえば、李承晩元大統領時代の反日教育 
に原因があるようです。子供の時から繰り返し悪口を聞かされて育っていれば、自然と悪感情を抱 
くようになってしまいますよねぇ。ですから日本の悪口を言う韓国の人々に「何を根拠にそういうこと 
を言うのか?」と尋ねれば、「学校で教わった」ということになるかと思います。 

韓国政府としては国内を統治するために外に敵を作って、国民の意識をまとめ上げてきたのでしょうね。 
ただし、この手の方法は便利な反面副作用もあるようで、今回のようなことが起きれば国内で過剰に 
反応する勢力がでてきてしまい、政府がその対応に苦慮することになっているのでしょう。 

日本としてはそういう相手だということを踏まえた上で、対応していくしかないのでしょうね、今のところは。

成人式騒動、その後 2001年04月10日(火)

 

成人式の役所主催の記念式典の際に、大騒ぎしたり式典を妨害したりする若者があちこちで 
見受けられ問題となったのは記憶に新しいと思います。このほど文部科学省が行った調査で 
そのような問題が起きた自治体は、全国で16都道府県33市町村にのぼることが分かったとのこと。 
各自治体でそれぞれ対応に苦慮している様子が見受けられました。 

人数が多いほど騒ぎになる可能性が高いことから少人数で分散開催したりとか、保護者同席の 
式典にしたりとか・・・なんとか若者の興味を引くようにしようと努力している自治体が多いようです。 
しかし、やはり戦争直後の貧しい時期に、行政で若者を激励しようというのが最初の主旨だったと 
思うのです。これだけ裕福になった時代に役所主催で税金を投入してやる必要があるのかなぁというのが 
正直な感想ですねぇ。 

そしてこれが一番問題ではないかと思うのですが、騒ぎを起こすお調子者は少数派のハズです。 
他のきちんと式典に参加している多くの若者のためにも、そういう礼儀をわきまえない人間を 
主催者の責任として退席させられなかったという点・・・。「人権」とやらがへんなところで幅を効かせて 
いるのかもしれませんね。また若者門出を祝う、というより、それによって潤う大人の既得権を守る 
ことが優先されてしまっているのかもしれませんねぇ。 

戦後半世紀以上・・・惰性で続けられている事柄は多くありそう。いろいろと見直していく必要がある 
のではないでしょうか。

『私が「この国」を好きな理由』2001年04月11日(水)

 

また本の紹介を。(^-^) 
日下公人著、『私が「この国」を好きな理由』(PHP)です。 

またまた変わった題名ですが、日本人というのは千年以上にわたってほぼ単一民族を形成し、 
島国という立地条件の良さからか「日本」という国を作るのに苦労することはあまりなかった 
ようです。自然と国が形成されたせいか、大陸の国の人々に比べると「日本」という国を意識すること 
が少なく、当然、「この国」という言葉を使うことも認識する機会も少なかったとのこと。 
日下さんによると、人が「この国」と自分の国を客観的にとらえるのは外国とぶつかった時であるとのこと。 
そんな解説からこの本は始まっています。 

日本を否定的にとらえるのが進歩的といいますか、知的という風に感じるのが戦後のこの国の流行で 
あったようですが(原因は日本人自身と外国からの働きかけにあるようですけど・・・)、以前からそう 
ではなくて「日本の文化が世界をリードしていくようになる、日本は最先端の国である」と何度も 
著書でそう述べられてきました。 

例えば、日本の漫画やアニメを早くから評価されてきたことなどがあげられます。ご自身でもそれを 
取り入れられて著書に当時ハヤリの4コマ漫画を載せてみたり(もう5〜6年は前になりますか)。 
大人がいくら日本の悪口を子供たちに吹き込もうとも、ピカチューは世界中の子供たちに大人気。 
なんでもアメリカでも日本と同じようにカードを集めることが流行しているようですが、カタカナで書かれた 
カードを持っていてそれを読むことができるのが「COOL!」なんだとか。日本製のアニメや漫画を通して 
日本の文化や習慣も自然と入っていきます。ピカチューはそれこそ「ピカチュー」しか語彙がないわけですが、 
それで喜怒哀楽を全部表現してしまいコミュニケーションが成り立っています。『以心伝心』といいますか 
相手のことを察するという日本の文化を世界の子供たちが自然と身に付けることになるかもしれません。 
(逆に日本の大人たちが物事をハッキリいうこと、ディベートの重要性を言い始めたのは皮肉なことかも 
しれませんねぇ) 

