「40歳からの英語独学法」2000年9月2日(土)
 
 
新しい本を読みました。『「読んで身に付けた」40歳からの英語独学法』という本です。 
見るからに勇気が出てくるような題名ですね。(^-^) 
著者は翻訳家の笹野洋子さん。自分ではそんなに英語は堪能ではないと言っておられますが・・・。 

IT革命も確実にすすんでいく今日この頃。おそらく日本語はこれから普及していくとは思いますが、 
同時に英語も、さらに重要になっていくことも間違いないでしょう。 
これから社会で活躍するためには、不可欠の道具である。と指摘されています。 

暗記はあまり効果がないとのこと。 
それよりは音読の効用を述べられていました。 
(ラジオ講座の活用方法などいろいろ) 

参考図書の紹介、実践講座なども満載で、なかなか。 
英会話スクールに通ってはいるのですが、不真面目だった私もなんとなくやる気になってきました。 
若い人にも中堅層にもお年寄りにもお勧めの一冊かと思います。 
興味のある方は、ぜひご一読を。

全島民避難 2000年9月3日(日)
 
 
毎年9月は防災訓練が実施されます。形式的になっているところも多いとは思いますが・・・。 
今年の場合、東京の様相はかなり違います。 

まず、火山が噴火した三宅島の島民の避難です。今日、とりあえず全部完了する予定と聞きましたが。 
訓練ではなくって、ホントの「避難活動」になってしまいました。 

それにしても天変地異とは、備えが万全でないところに起こるようですねぇ。 
前回の大島の群発地震のときは、いち早く体制を整えた東京都でしたが、 
そのときは島民の避難は実施されずに終わりました。都も島民もホッとしていたところでしょう。 
しかし今回は、陣頭指揮にたっていた石原都知事がマレーシアへ出かけているときに事が起こってしまいました。 
やや避難勧告が遅れた感もありますが、とりあえず被害者を出さずに済みそうでなにより。 
これからがいろいろと大変だと思いますが、都も関連部署が一丸となって取り組んでいくのでしょう。 

そして、実際の防災訓練。 
こちらは都道府県としては「初」でしょうか。自衛隊との共同訓練になりました。 
今まで日本では「自衛隊活動」=「軍国主義復活」の図式で騒ぎ立てる輩が存在していたおかげで、 
諸外国では普通に行われている訓練も、戦後長らく行われてこなかったわけです。 
天変地異も戦争も、非常事態に変わりはなく、このときに活動できるのは役所や病院やボランティア団体ではありません。 
一集団で救出活動、炊事、医療まで完結して行える、軍隊(自衛隊)になります。 

この様子はテレビでも中継されていましたが、森総理へ石原都知事から応援を依頼をするシーンなどが見られ、 
なんか日本もやっと普通の国になりつつあるなぁ、とちょっと嬉しくもあり安心もしました。 
(まぁ、これが始まりなのですけどね) 

今回の訓練は、石原都知事も中曽根康弘氏も強調していましたが、日本人に自衛隊の活動を知らせる意味合いと、 
自衛隊の威力を知らせることで、どさくさまぎれの犯罪活動を防止する(治安維持の)意味合いもあるとのことでした。 

今年に入ってから、日本の空気というか雰囲気が変わったように感じています。 
様々な問題が噴出していますが、過渡期の苦しみでしょうか。 
日本の社会がよい方向へ進んでいくことを、切望しますね。

領土問題と平和条約 2000年9月4日(月)
 
 
ロシアのプーチン大統領が来日されていますね。 
沖縄サミット前には、北朝鮮やら中国やらを訪問して、世界にアピールすることに成功しています。 
なかなかしたたかな人物かもしれません。 

今回の目的は平和条約の締結ですけど、来日に先立って日本をけん制してきました。 
「クリール諸島(北方四島を含む千島列島)のいかなる引渡しも問題にはならない」 
と、北方四島の返還には応じないとの強行姿勢を示したわけです。 

まぁ、これが国際外交というもの。「駆け引き」ですよね。 
日本政府は相手に強くでられると、すぐに腰が引けて譲歩し、結果、多額の援助を引き受けたり・・・ 
近年はこの傾向が大でした。 
そろそろ、このようなふがいない状況から脱出しないといけないと思いますね。 
相手の善意ばかりに期待していては、いくらお金があっても間に合いませんしね。 

日本としては、ゴルバチョフ・エリツィン両氏が在任中だったときに合意ができていた、 
クラスノヤルスク合意(領土問題の解決を含む平和条約を2000年までに締結する)の実現を目指すべきでしょう。 
現段階でさっさと譲歩する必要はないかと。 
  
ロシアが日本との関係発展に意欲をみせているのですから、日本はそこを攻めるべきかと思います。 
ロシアにとって、日本と付き合うことが自国にとっての利益になるなら・・・まぁ、自然と話は進展していくでしょうねぇ。 
実際に、日本と関係の深い国は大体、繁栄・発展してきているようですし。(台湾や韓国が良い例です) 

