意思表示をしよう 2000年6月1日(木)


6月2日で衆議院が解散の模様。ただ、まだいろいろと揉めそうですけど。 
25日あたりに選挙がありそうですが・・・今回の投票率はどうなるでしょうか? 

森総理の「神の国」発言に関して、野党とマスコミは鬼の首をとったような騒ぎをしていますが、 
うーん。悠長にそんなことをやっている場合でもないと思いますねぇ。 
他にやらなくてはいけない課題は山積みのハズ。 
いろいろと改革が進むと不都合だし、進展させるにもパワーがいるから、 
わざわざ(ある意味では)細かい、国政の本筋には関係のないことで時間をつぶしているように 
感じてしまっていたり。 

まぁそれはともかくとして、こういう風にマスコミが情報を流していると、シラける国民が多くなっていることでしょう。 
きっと街頭インタビューとかをすると、 
「どうせ、誰に投票したって変わらないでしょ?」 
という答えがかえってくるのかも。 

でも、これって違うと思うのです。 
多分、農村部でインタビューをすれば全然違う反応になるのでは? 「先生へのご恩返しだ」とか。 
これが良いか悪いかは置いておくとして、ここでのポイント。 
このような考えを持って選挙で投票する人は、自分に利益をもたらせてくれる人物に投票しているということです。 
民主政治なのですから当然のことですねぇ。自分達の考え方、利益を代表する政治家を支援するのは。 
これを「汚い」ことと片付けてしまうのではなく、そういうモノなのですから、有効に機能させていくためには 
どうしたらよいかを考えていかないといけないでしょう。 

日本では、ずっと地方に手厚く都市部には薄く、税金が使われてきたとも言えます。 
(一例として、地方のほとんど車も通らない立派な道路と、都心の開かずの踏み切りを比較してみてください) 
それは地方の農村部の人々の方が、きちんと意思表示をし続けてきたという証明かもしれません。 

せっかく手にしている選挙権です。使用しないのはもったいない。 
世界には選挙権をもたない人々も、大勢存在しているのですから。 
選挙の日に用事のある方は、ぜひ不在者投票という制度を利用しましょう。(^-^) 
昔よりは大分、利用しやすくなったと聞きますし。 

投票する人がいないとか、誰に投票したらいいのか分からないとか、すぐにそんな事を言う人もいますが・・・ 
適当な人物がいないのなら白紙でもいいのではないでしょうか。 
分からないなんて言わないで、もっともっと政治家の主張に耳を傾ければいいのではないでしょうか。 
その上で自分の頭で判断しなくては。国民主権の国なのですから。 

一人一人が、自分のこと、自分の町のこと、日本のこと、そして世界のこと。 
それぞれ考えるようになれば・・・きっと、世の中は良い方向に進むのでは。 
日本はそういう可能性のある国だと思うのです。 


金融特別区 2000年6月3日(土)


ここ数年、米軍基地問題等でいろいろと話題になってきた、沖縄・名護市。 
名護市長である岸本氏が「金融特別区」構想について、政府に実現をはたらきかける予定とか。 
(どうやらサミット後になる様子) 

これは、米軍普天間飛行場移転に伴なう経済振興策の一環とのこと。 
優遇税制措置を設けて(法人税軽減措置など)金融機関を誘致し、国際情報金融センターを創設する、 
そういう構想のようです。 

日本の米軍基地の75%が沖縄県にある現状について、 
「沖縄は、アジア全体の安全保障に大きく貢献しており、経済的にも特別な配慮がなされなければならない」 
このように岸本市長は述べられています。 

これはその通りであると思いますが、反面、責任が生じますよね。 
このように表明されたからには、その状況を認めたということですね。 
一旦経済振興策を受け入れたからには、もう文句は言えないということですし。 