日本にはこういういい面、いい習慣、いい文化があるんだよ・・・そのようなことが書かれている本です。 
ぜひご一読を。(^^)

神戸屋レストラン 2001年04月12日(木)

 

久しぶりにグルメな話題を。(^-^) 

先日、職場近くにある神戸屋レストランに行ってきました。神戸屋はパン屋さんとして有名かと 
思いますが、レストランがあるのは知らなかったので見かけてから気になっていたのでした。 
で、探索へ。 

ランチタイムでは結構クルマが行列しているとか。ただこの日は平日の夜ということもあってか 
割合すいていました。店内に入るとまずパン売り場。パンばかりでなくケーキなども並べられて 
いましたね。全体的に広々した印象で天井が高いのが気に入りました。客席もゆったりしてい 
ましたねぇ。厨房は奥に引っ込んだ形ではなくて、客席から見える形になっています。こういう 
ところも好感がもてました。作業しているところを見せるというのは、やはり自信があるという 
ことでしょうし、店員さんたちの緊張感も違うでしょう。食材や食器を衛生的に取り扱うように 
注意を払うことになりますね。 

メニューは洋食屋さんというイメージでしょうか。写真入りのメニューなのでいろいろと気になって 
しまいました。この日は仔牛のカツレツマサラソースのセットを頼んでみました。セットメニューは 
何通りかありまして、今回は目的のひとつであったサラダバーが入っているものにしました。 
あとは飲み物とパンがつきます。ここの売りは当然パンでありますが、これは食べ放題。 
焼きたてのパンを持って店員さんが巡回してくれます。 

サラダバーも食べ放題。フルーツ何種類かと杏仁豆腐も置いてありました。ドレッシングも3種類 
ありまして、この日は木イチゴ(だったか?)ベースのソースを選んでみました。 
パンは美味しいです♪ 丸いパン、食パン、ブドウ入り、くるみ入り、麦芽入り(だったかな?)、 
ミルク入り・・・等々、色々楽しめました。 
メインデイッシュもワインベースのソースがなかなか上品で良かったです。他にロールキャベツが 
とても気になってしまったので、今度はこのメニューに挑戦したいなぁとか考えています。 

普通のファミレスよりもお値段は張りますが、味と雰囲気は満足〜♪ 
皆様も機会があれば立ち寄ってみてくださいませ。

ビザ発行を 2001年04月14日(土)

 

ちょっと前にも書きましたが、台湾の李登輝氏が訪日のためのビザ申請を行ないました。 
ビザ発行に関して日本政府内での対応が割れている様子。森首相はビザ発行を関係各省に指示 
したようですが、外務省や一部政治家から反対意見がでているとのこと。 

前回も書いたことですが、李登輝氏はすでに政界を引退された一民間人です。しかも今回は心臓疾患の 
治療をするのが目的とのことですから、人道的見地が口癖の日本政府としては来日を妨げる理由は 
ないと思います。中国との関係悪化を心配しているといいますが、ビザの発行はその国の問題ですし、 
発行しなかった場合、中国以外の国々から軽蔑されることになるやもしれません。もし中国から文句を言って 
きた場合は、そのことを世界中に訴えればよいと思います。恥をかくのは中国の方になるでしょう。 

セーフガード発動と時期が重なり、さらなる中国の反発を招くおそれがあるからという判断のようですが、 
今まで日本の立場を第一に考えて、訪日を無理強いすることのなかった李登輝氏がビザ発行を強く求めている 
ということは、かなり身体の状態が悪いのかもしれません。あまり時間はないように思えます。 

日本政府としては淡々と、主権国家としてきちんとした対応をお願いしたいものです。今の台湾の人々の失望を 
買い、未来の台湾の人々が日本に対して親しみを持ってくれる機会を奪うことのないように。

『大人のための勉強法』 2001年04月15日(日)

 

本の紹介を。(^-^) 

少し前読んだ、日下公人さんとの共著で名前が気になっていた和田秀樹氏。その方のベストセラー 
である『大人のための勉強法』(PHP新書)を読みました。 

内容は題名のとおり。生涯学習が大切とされるであろう21世紀、大人が効率よく勉強していくには 
何がポイントか、どういう点に気をつけたらよいのか、資格取得のためにはどのようにしたらよいのか 
・・・等々。東大理Vという難関を突破した自身の経験をもとに、勉強の仕方のハウツー本といった 
ところでしょうか。(もちろん、子供達にも参考になるでしょうし、受験期の子供をお持ちの親御さんにも 
参考になる内容でしょう) 