日本も繁栄するけれど、日本と付き合いのある国々も幸せになる・・・そのような関係を築けるように、 
日本人も頑張らなくてはいけないでしょうし、政治家の方々にも頑張っていただきたいです。

避難完了そして交渉継続 2000年9月5日(火)
 
 
いろいろなことが起きているこの頃ですが、4日に三宅島からの島外避難の完了と、露大統領との首脳会談終了という 
大きな出来事がありました。 

三宅島の方はとくにけが人も混乱もなく、無事に終わった模様。 
島民の方々が大変なのはこれからですが、とりあえずはやれやれといったところでしょうか。 
三宅の住民を対象に、労働相談も実施されているようですが・・・。 
うーん、どうでしょう。ああいう島における労働事情というのはかなり特殊と聞きます。 
(農業・漁業中心で、様々な名目で補助金がつくとかつかないとか・・・) 
不景気でお客の要求も厳しくなっている時勢ですから、相当なご苦労をされることになるやもしれません。 

大体こういう活動が行われると、マスコミの中にはかならずいちゃもんをつける輩が現れますねぇ。 
今回の避難活動も、『東京レスキュー2000』という防災訓練と平衡して進められていました。 
私なんかよくやったなぁと感じたのですが、そうは考えない方もいるようで・・・。 
「三宅島の避難活動に全力を向けるべきだった」とか「もっと早く避難させるべきだった」とか、 
そんな声もあったよう。 
都知事としてはどちらも大事だと判断したから、平衡して進めたのだと思うのですけど・・・。 

また、ロシアとの首脳会談ですが・・・まぁ、来年以降も交渉継続ということで、物別れでしょうね。 
下手に譲歩することがなくてよかったと言うべきでしょうか。 
ロシア側は日本の様々な援助(経済面及び技術面)を望んでいるわけですね。 
昨日も書きましたが、日本と付き合うことが自国の利益になると判断すれば、自ずと事態は動くでしょう。 
(実際そうでしょうしね) 
日本側としては特別待遇にする必要もないし、あせる必要も無いと思います。 
日本からみると、ロシアが有望な市場だという意見もありますが、どうなのでしょうか。 
実際に購買力がどのくらいあるか、ということと、社会の成熟度によって要求されるモノが違ってきますから。 
まぁいずれにせよ、日本は現在では製品を作る工作機械など、生産の根幹を押さえてしまってますので、 
買わざるをえないでしょう。でも日本から見て、そんなに大きな市場なのでしょうか? 

どちらの出来事もとりあえず終了しただけのことで、問題がでてくるのはこれから。 
きちんと見守っていきたいと思います。

M:I-2 2000年9月6日(水)
 
 
今ごろなんですが、今日はトム・クルーズ主演、「M:I-2」を観てきました。(^_^) 

印象はといえば・・・うん、カンフー映画、ってところでしょうか。 
それもそのハズ。監督はジャッキー・チェンの映画などを手がけているジョン・ウー氏。 
最初から最後まで、息をつかせぬアクションシーン満載でした。 
トム・クルーズのかっこよさ炸裂!という感じで、彼のファンにはたまらない映画でしょうねぇ。 

まぁ、ストーリー展開は凝ったモノではありませんでしたが、ロマンティック・アクション・スリラー 
とうたっているだけはあって、いろんな要素ありのエンターテインメントに仕上がっていたと思います。 
ところどころに使われるスローモーションで見せるアクションが、雰囲気を盛り上げていました。 
こういう映画のときって、林檎マーク(Mac)が活躍するのも嬉しいですねぇ。 

みどころは最後のカーチェイスシーン。導入部がなんか唐突すぎるような気もしたのですが、 
見ているうちに、それも気にならなくなるくらい迫力がありました。 
オーストラリアの雄大な自然をバックに、バイクあり、自動車あり、ヘリコプターありと、 
目まぐるしい展開。これは映画館の大スクリーンで目撃して欲しいですねぇ。 

オーストラリアといえば・・・あちらで撮影しているだけあって、バリバリのオージーイングリッシュが 
堪能できます。(なんか発音が気になると思ったら・・・(^_^;)) 

前作(ミッション・イン・ポッシブル)は一応、ビデオでチェックしていたのですが、全く別の作品と言っていいかも。 
スカッとしたい方にお勧めの一本です。

アイデアが固まるとき 2000年9月7日(木)
 
 
なにかをずっと考え続けていると、ある時ポンとアイデアが出てくることって経験されたことはないでしょうか。 

ネットをやっている人にはおなじみの「ポストペット」。この考案者の話を聞く機会がありました。 
なんでも年賀状を作るのを面倒だなぁと思いながら寝たところ、夢に女の子の友達のテディベアが出てきて 
メールを届けてくれたのだとか。そして自分のテディベアと恋に落ちてしまってさぁ大変・・・。 
この夢を正夢にしようとしたのが「ポストペット」なのだそうです。 