地政学的に、沖縄に米軍基地を置く必要がある現在。しばらくはこの状況が続くことでしょう。 
(極東地域は火種を抱えていますしね) 
そういう意味からも、沖縄という地域にいろいろな配慮をしていく必要は当然あるでしょう。 
沖縄の人々もこの状況を最大限に活用して、発展に結び付けておくとよいのかも。 
将来、沖縄から米軍基地が撤退した時、国から「もう援助をする必要ない」と言われても 
「ハイ、自分達でやりますから、大丈夫です」と返事ができるくらいに繁栄し、 
世の中の仕組みを変えておけるといいのかも。 

日本が変わるのは東京から。普段そう思っている私ですが、日本のあちこちの都市が 
いろいろな繁栄をしていくと良いなぁとも感じました。(^-^) 


変化は地方から? 2000年6月4日(日)


今月の25日に久しぶりの衆議院選となって、いよいよ選挙戦突入と相成りました。 
そうなると、報道2001でも各政党の代表者を呼んでの討論会が企画されていました。 
(自民党は党首ではなくって、幹事長の出演でしたが・・・) 

今度の選挙の参考にしてみようと思い観ていたのですが・・・やっぱり、やれやれでした。 
番組の進行の仕方も悪いのですけど、やはり政策の違いを訴えるというより、 
お互いの欠点を挙げへつらうというか、言葉尻をとらえあって細かい議論ばっかりになってしまいました。 
(まず、森総理の失言VTRから入ってしまっては、仕方ない面もありますけど) 

これで、有権者がシラケてしまわないといいのですけど。 

これと際立って違っていたのが、別に出演されていた石原都知事と、北川三重県知事。 
石原氏の活躍は皆さんご存知のことと思いますが、北川氏も様々な政策をどんどん進められて、 
その動向は注目されています。 
お二人とも自信を持って、自分達のやっていきたいこと、思うところを述べられていました。 
また、お互いに良いところはどんどん参考にして、場合によっては一緒に行動しようとも。 
(実際に職員を派遣して、すでに事業を参考にしているとのこと) 

北川氏の言葉が印象に残りました。 
地方に(徴税も含め)いろいろ任せて欲しい、失敗も認めて欲しい、と。 
石原氏はといえば、医療ミスの続く都立病院の改革案をすでにお持ちの様子。 

国会議員と地方自治体の長という立場の違いはありますが、なぜか意気込みと認識力の違いを感じてしまいました。 
世の中の急速な変化に対する、とでもいうのでしょうか。 

お上任せでずっとやってきた日本人。 
でも、もはやそれではこの長引く不景気等の問題解決に結びつかないことがハッキリしました。 
変化の兆しは地方から。停滞している日本ですが、明るい未来社会への突破口となって欲しいものです。 


花粉症対策 2000年6月5日(月)


昨日の報道2001で、石原慎太郎氏が述べていたことで期待できること。 
ディーゼル車規制を打ち出していることは、ご存知の方も多いとは思いますが・・・ 
これはただ単に大気汚染を防ぐ目的だけではなくて、ここ何年かひどくなる一方の花粉症対策の 
意味合いも含んでいるようです。 

なんでも10人に1人以上が罹患しているという花粉症。(軽いですが、私もそうです) 
これだけ多くの人が花粉症になやみ、目をこすりこすり、鼻をすすりあげ、ボーッとした頭を抱えながら、 
仕事をせざるをえません。当然、仕事の能率はさがります。 
またせっかくの行楽シーズンなのに、外出するのもおっくうになりがち。 
この結果業務能率が1割低下すると、GDPの0.2%、1兆円近くも損をするという試算を目にしました。 
また旅行などのレジャー費の支出も230億円、抑制されてしまっているとも。 

本来なら、国のスギ植林政策の失敗から、このような事態を招いたともいえるので、 
政府が失業対策も兼ねて、スギ林の手入れをきちんとすればいいのですが・・・。 
何事をするのにも、腰の重ーい日本政府です。 

石原氏は、 
「スギの花粉と煤塵との複合汚染が花粉症の原因なのだから、やる気になれば花粉症はなくせる。 
政府がやらないから、俺達がやるんだ」 
そのように述べられています。(石原節、炸裂っ!) 