この本を読んで一番感銘を受けたのは実はエピローグの部分だったりします。 
この方も今度始まる「ゆとり教育」には反対しています。なぜかといえば、文部科学省がやろうとしている 
ことは欧米諸国ですでにその弊害が指摘されているからとか。(日下氏との共著『大人のための頭の使い方』 
で述べられていました) ですから勉強というものは本来楽しむものであり、そのことを示すために大人たちが 
率先して子供達に勉強している姿をみせること。そして、それは高齢化社会を迎えるにあたって最後まで 
活躍するには有効な手段であることを訴えられていました。若者の学力低下が叫ばれる中、この状況を打破 
するためには大人が頑張る必要があることを示す目的でこの本を書かれたとのこと。 

勉強したいけど時間がない、効率よく勉強するにはどうしたらよいか・・・そういったことでお悩みの方には 
お勧めの一冊です。

おめでたいニュースあれこれ 2001年04月16日(月)

 

というわけで、楽しみなニュースが飛び込んできましたねぇ。 

皇太子妃の雅子さま、ご懐妊らしいとのニュース。順調にいけば12月ごろに誕生する予定とか。 
嬉しい知らせですねぇ。前回の時はマスコミの騒ぎすぎのせいもあってか残念な結果に終わりましたが、 
今回は順調に事が運ぶとよいです。皇太子家に子供ができたとあれば日本全体が明るくなるというもの。 
不況マインドもふっとぶやもしれませんね。ちょっとした出産ブームになるかもしれないし。 
まぁ、今の天皇家は女の子ばかりですが、日本の場合は女帝でもいいわけで。できれば雅子さま似の 
かわいらしい姫君の誕生を期待しちゃったり。やっぱりアイドルが必要かなぁと・・・。あ、でもかっこいい 
男の子でもいいのかな、イギリス王室みたいに。(^-^) 
こういう時って伝統ある皇室や王室の存在って、なんかいいなぁと思いますね。なんやかんや言っても 
歴史の重みがありますしね。 

また全然話題が変わりますが、なんでも六大学野球に初の女性選手が誕生したとか。 
なんかこれもパッとした話題でいいですねぇ。プロ野球や大リーグは見ますが六大学野球にはほとんど 
感心のなかった私ですが、活躍いかんでは神宮の森まで見に行っちゃうかもしれません。 
さらにすごいのは東大のピッチャーということ。まぁ、他の大学では男性を押しのけて出てくるのがちょっと 
困難なのかもしれませんが、根性でやるばかりがスポーツじゃないと思うので、科学的なトレーニングと頭脳を 
使ったピッチングなどを期待しちゃいますねぇ。(デビュー戦は打たれてしまったようですが・・・) 
そういえば、六大学野球で確実にレギュラーになるためには東大に入るのがよいとか聞いたことがあります。 
そのために東大に入るのもすごいことですけど。(^_^;) とにかく最後までやり遂げて欲しいものですねぇ。 

おめでたいニュース、あれこれでした。(^o^)

『大人のための勉強法 パワーアップ編』2001年04月17日(火)

 

前回ご紹介した『大人のための勉強法』の続編になるこの本について。(^_^) 

前作も大人が仕事をもちながら効率よく勉強していくにはどうしたらよいか、情報
満載の本で ありました。続編である『大人のための勉強法 パワーアップ編』に
は作者の和田秀樹さんが実際に取り組まれた資格試験について、その体験談を
綴られています。もともと執筆活動あり、子供達の教育あり、診療活動あり、と大
忙しの和田氏がどのように受験を乗り越えられたか、とても参考になりました。

今回かなり紙面を割いて書いていたのが、「勉強のやる気を持続する」ことの大切
さとコツ。これは多くの社会人にとって有効な部分ではないかと思いますので、詳
しくは本を読まれて下さいませ。

この本の最後の方で注意をうながしているのが、「勉強法を学んだだけで満足して
はダメだ」という点です。ポイントをつかみ効率よく勉強する方法について書かれた
本のせいか、苦労しなくても要領よくやればそれでいいのだと勘違いする人が一部
いるそう。