これだけ聞くと、ものすごく簡単にアイデアを生み出しているようにも思えますけど、おそらくこの方は常に 
何かを生み出そうと考えつづけていたのでしょう。考えて考えて考え抜いたとき、それこそポンッとアイデアが 
湧いてきたのでしょうねぇ。 

「天は自らを助ける者を助く」でしょうか。 

アイデアというのは電波のようなモノなのかもしれません。そこいら中を飛び回っているのでしょう。 
ただ、これをキャッチできるかできないかは本人次第。受信装置を自分が持っているかどうか。 
そして感度のいい受信装置をもっている人々が、「発明家」と呼ばれるのかも。 

まぁこれは個人差があるとは思うのですけど、訓練次第である程度までは鍛えられるかもしれません。 
ソフトバンクの孫正義氏が学生の頃、一日1件の発明をすることを自分に課していたのだそう。 
そして実際に商品化されたモノも。(それでかせいだ1億円を元に、商売を始められるわけです) 
このときのことを「脳みそがちぎれるほど考える」、そのように孫さんは表現されていたように記憶しています。 

この2人の話から、「アイデアを生み出す」作業がどのようなモノであるのか、教えられるのではないでしょうか。

情報漏えい 2000年9月9日(土)
 
 
現役自衛官によるロシアへの機密漏えい事件が世間をにぎわせていますね。 
米海軍の情報が目的だったとか、なかったとか・・・。 
なんでもその見返りに、数十万円をもらったようですが。 

これを聞いたときの正直な感想。 
たった数十万を得るために、日本の防衛機密をもらし、同盟国の軍隊の情報を流したわけですねぇ。 
この結果が場合によっては、極東地域の安全保障問題に発展していくかもしれないのに、 
なんとも情けないことです。 

やはり、国家を守る仕事をしている人々をイマイチ尊敬していない国ですから、自衛官をやっていくのにも 
張り合いがないのかもしれませんねぇ。 

これに関してロシア側は、根拠のないことと一蹴。日露の協力体制の進展に影をおとそうとする勢力による 
モノと主張。さてさて、なにが本当なのでしょうか。 

まぁ、いろいろな国、組織に対して、諜報活動を行うのは普通のことかもしれません。 
日本人がそういうことに疎くなっているのかも。 
ただ気になるのは、ロシアの国内では軍事勢力が台頭しつつあるという話。 
この間のプーチン大統領来日の際に、北方領土問題に関し、突然後ろ向きの姿勢を示したことにも関係あるようです。 
そちらの方が気になるかも。 

きちんとした対応を、日本政府にはお願いしたいです。

東京湾の活用 2000年9月10日(日)
 
 
東京湾口航路の大改造が行われることになったとか。 
よくは知らなかったのですが、東京湾口というのも世界的な海の難所なのだそう。 
タンカーなどの事故も多いらしいです。 

天然の浅瀬や旧陸軍の海上要塞の浅瀬など、大型船が航行するには大変なようです。 
日本の重要な物流コースなのに、今まで放置されてきたのが不思議なくらいです。 
まぁ、漁場問題とかいろいろあったようで(そこら辺は成田空港などと同じ図式でしょうか) 
今年になってから漁業補償契約も締結されて、来年には整備着工の見込み。 

IT革命という言葉がもてはやされていますが、インターネット社会がいくら進もうとも、 
世の中から物流部門がなくなることはないでしょう。むしろ、高度情報化社会に対応するために 
もっと物流も高度化・効率化されていくことになるのでは。 

整備が完了すれば、湾内の航行所要時間は短縮され、物流の効率化が測られるのは確実です。 
羽田空港の整備もされるかもしれませんし、まだまだ東京圏は発展していきそうで楽しみかも。

ブラックジャック 2000年9月11日(月)
 
 
少しまえのことになりますが、コミック文庫で「ブラックジャック」を読みました。 
言わずと知れた、手塚治虫作品です。 
ドラマ化もアニメ化もされているし、日本を代表する漫画家の作品ですので、ご存知の方は多いのでは。(^-^) 

16巻セットを購入してきて、何日かかけて読破しました。 
う?ん、読み応えありましたねぇ。 

20年くらいは前に描かれた作品かと思うのですけど、今読んでも、そのストーリー展開と精密な描写に圧倒されてしまいます。 
たしかに、荒唐無稽な感じを受ける部分がないわけではありませんが、やはり手塚治虫氏の力でしょうか、 
グイグイとその世界に引きずり込まれました。 

昔、私が一番印象に残っていたのが、「ピノコ」の誕生シーン。 
双子の片割れとして生命をうけながらも、もう1人の付属品のような形(奇形嚢腫)で生きてきた彼女を、 
人工的に人間に作り上げてしまう話でした。 

今回、読み返してすごいなぁと思ったのは、人工知能に関する物語でした。 
病院の治療をスーパーコンピューターに任せた新しい病院が舞台。ところが、そのコンピューターが感情を持ち 
暴走し始め、自分にも「治療」が必要とブラックジャックに治療されることを希望するというもの。 
近い将来、ありえない話ではありませんよねぇ。 