これからは高度情報社会(この本では知識社会と表現されていますが)が到来し
ます。この時武器になるのは常に学びつづける態度であろうことを指摘されていま
す。前作とあわせて(まぁこれ1冊だけでもかなりなものですが)、勉強したいけど
きっかけが掴めないとお悩みの方にお勧めの本ですねぇ。(^^)

株価はマインド 2001年04月18日(水)

 

『雅子妃殿下、ご懐妊の可能性』・・・このニュースが日本中をかけめぐったこの2〜3日。 
いろいろな人がコメントされていることですが、日本がパァっと明るくなったようとのこと。 
ホントに今回は、無事に経過していってほしいものです。 

この影響はさっそく株式市場にも現れて、まずは子供関連産業というのでしょうか、そういう企業 
の株価がグッと上昇した様子。そして続くこの日、今年に入って最大の平均株価の伸びだったようで、 
一日で500円以上あげましたねぇ。 

おもしろいものです。政府が経済政策を打ち出したとしても、それの有効性に「?」マークがついて 
しまったら絶対株価は上昇しませんしかえって下降したりします。逆に今回のように社会が明るく 
なるような出来事があれば、その企業自身に大した材料がなくても急上昇したりします。 
この株式市場の判断が正しいか正しくないかはまた別問題ですが、とにかく市場とはそういうもの 
ということですねぇ。 

最近は日経平均というものが市場を正しく反映していないことが認知されてきたせいもあるかも 
しれません。去年に主要銘柄225社のうち30社ほどゴソッと入れ替えたわけですが、その内容がIT関連 
産業中心だったために実際はそれほどひどくない経済状況であるにもかかわらず、不景気がかなり 
深刻で長期化している印象を与えてしまっていました。これを見直すためにTOPIX(東証株価指数) 
を重視する動きがマスコミにもでてきましたね。TOPIXではすでに景気は上昇傾向を示しているよう 
です。 

政府が景気対策として、株式買い上げ機構を作って国が株価の下支えをしようという動きがありますが、 
これはやり方がまずいように思えます。結局、市場に税金を投入するシステムを作ろうということでしょうから。 
やらなくてはいけないのは社会の仕組みを変えることでしょうねぇ。個人消費が落ち込んでいるとか、 
その一方で個人の貯蓄率は世界最高水準だとか・・・それが日本の状況なのですから、ここでも「マインド」 
でしょうか。たしかに「買い上げ機構」の発言のあった直後に株価が上昇したせいもあって、政府としては 
それに魅惑されてしまっているのかもしれませんね。 

経済は生き物。国がコントロールしようと思ってもしきれるものではありません。そのいい例がソ連の崩壊 
でしょう。政府がやれるのは暴走しないように舵取りをすることなのではないでしょうか。ホントにあとは 
マインドの問題かと思いますので、マスコミも暗い話題ばかり載せないで人々の気持ちを高揚させるような 
いいニュースを伝えてほしいですねぇ。(^^)

ひっそりとした幕切れ 2001年04月19日(木)

 

一時期あんなに騒がれた森内閣退陣。形としては今回が正式な退陣表明になるにもかかわらず、 
既に次期総裁選もたけなわになっているために、さびしい幕切れになりましたね。 
(マスコミの扱いも小さいですしね) 

本人がマスコミと仲良くやっていなかったから、という書き方をする記者もいますしが、新聞も一斉に 
森さんの総理としての適性を疑うようなニュースばかり国民に流しつづけたような感も受けますので、 
こういうモノの見方はフェアじゃないなぁという印象でした。 

確かに、うっかり発言とか、えひめ丸の事故の時の行動(対応自体はああするしかなかったと思います) 
など問題点は多かったかも。ですが失政をしたというわけではないでしょうねぇ。実際、森内閣の 
1年間に通過した重要な法律も何個もありますし、進展しつつあることもイロイロあります。確実に世の中 
は前進していっています。(テンポは遅いですけど) 

森内閣最後の大仕事になるかと思われた李登輝氏の訪日問題。最初は日本政府が責任を負わないで 
済むように、申請そのものがなかったかのような対応になってしまい、さすがの李登輝氏をも怒らせてしまった 
よう。ここで中国に媚びてみたところで相手が増長するばかりで、かえって他の国々や大切な隣人たちの 
軽蔑を買うのみという結果に終わるのか!?かなり心配してしまいました。 

とりあえずビザの発給が行われることになりそうなのでやれやれということですが、あくまでも中国にお伺い 
を立てる人々の顔を立てているのか、くどいくらい「治療目的に限定」とか「行き先を限定」とか・・・聞いていて 
ちょっとうんざりしましたね。 

(このことに関しては、外務省が申請を受理しない、なんてことがまかり通ることは由々しき事態です。申請の 
形式が整っていたら役所は受理を粛々と行わなければなければなりません。法律にのっとった仕事をしているの 
だから当然です。その後の判断は政治家の仕事になりますね) 

とにかく森内閣のすべてを批判するというのは、正しい物の見方ではないなぁと思います。 
評価すべきはし批判すべきところは批判する。そしてただ反対するのではなく、どうしたらより良いのか意見を持つ。 
マスコミも国民も心がけるべきではないでしょうか。

お金儲けの神様 2001年04月21日(土)

 

邱永漢さんといえば、お金儲けの神様として有名ですよねぇ。(^-^) 
一時期、この方の著書をよく読んでいたのですが、さしもの神様の神通力もバブル崩壊以降は 
通じなくなったというか、邱さんご自身がこの現象に戸惑っているように思えたせいか、 
ここ数年、本を読むこともなくなっていました。 

この間本屋を物色していた時のこと、長ーい題名の本を見つけました。 
『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』邱永漢&糸井重里共著 (PHP) 
で、「お金」の部分がクローズアップされているせいか、地味な装丁にかかわらず結構目を 
引きましたねー。 

当然お金に関する話題が中心なのですが、邱さん自分ではパソコンを操作することがないよう 
なのですが、インターネットの可能性というか活用の方法というものを考えられている様子。 
それを対談中に糸井さんにアドバイスされたりとか。 
邱さんのすごいところはご自身が良いと思われたことは、どんどん他の人にアドバイスして 
いくこと。しかもそれで自分は儲けるわけでもないこと。(まぁ、既にかなりの資産家なので、 
その必要もないのかもしれませんが)プロデューサーとしての役割を楽しんでいるようです。 

お金儲けの神様健在、といった感じでなんか嬉しくなっちゃいましたねぇ。(^▽^) 
他にも「男の子と女の子に対するお金の教育方法はちがう」とか、漢民族出身らしい発想の 
数々が披露されていました。読みやすい本ですね。邱さんにあやかりたいと思う方はぜひ 
ご一読を。

李登輝氏来日と総裁選 2001年04月22日(日)

 

日本の社会も、さまざまな動きを見せてきましたね。(^^) 

李登輝氏の来日(なんでも16年ぶりとか)。とりあえず混乱もなかったようで一安心。 
行動に制限をつけたりとか、いろいろな面で台湾側にも不満があったようですが、まぁ 
まずはきちんと受け入れをすることが大切だと思うので、とりあえず良かった。 
あとは李氏には、きちんと検査を受けられて養生していただきたいものです。 

そして、自民党総裁選。 
これも今までにない盛り上がり方ですねぇ。今日は4候補もしくは4候補の支援者がテレビに 
登場しまくりだったような。ホントはそろそろ政界の再編が行われ、全部シャッフルされること 
を期待していたのですが、なかなか一挙には進みませんね。 
ただ、今までなんとなく自民党の上層部だけで決められていたモノが、国民の目に見える形に 
なってきたことは喜ばしいことです。 

4候補それぞれの意見を聞く機会がありましたが、消費税減税を訴えていた方もいましたねぇ。 
今の不景気を解消するには個人消費を回復させる必要がありそうですが、今人々がお金を使わない 
のは日本の未来に対して希望をもてないためかと。不景気といわれていてもヒット商品はあるわけで、 
きちんとニーズをとらえたモノは売れています。最先端の国になった日本では政府が経済活動を規制 
するよりも、もっと自由にやらせるべきでしょう。また日本人自身もいちいちお上にお伺いをたてて行うので 
はなく、かつてクロネコヤマトや城南信用金庫の社長さんとかが政府のある種のいやがらせにも怯まず、 
断固として新しい商売を生み出しそれを広げていったような、そんなチャレンジ精神、ベンチャー精神と 
いうものが今こそ必要なのかもしれませんねぇ。 

とにかく、「日本丸」は歩みは遅いように見えても、確実に動きだしています。 
明るい未来が少しづつ見えてきたように感じませんか?