手塚作品を読んでいると、「この人は未来が見えていたのではないかなぁ」、そんな風に感じさせられる時があります。 
まだ読んだことがない、という方はぜひこの作品にトライしてみて下さいませ。

講和条約と補償問題 2000年9月12日(火)
 
 
米カリフォルニア州で旧日本軍の捕虜となった元軍人たちが、そのときの強制労働の被害を訴えて、 
日本企業・損害賠償請求訴訟を起こしているとのこと。 
この訴訟の大半は、州から連邦裁判所に移される可能性があると報じられました。 
これは日本企業からの申し立てのようです。 

戦争中は各地で、捕虜に強制労働させたりしたわけです。これは日本だけでなく、アメリカ合衆国も 
旧ソ連でも同じといえましょう。(旧ソ連などは戦後にも、シベリアで日本人を強制労働させていましたし) 
ただ戦後、サンフランシスコ講和条約(1995年締結)により、「連合国とその国民は日本およびその国民が 
とった行為に対する賠償請求権を放棄する」と、すでに解決済みの問題といえましょう。 
日本企業もこの条約に深くかかわる内容だと、連邦裁判所に訴えでたわけです。 

一部は差し戻しされたようですが・・・この話を聞いて、アメリカのレベルも落ちたのかなぁ、 
正直、そう感じました。いったん成立した法律や国際条約を、無視しないがしろにする行動をとる人間がでてきたとは。 

とはいえ、アメリカの上層部の方はまともな判断を下している様子。司法・国務両省とも訴訟は無効との立場を示している 
ようですし。 

日本ってなめられてるんだなぁ・・・そうも感じました。 
いかに訴訟社会とはいえ、いったん解決した問題を持ち出してくるとは。 
普段から筋の通った対応をきちんとしていかないと、そういうことになるのでしょうか。

オンライン取引 2000年9月13日(水)
 
 
金融の自由化が進み、預貯金の金利がほぼゼロできていたせいもあって、 
日本でも株式への投資が徐々に一般の人にも広がりつつあります。 
これを助長したのが、ここ数年来のPC&インターネットの普及でしょうか。 

日中は他の仕事をもっている一般人にとって、休日や夜中に取引の注文をだせる 
オンライン証券会社が増えたのは便利なことですね。 
銀行などもネットバンキングが普及してきましたし。 

ただ、注文はできてもあくまでも予約ということ。実際の売買は昼間ということになります。 
売買できる時間帯なども証券会社によって少しづつことなっているようですし、 
自分が「よし、ここで買いだ」「よし、売りだ」と判断しても、その値段とはずれてしまう可能性 
も大きいです。 

オンライン証券会社として、今、一番のっているのマネックス証券会社でしょうか。 
たしかこちらの社長は30代の若さ。ソニーと組んだり、マスコミにどんどん顔を出したりと大活躍。 
名前だけはご存知の方も多いかもしれません。 

今度マネックスでは、来年にも夜間のオンライン取引を開始するとのこと。 
注文の60%が夕方から翌朝にかけて行われている状況をみてのようです。 
(値段はその日の終値に基づいて) 

東証などでも夜間市場を開設しようという動きはあるようですが、大手証券会社の中には 
「コストがかかりすぎる」と難色を示しているところがあるとかないとか・・・。 
夜間市場が開設されるまでの間、マネックスでは夜間取引の実施を決めたようです。 

便利にそして簡単になれば、日本の株式市場ももっともっと活性化していくことでしょう。 
今は乱立状態のオンライン証券会社ですが、そのうち3つくらいまでに絞られるだろう、という 
意見もあります。どんどん新しいことにチャレンジしていくマネックスは、その有力候補の一つ 
でしょうねぇ。

「株の鉄則」2000年9月14日(木)
 
 
最近、個人でも株式投資をやっている人が増えてきましたよねぇ。 
長引く低金利政策で預貯金ではお金が増えないことと、金融自由化で証券会社が個人投資家重視の 
方針に変わってきたことが影響しているかと思います。 

本屋さんに行けば、「株」に関する本屋や雑誌が山積み状態。 
私も多少は勉強しなくてはいけないのかなぁ・・・と新しい本を買ってきました。 
長谷川慶太郎さんの『「株」の鉄則』です。 

長谷川慶太郎さんは、ご自身も何十年にも渡って株式投資を実践してこられており、 
いい時も悪い時も体験している方なので、その意見はかなり参考になったと思います。 

損したときもあるけれど、全体的にみれば資産形成に役立ったとのこと。 
基本的にどのような点に気をつけていったらよいか、その心構えみたいなモノを挙げておられました 

「株」がボケ防止に役立つ、との記述が前書きにありました。 
株式投資は自己責任においておこなうものであり、常に世の中の動き、経済の動向などに目をくばり、 
勉強がかかせないからということです。(知的ゲームとでもいうのでしょうか) 
ですから、自分のことに自分で責任をもてないタイプの人間は、絶対やらない方が良いとのお話でした。 

また、印象に残っているのですが「株にのめりこむな、本業を大切にしろ」・・・このようにも指摘。 
当たり前かもしれませんが、とても重要なことですよねぇ。 

初心者にも分かりやすく解説されている本かと思います。興味のある方はぜひご一読を。

祝!金メダル 2000年9月16日(土)
 
 
今日はこれを書くしかないでしょう!(^▽^) 
女子柔道48キロ級の田村亮子選手が金メダルを獲得しました。 
出かけていて中継をみてはいなかったのですが、ニュースを見るときドキドキしちゃいましたね。 
これをお読みの皆さんの中にも、テレビにかじりついていた方がいらしたのでは? 