パソコン普及率 2001年04月23日(月)

 

3月の消費動向調査によると、2001年3月末時点のパソコンの世帯普及率は50.1%となったとのこと。 
年収950万円以上の高所得者世帯にパソコンの普及が集中していて、日本の家庭でIT革命が進む 
一方で、「情報格差」も一層拡大している実態が浮き彫りになった・・・との解説ですが。 

一見するとその通り、って感じがしますが、どのような調査をしたのか興味があったり。 
なんせ日本のIT革命はパソコンではなくて、携帯電話を中心に進んでいくように思いますので。 

今や携帯電話でインターネットをのぞくことができるようになりました。高額所得世帯にパソコンの普及 
が進んでいると読んでいますが、お金を持っている中年以上の方々が遅ればせながらこぞってパソコン 
の購入に走ったせいかなぁと。若者世代はケータイを持っていれば十分なのでしょうし、これをもって 
「情報格差」というのも変な話ですよねぇ。 

どの情報が価値があるのかはその人によって違います。アメリカで語られた「情報ハイウェイ」構想。 
ここで出てくる情報格差という言葉は、インターネットへのアクセスができる人とできない人とでの 
情報格差をなくそうとしたものだと記憶しているので、それをそのまま日本の状況に当てはめるのは 
的外れのような感じがします。 

日本の役所はまだまだアメリカ追随姿勢なのですねぇ。もうちょっと現実を見据えてオリジナリティー 
あふれる発表をして欲しいものです。日本は日本の道を模索していく時代に突入したのですから。

10年連続世界一 2001年04月24日(火)

 


OECD(経済協力開発機構)の開発援助委員会の発表によると、日本が2000年に実施した政府 
開発援助(ODA)の額は10年連続で世界一になったとか。 
援助額そのものは、前年度がアジアの通貨危機の時の支援の影響もあって減少しているようです 
が、2位のアメリカの95億ドル強に比べ130億ドル強と、ダントツの1位だったとのこと。 

すごいことですよねぇ。 
国内ではあまりクローズアップされることはないようですが、日本の経済力が世界に与えている 
影響は多大なるものがあります。ただ日本にはそういう事を声高に宣伝するのはハシタナイという 
文化があるのでしょうか、国内むけにもそして諸外国に対してもそのことをきちんと訴えたことが 
少ないように感じます。 
今回の李登輝氏の来日問題に見られるように、普段、政治哲学のない対応を内外に見せてしまっている 
せいでしょう。これだけの援助をおこなっていても、日本という国が尊敬されることが少ないように思えます。 

相手に必要以上に恩に着せることはありませんが、もっともっとこのカードは有効に使いたいものです。 
使い方によってはホントに、各国の社会の発展に役に立つことになるのですから。現在のように某国の 
ように日本から多額の援助を受けながら、そのお金を(おそらく)軍備拡張に利用し、自らも他の途上国に 
経済援助を行っている国などに多額の援助を続けているのは異常です。 

本当の意味で、日本の援助を必要としている国は多く存在すると思います。 
そういう国々へただ単にばら撒き型の援助を行うのではなくて、その国の発展につながるような生きた援助 
ができるといいですね。現在のように政府に直接お金を渡すと、残念ながらどこにお金がいってしまったか 
分からなくなることも多いと聞きます。効果の検証をきちんと行い上層部がODAを着服してしまうような国には 
もう援助しないとか、哲学を持った援助活動が必要かと思います。 

せっかく税金を使って援助するのです。他国から感謝され、日本人自身も幸せを感じられるような、そんな 
活動にしたいものですねぇ。 

新総裁 2001年04月25日(水)

 


自民党の総裁選、小泉純一郎氏の圧勝でしたね。 

これだけ国民もマスコミも注目した総裁選は珍しかったと思います。 
ただ新聞やテレビのニュースで見ている限り、小泉氏への評価は必ずしも高くはないようです。 
もともと主流派ではないせいもありましょうが、諸外国にはほとんど名前が知られていないとか。 
自民党員も小泉氏自身の政治的手腕を期待して投票したわけではなく、自民党という政党に 
対して危機感を抱いているせいだとか・・・。 

小泉氏の政治的能力についてはまだまだ未知数ですが、なったからには頑張って欲しいモノです。 
頑張り方にはいろいろあると思いますが、今の民主主義制では「数」がものをいうわけで、 
自らの政策を実行するためには今までの一匹オオカミのようなやり方では通用しないかもしれませんねぇ。 
反面、もともと型破りで知られて人物でもあるので、結構ムチャが許されるかも。 
いい意味で期待したいです。 

郵便事業の見直し、憲法の改正・・・等々、ぶち上げていることはいろいろある様子。 
いろいろなしがらみがない分、思い切ったことができる立場にはありそうです。そして周囲もそれを 
受け入れやすいかも。(田中真紀子氏が重要なポストを占めるかもしれませんし、若手議員登用も進む?) 