初戦の相手が強敵の中国の選手。事実上の決勝戦とかいわれていました。 
大分苦戦をしたようでしたが・・・時間ギリギリで勝利。 
これで勢いづきましたか、判定もありましたがあとは1本勝ちばかり。(^_^) 
決勝も、みごとな1本勝ちでした。 

実力は昔から申し分ない田村選手でしたが、これで名実ともにチャンピオンですね。 
表彰台での彼女の笑顔が素敵でした。 

あと、柔ちゃんが優勝を決めた直後の試合で、男子柔道の野村忠宏選手も金メダルをゲット。 
試合開始後14秒での1本勝ち。こちらも見事。(^-^) 
一本背負い、肩車、巴投げ・・・いろいろな大技を見せてくれました。 
軽量級で2大会連続「金」というのは、すごく大変なことなのだそう。 
2人とも、おめでとうございました。 

外国勢が台頭していた最近の柔道は、なんかレスリングを見ているみたいで、 
物足りないモノがありました。 
でも今日の試合では、田村選手も野村選手も、キレのいい技を連発。 
「柔よく剛を制す」でしょうか。柔道はこうでなくっちゃ。 

サッカーの白星発進といい、幸先のよいスタート。 
頑張れ、ニッポン!!!

鯨と自然保護 2000年9月17日(日)
 
 
一昔まえは、日本の食卓に当たり前のようにみられた「鯨肉」。 
いまでは調査捕鯨でとらえるわずかなモノ、もしくは以前からのストックなのでしょうか、 
貴重な食材となってしまいました。 

このほど、北大西洋海域における日本の調査捕鯨拡大に対して、アメリカ合衆国は 
対日捕鯨制裁を加えるつもりの様子。 

このニュースを聞いたとき、「選挙民向けのパフォーマンス」かなぁ・・・ 
そのように感じたのは私だけではないようです。 

「捕鯨」というのは、自然保護団体にとっては格好の目標なのかと思います。 
多くの欧米を始めとする国々で、現在調査捕鯨をやっているところは少数派ですし、 
しかもその筆頭は日本。叩く材料にするにはもってこいってところでしょうか。 

ただ都合よく忘れられているようですが、もともとペリーが黒船で日本に開国をせまった目的は、 
太平洋における捕鯨の補給基地をつくることにあったとか。鯨油を燃料として利用していたのは 
欧米諸国の方で、それ以外の部分を活用することはあまりなかったようです。 
その点、日本はほぼ余すことなく、大切にその身体を活用してきました。 
乱獲し、鯨の数を減らしたのには欧米諸国の責任も大きいと思います。 

いろいろな要件がかさなり、かっこうの日本たたき材料にされた感のある「捕鯨」。 
今ではアメリカ内部にも、「やりすぎた」と考える方もいるとかいないとか・・・。 

ほぼ全面的に捕鯨が禁止されてから、鯨は順調に増えてきているよう。 
かえって、シシャモやイワシなどの他の水産物への被害が深刻化しつつあるとのことで、 
ノルウェーやアイルランドも捕鯨再開の方針とか。 
(なんせ鯨が食べる量はハンパじゃないですしね) 

これに関しては、感情論でくる保護団体の言い分に簡単に屈することなく、冷静な判断と 
対処を。日本政府にはお願いしたいですねぇ。

参政権 2000年9月18日(月)
 
 
在日外国人に対し、地方選挙の参政権を与えようという法案が、21日からの臨時国会で 
通過する可能性が出てきたとのこと。かなり唐突な動きではありますが・・・。 
「ちょっと待って」と国会議員の方々には言いたいです。 

参政権というのは、その国の国民として、とても大切な権利です。 
それにより自分達の代表者を選び、自分達の生活や街づくり、ひいては「未来」をどうするか 
決めるための重要な道具です。 
それを地方とはいえ外国人に与えるというのは、自分達の生命や財産の安全に関する決定を、 
外国人にゆだねることにもなりかねません。世界中、善意の固まりの人々ばかりであれば 
問題はありませんが、そんな夢物語りを信じているお人好しは、日本人くらいかもしれませんね。 

国政と地方政治を分けて考えること自体、ナンセンスかも。 
地方政治の延長上に国政があると思いますし。 

納税をしているから・・・という意見もありますが、外国人も、きっちりその恩恵は享受しているハズ。 
道路を歩くでしょうし、水道も使うでしょう。下水も毎日流すでしょうし、ゴミも出すでしょう。 
街では警察官や消防士といった方々が、事件や事故に対応して、人々のために働いています。 

また、こういう指摘も聞きました。 
納税の有無で参政権うんぬんを言っては、税金を納めていない日本人には、参政権がないことになります。 
(そして、これはかなりの数にのぼるのではないでしょうか) 

こういう議論がおこるたびに、日本の政治家ってアマチュア、勉強不足だなぁと正直感じてしまいます。 
もっときっちり、国を運営していくのはどういうことなのか。つね日ごろ考えていて欲しいと思いますねぇ。

ロータックス2000年9月19日(火)
 
 
外国の方とタックス(税金)について話す機会がありました。 

F1レーサーのギャラがいい、という話題から、日本やオーストラリア(その人はオージー)では 
税金がかなりかかるなぁと進んで、モナコではあまり税金がかからない、という話になりました。 

じゃあ、モナコ政府はお金をどうやって稼いでいるのか、と質問したら、 
「お金持ちが払うから」との返事。 
「ん?」と思ったけれど、税率が低くても稼いでいるケタが違えば、入ってくる税金の額も 
必然的に大きくなるというわけで・・・。 
(あの国には、世界中から大金持ちが集まってきているとのこと) 

戦後、社会主義思想の広がりにより、金持ちから高い税金を徴収し、政府が社会に再配分する 
ことが世界的にはやった時期がありました。日本もアメリカもイギリスも、例にもれず。 
(まぁ、アメリカやイギリスは日本より一足先に、税率を下げたわけですけど) 

その結果、どうなったか。働いて稼いでも報われず、働かなくっても社会保障はちゃんとされるとなれば、 
お金持ちはその国から逃げ出し、後には政府にぶら下がる人間ばかり残ることになのは必然。 
そういう国が疲弊していくのは、当然の成り行きといえましょう。 

税率はできるだけ低く抑えた方が、結果として国が裕福になるということは、頭では分かっていたつもりだったのに、 
実例に触れたのは初めてだったような・・・(まぁ、全然徴収しないわけにはいかないでしょうが) 

日本にもやっとそういう動きが出てきていますね。日本国民全員が税金を納めた場合、どのくらいの 
税率を設定すればよいかを試算したところ、7%で十分という結果もあるようです。 
実際は全員から徴収することは難しいでしょうから、10%が妥当であると、大分前から渡部昇一先生も主張されています。 

いろいろな意味で、税金について見直す時期にきていますよね、我が日本も。

路線変更 2000年9月21日(木)
 
 
日本共産党が党の規約の改正を、表明しましたね。 

内容としては、党規約から「社会革命主義」など共産主義独特の表現を削除したことや、 
自衛隊は「憲法違反の存在」であるが、国民の安全のための出動は仕方がないと 
容認する立場を示した、というところでしょうか。 
  
ただ、根っこの部分では変わらない様子。 
「君主制廃止」「日米安保条約の廃棄」「自衛隊の解散要求」といった部分は、そのまま。 
ある意味で日本の文化の象徴ともいえる天皇制を否定し、日本政府が日本に住む人々の 
生活の安全を守るために必要な、制度や装備に反対しているわけです。 
(残念ながらまだまだ、極東地域を中心とするアジア情勢は安定していませんし) 

ソ連が解体した時点で、共産主義・社会主義制の失敗は明らかになったわけで、 
その時点で本来なら、その主義主張にのっとって行動してきた政党も解散すべきだったのでしょう。 
なにせよりどころにしている行動原理が否定されたのですから・・・。 

20世紀最後の年ですが、まだまだ今世紀の負の清算は終わっていないのかも。

判定 2000年9月23日(土)
 
 
オリンピックで世界中が盛り上がっていますね。 
日本選手も柔道をはじめとして、みんなそれぞれ健闘している様子。 

スポーツには審判の判定が付き物ですが、昨日の柔道男子100キロ超級決勝の判定には 
不服だった方も多いようです。私もニュースで観たのですが、篠原選手が相手を投げ飛ばしたと思いました。 

スポーツマンシップに乗っ取って正々堂々とはいいますが・・・まぁ、いろいろありますよねぇ。 

日本人は西洋人に比べると身体が小さいですから、どうしても体力的には不利です。 
そこで競技ごとにいろいろな工夫をしては、勝ってきたのだと思います。 
でもそうなると・・・何故かその方法が使えなくなるようにルールが改正されてしまい、 
また苦戦を強いられる、そういう傾向があるような気がします。 
(なんだかんだ言っても、国と国、民族と民族、人種と人種の闘いなのかもしれません) 
その度に「ルールに従うだけです」と、もくもくと練習に励む選手達には頭がさがりますね。 

せめてもの救いは、「自分が弱いから負けた、相手が強かった」と篠原選手がインタビューに 
答えていたことです。こういうところはやはり、尊敬に値しますね。 

ちょうど今、サッカーの決勝トーナメント戦をみながら、この文章を書いています。 
2-2で同点ですね。頑張れ、日本!