ただ現在の連立与党体制は続けるようなので、これは残念です。公明党や保守党と自民党とは、 
本来路線が違いますよねぇ。ここら辺りも打破できるといいですよねぇ。 
とりあえず結果がでるには少し時間がかかるでしょうが、期待と声援を小泉氏およびそのブレーンに 
送りたいと思います。 

新内閣発足 2001年04月26日(木)

 

新内閣発足しましたね。 

外務大臣に田中真紀子氏、というのにはちょっとびっくり。一番の目玉って感じです。 
かなり重要なポストなので、小泉総理自身の人気とあわせてこの内閣は人気がでそうです。 
そして経済財政担当相に慶応大学の竹中平蔵さんを、行政改革担当相に石原伸晃氏を 
指名しましたねぇ。思い切った登用と若返りが実現したようで、まず大きな一歩を踏み出した様子。 
さすがに戦後の日本の政治では、なかなかなかったような変化がおきたことは評価できそうです。 

さて、これからどうなっていくのか。注意深く見守っていかないといけませんね。 

日本経済の立て直し、待ったなしのところまできています。国民とっても嫌なこと、つらいことも 
実施されていくかもしれません。それによってはあっという間に支持率も低下してしまうことも・・・。 
ですが政治というものは結果で、その政策を実施している最中に国民から理解されることは 
なかなか難しいかもしれません。きちんと評価されるのはその人が引退してから、場合によっては 
死後になるの可能性もありますしね。 

とにかく、思い切った内閣編成ができたことは喜ばしいことかと思います。 
あとは登用された方々が普段何を考え、きちんと勉強し、自分なりのビジョンを持っているのか・・・ 
今までになく問われることになるのではないでしょうか。 

田中真紀子氏にはインタビューに答えて出ていたセリフ、「国益」を守るということをしっかり実行して 
いただきたいですねぇ。ただし、むやみに敵をつくるようなマネはしないようにです。お父さんの轍は踏ま 
ないでいて欲しいですから。 
石原伸晃氏はテレビ等で訴えていることを試してみるチャンスでしょうねぇ。普段の勉強の成果を発揮して 
くれることを期待しています。 
竹中平蔵さんはよくお顔はテレビで見かけますが、その主張についてはあまり把握していなかったり。 
ちょっと心配なのが、小泉さんが亀井さんの主張を取り入れて財政出動をさらに拡大させそうな話が 
聞こえてくることでしょうか。効果的な予算の使い方を考えて、それを検証できる仕組みをつくらないと 
いけないのでしょうねぇ。竹中さんは民間企業で活躍された経験はあるのかどうか?・・・上手くことが 
運んで欲しいですね。 

国民一人一人がきちんと、マスコミのニュースを鵜呑みにすることなく、自分の頭で考えて、 
今度の内閣の動向を見守っていかなくてはいけませんね。(^^) 

新内閣へ期待します2001年04月28日(土)

 

GW初日のこの日、さまざまな動きがみられましたね。 

メーデー(これも5月1日だと思っていたのですが)の集会での様子がニュースで映されていたのでしょうか、 
小泉総理がマイクを握って集まった人々に訴えていました。「自分が総理になったということは、政権交代 
したのと同じ意味合いがある」(確か、こんなセリフでした)と。なかなか勇ましいことですね。(^_^) 
なんでも現段階での新内閣の支持率は86%、細川内閣の75%を上回り過去最高を記録しているとか。 
そしてその人気を受けてか自民党の支持率もアップしているとか。 

集団的自衛権の行使や憲法改正についても取り組んでいきたいようですが、それには連立を組んでいる 
公明党とかの存在が問題になるでしょうねぇ。総裁選の最中に訴えていたこれらの問題ですが、どのように 
決着をつけるつもりなのか・・・。 

また外相になった田中真紀子氏。中国からはいろいろ牽制があるようですが、対中関係にかんする質問を 
受けて「デリケートな問題ですから」と、今までになく慎重な発言。失言とかを心配する声もありましたが、 
そんな不安を吹っ飛ばして頑張っていただきたいものです。アメリカやイギリスのマスコミは「日本初の 
女性総理の誕生か?」といった伝え方をしているようですね。 

社民党の土井党首もメーデーでの演説でしょうか、「集団的自衛権の行使や靖国神社参拝など、 
危なっかしい」と。まぁ社民党ももとを正せば社会党。自分たちが拠り所にしてきた社会主義理論が 
人々を幸せにしないことは既に証明されたのですよね。本来ならばソ連が崩壊した時点で解党してしかるべき 
政党だとは思うのですけど・・・。 

とりあえず小泉内閣の課題は日本の経済を立て直すこと。それには日本の進むべき道を国民に示し、日本の 
未来に対して希望をもてるように持っていかなければ。日本という国の将来の展望が見えれば、国民にも 
不景気をふっとばすパワーも出てくるでしょうし、海外からの日本という国への資金と人材の流入も活発化 
することでしょう。 

とにかくいい方向に動き出すことを。小泉内閣には期待しています。 

人類初の宇宙観光客 2001年04月29日(日)

 

時代はいよいよ鉄腕アトムの時代へ・・・という感じでしょうか。 

28日、「人類初の一般人の宇宙観光客」が誕生したとか。 
アメリカの大富豪、デニス・チトー氏を乗せたロシアの宇宙船「ソユーズTM32」が、米露日欧共同の 
国際宇宙ステーション(ISS)に向かったとか。 

やぁー、なんかワクワクしちゃいますねぇ。(^^) 
子供の頃SFが大好きで、宇宙の星雲とかの美しい写真とか見るのが楽しみだった私。当然、宇宙 
飛行士には憧れました。この人生の間で一度でいいから宇宙旅行してみたいものだと思っていました。 

今回、チトー氏は2千万ドル(約240億円)の切符代を払った・・・というところが並みのお人ではありませんが、 
やはりいろいろな文化が発展していくのはお金持ちの道楽からなのかもしれませんね。 
また年齢が60歳、てのもなかなかすごいかも。チャレンジ精神旺盛な方なのでしょうねぇ。まぁだからこそ 
大富豪になったのでしょうけど。 

今回の「宇宙ツアー」が成功すれば、一般人の宇宙旅行の夢の実現化への第一歩ってところでしょうか。 
自分の夢を達成して、なおかつ他の人にも夢を提供している点でチトー氏には敬意を表します。 
(お金の面ばかりでなく、生命を落とす危険性も大きいですから) 

あと50年もすれば、人類が月や火星、宇宙ステーションなどにも住み、そこに住む息子夫婦を尋ねて 
週末にはおじいちゃん、おばあちゃんが宇宙旅行を楽しむ・・・なーんてことになればいいですねぇ。(^_^)  

銀座でカーチェイス! 2001年04月30日(月)

 

ハリウッド製の映画では、街中でド派手なカーチェイスシーンなどが繰り広げられて、観客を楽しませて 
くれますよねぇ。それに比較すると日本製の映画というのは、なんとなく迫力にかけてしまいがちですが・・・。 

久しぶりの石原都知事の話題のような気もしますが・・・ 
なかなか規制が多く、遅い時間の撮影もまず許可がおりなかった東京の街でしたが、このほど文化都市 
東京を目指してでしょう。石原都知事の一声でロケなどを調整する部署を設置した様子。 
今までならばロケの撮影許可をもらうのには関連部署を何箇所も回らないといけなかったようですが、 
この部署でまとめて受け付けることにしたようです。 

今、フジテレビで放映中の「ラブレボルーション」というドラマのロケの調整が初仕事だったとのこと。 
見ていた範囲では、調整にかなりてこずっていたようですね。真夜中のロケだったようですが・・・。 
同じ東京都の部署とはいえ、簡単にはいかないようですね。 
現在、この部署は5人だけで切り盛りしているようですが、問い合わせはかなり多い様子。毎日、 
それこそ真夜中まで残業しているとか。 

まぁ、経済的に発展したらつぎは文化、ですよねぇ。まずはアニメ産業のバックアップで、次はロケ地 
として街の活用。都知事の目標は銀座でカーチェイス!のようですね。 
これが日常化してきたら東京という街自体がレジャーランドになるかも。観光客もアジアを始めとした 
世界中から呼べるようになりますね。(なんせ、日本製のドラマはアジア各国で受けているようですしね) 

いろいろ変わってきましたね。東京という街も、日本という国も。(^_^) 


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