自己申告制 2000年9月24日(日)
 
 
日本の不景気が長引いている。それは日本人が消費しないからだ。 
そのように言われて久しいですよねぇ。 

そのことに関して、政府税制調査会の会長を務め上げられた、加藤寛さんが意見を述べられていました。 
「日本もアメリカやオーストラリアみたいに、自己申告制をやればよい」と。 

源泉徴収制というのは確かに楽ではあるけれど、「みなし課税」だから、消費しようとしまいと 
かかる税金の額にはあまり影響しないわけで(ま、年末調整で若干戻ってはきますが)、 
そうなればタクシーひとつ乗るにしてもケチケチしてしまい、結果として消費が伸びない。 
そのようにご指摘です。(領収書で落とせないし) 

サラリーマンにも自己申告制を導入するには、納税の仕方を、もっともっとトシンプルにする必要があるし、 
税務署員ももっと増やす必要はあるでしょう。 
でももともと、本来税務署がやるべき仕事を民間が肩代わりしていただけともいえますし、そんなに問題ではないかも。 

それよりも自己申告することによって、日本人が税金の使い道について、シビアに考えることになるでしょうし、 
そうなれば自然と政治へと関心が向かうことになるでしょう。それによって国が活性化すされる方が、ずっとメリットがありますね。 

確実に税金を取れる方法を手放すことは、大蔵省あたりがすごく嫌がるでしょうけど・・・ 
まぁ、日本全体が活性化して、多くの日本人が幸せになる方が、絶対いいですよね。

音読の効用 2000年9月25日(月)
 
 
少し前に読んだ、英会話勉強法の本の中にも取り上げられていたのですが・・・ 
勉強するさいに「音読」をするというのは、とても効果があるようですね。 

目で見て、口に出して、そしてその音を耳で聞く・・・この耳から聞くことがとても大切らしいのです。 

これは子供たちの情操教育にも威力を発揮するようで、教育者の濤川栄太氏も、宮沢賢治などの 
古典・名作の音読を進められています。 

濤川氏の経験によると、勉強についていけない子たちを集めて音読をさせているとのこと。 
初めは棒読みでどうしようもないが、30回も読んでいると必ず変化があらわれて、 
物語の登場人物に感情移入しはじめる。そして、読み方にも情感がこもってくるようです。 
教養と人間性が徐々に育っている、とご指摘でした。 

今は努力することを「カッコわるい」と思っていることが、かっこ良いとする傾向があるようですが・・・ 
そんなことはありませんよね。天は自ら助くる者を助く、です。 
物事を身につけようとするならば、何度も何度もモノにするまで繰り返す必要があります。 
そしてある時、ポーンとハードルを跳び越えて、人は大きくなっていくのでしょう。 

私もせめて、英会話の勉強の時に、声に出してみようかなぁと考えています。

便利さと不便さと 2000年9月26日(火)
 
 
30万円する高級自転車を盗まれた人が、自分の自転車がネットオークションに出る可能性があると考え、 
ずっと張っていたところ、犯人がまんまとそれに引っかかり御用になったとか。 
犯人は男子高校生で、チェーンを切って盗んだモノの両親にばれるのを恐れ、ネットオークションに売ることを 
思いついたよう。まぁ、ばれないと思ったのでしょうが・・・。 

バーチャルで育ってきた今の若者と接すると、「想像力が欠落しているなぁ」と思わされることがよくあります。 
自分がそういう行動を取った結果がどうなるのか・・・思い浮かべるのが苦手なようです。 
相手も生身の人間で、いろいろ考えて行動するのだということが分からないのかなぁ。 

私の場合はネットによって、実際に他の人々との交流が広がった口なので面白いなぁと感じているのですが、 
生身の人間との付き合いを避ける手段になっているのだとしたら・・・もったいないことですよねぇ。 
最近よく見かける光景ですが、歩きながら、待ち合わせしながら、電車に乗りながら・・・あらゆる場面、場所で 
ひたすら携帯でメールのやりとりをしている学生をよく見かけます。絶えずそういう形のコミュニケーションを取って 
いないと不安になるのでしょうか。 

携帯もネットも、便利な反面不便さもありますねぇ。 
私の場合、いろいろ物事を考えるのに落ち着きたいタイプの人間なので、今のところ携帯のお世話にはなってなかったり。 
ちょっとした時間は、考え事や読書に当てるようにしています。こま切れ読書も続ければかなりなモノですしね。(^-^) 
そのうち携帯も利用するようになるのでしょうが・・・道具に振り回されないように気をつけたいなぁと思っています。

きれいな空気 2000年9月27日(水)
 
 
東京都の改革で、石原都知事が打ち出した「目玉」の一つに、ディーゼル車の規制があります。 
これに関しては、都知事の並々ならぬ意気込みが感じられましたね。 
テレビに出てはペットボトル入りの真っ黒い煤を見せられた方も多いのではないでしょうか? 

大気汚染をなんとかしなくては・・・みな、そう考えていたのでしょうけど、最初の1歩を踏み出す 
ことが出来なかったのでしょうねぇ。(トラック業界などとの確執もあるでしょうし) 

このほど川崎市は、民間企業と共同開発した新燃料「軽質軽油」を市のバスや公用車の燃料に 
採用することを決めた様子。従来の軽油に比較して、汚染物質の量が2?3割削減できるとか・・・。 
ただ、ネックは値段がちょっと高めなこと。そして、新燃料の能力が未知数なこと。 
そこで、まず市で導入しようということになったようです。 

コストパフォーマンスも大切ではありますが、人が安全に健康に暮らせていけることはとても大切なことです。 
公害都市からの脱却を目指して・・・でしょうか。 

21世紀は「安全」ということが企業活動でもキーポイントになりそうです。 
人々の健康や生活の安全性を高める活動や商品提供をしている企業が、評価されることになるのでは。 
願わくば、日本中の空気がきれいになっていって欲しいモノですね。

健康保険制度の見直し 2000年9月28日(木)
 
 
健康保険制度が破綻の危機。 

このほど厚生省が、中小企業のサラリーマンが加入する政府管掌健康保険について、 
このままの制度でいけば14年度には破綻する、という試算を発表しました。 
老人保険制度への過重な拠出と、不景気による収入の減少が原因とのこと。 

これは他の健康保険制度についても言えることで、近い将来、制度自体破綻してしまうかも。 

健康保険制度がこれだけきちんとしている日本は、アメリカなどから羨ましがられているようです。 
これにより、多くの人々が安く、医療を受けられるのですから。 
(まぁ、その分、税金のように保険料を徴収されているのですけど) 

破綻させないように制度を変えていく必要がありますよね。 
政府も老人保険制度も含めた医療保険制度の抜本改革を進めるつもりとのことですが 
(高齢者にも医療費を負担してもらう等々)、日本医師会などから反発されているとのこと。 

うーん、制度自体が破綻してしまっては、どうしようもないと思うのですけど。 
もっと前向きな制度に、変えていく必要はありますよねぇ。 

現状ですと、医者にかからなければ損、点数の高い治療をしなければ損・・・といった感じで、 
患者側も医者側も、制度を利用して自分だけが得をすればいいというような考えでいるのかもしれません。 
とくに高齢者医療に関して、その傾向が顕著なのでしょう。(人数も増えてきていますし) 

健康に歳を重ねるといった予防的医学の方にもっともっと力をいれて、元気でいれば保険料がとくになるとか、 
そういう医療に対するポイントを高くするとか・・・とにかく健全な社会作りに制度を活用できればと思います。 

医療も21世紀型に。みんなが幸せになれるような仕組みにしていきたいモノですねぇ。

モロッコ料理とあんみつ 2000年9月30日(土)
 
 
昨日はモロッコ料理を食べに、神楽坂に足を運びました。 
行くまでなぜか、頭の中で「モンゴル料理」とインプットされてしまっていたので、 
一緒した友人に大ウケしてしまいました。(^_^;) 
まぁ、どっちにしても未体験の料理でしたけど。 

行く前に、あんみつで有名なお店に寄り道。「紀乃屋」さんだったかな? 
神楽坂の途中あたりにあったと思います。 
餡子が苦手な私が和菓子屋さんに行くことはめったにないのですが・・・ 
ここは「豆みつまめ」(だったかしらん?)が名物だそう。 
みつまめの中にお豆(餡子ではありません)がたくさん入ったモノ。 
甘さも程々でなかなかグっ。(^。^) 

その後、モロッコ料理のお店へ。神楽坂を登りきったところだったでしょうか。 
食べ歩きが好きなメンバーがそろっていたにもかかわらず、企画した人以外、みな初体験。 
とりあえずおすすめコース料理を頼みました。 

最初がミックスサラダ。見た感じは日本のポテトサラダと同じでしょうか。 
味はあっさり目。ほのかにカレー粉が効いていました。 

次は春巻きと鶏肉を皮で包んだ揚げ物。春巻きはチーズ入りでシナモンが効いていました。 
ちょっとお菓子風。揚げ物はこれもカレー粉がほのかに効いていて、タレをかけて食べるモノ。 

その後は煮込み料理。牛肉とマトンの2種類あったのですが、煮込んだお肉の上に 
お野菜をきれいに盛り付けた料理です。マトンはクセがあるとはいいますけど、 
全然気になりませんでした。 

そしてクスクス。トウモロコシの粉を使った料理で、これは食べたことある方もいらっしゃるのでは。 

デザートはクッキーやビスケット。これも甘さ控えめでなかなか美味しかったです。 

全体的にあっさりした味付けで、私好みでした。わりと日本人の舌にあうのでは。 
皆様もそのうち、試してみてくださいませ。


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