やれること、やらなくてはならないこと、たくさんありますねぇ。 
国会議員の方々、言葉遊びをしている場合ではないです。今こそ政治家のパワーが必要とされています。 
がんばってくださいませ。 


飄々とした人物 2000年6月6日(火)


月曜日の深夜。めずらしくしっかり起きてテレビを見ていました。 
フジテレビをつけていたのですけど、鶴瓶師匠と香取慎吾くんがホストをつとめるトーク番組になりました。 
ちょっと前から放映しているようなのですけど(お正月に気が付きました)、 
この時のゲストは私もよくそのご意見を参考にさせていただいている、日下公人氏でした。 

「おっ♪」 
と思い、ついつい見入ってしまいました。 
久しぶりにテレビで話している姿を拝見。飄々とした雰囲気。ホスト役の2人もかなり気に入っている様子。 
東大出身。かなりの秀才ですが、就職時なんでも、 
「給料が高くて仕事をあまりしなくていいから」 
という理由で長銀に入ったという日下氏。(どこまで本気で言っているのか・・・) 
政治家や官僚にならないワケについても、 
「お中元をもらいたいから」 
と、サラっとおっしゃって、すましていらっしゃる。見ているこっちも、なんとなく苦笑って感じでした。 

石原都知事が打ち出した外形標準課税に関しては、 
「なんにせよ、増税であることに変わりはない。他人からとろうと考える前に、支出を減らせばいい。 
自分に任せてくれれば3千億円くらい、バッサバッサと切ってあげますよ。」 
そのように話されていました。 

ご意見ごもっとも。 
この方の発想のユニークさにはいつも驚かされます。そして未来を洞察する目にも。 
石原さんもこういう方の意見も参考にされて欲しいですねぇ。 

まぁ、外形標準課税に関しては、いろいろな公共サービスの恩恵を被っているにもかかわらず、 
預金者へ払うべき利息を払っていない上に、株主への配当をきちんとしており、 
なおかつ税金を免除されているのはおかしい。そういうお考えのもとでやってらっしゃるわけですけど。 

まだまだ、日下さんには活躍していって欲しいですねぇ。 


Erin Brockvich 2000年6月7日(水)


昨日は映画の日。だもので久しぶりに映画館へ足を運びました。(^-^) 
やはり高い日本の映画料金。1000円ぽっきりはありがたいものです。 
(今度はレディースデイも活用してみようかしらん♪) 

今回はワーナーマイカルシネマへ。 
ここは設備も充実しているし、きれいだし、結構好きだったり。(^▽^) 
まぁ、全館入れ替え制なので、連続してみたい人向きではないのですけど・・・。 
ただ、落ち着いて見れること、間違いなし。(新作は座席指定なのかなぁ) 

さて、行ってから観る映画を物色したわけですが・・・ 
「グリーンマイル」と「エリン・ブロコビッチ」のどちらにしようかと悩みました。 
明るい話を楽しみたい気分だったので、「エリン」の方へ。 

さて、この「エリン・ブロコビッチ」ですが、実在の人物が主人公であり、実際に起こった話です。 
3人の子持ちで、離婚したため現在独身、無職。学歴もないためなかなか再就職もできないエリン。 
自動車事故に巻き込まれたのがきっかけで、弁護士事務所で働くことになります。 
派手なファッション、下品な言葉使い・・・最初は周囲の人々の反感を買うエリンでした。 

ある時、書類の整理をしていた時に見つけた、さるクライアントからの依頼。 
探ってゆくと、ある大企業が引き起こしていた環境汚染が浮かび上がってきました。 
これに夢中になって取り組んでゆくエリン。最初は冷たかった周囲も次第に彼女の情熱にほだされて・・・ 

エリンを演じるジュリア・ロバーツ。相変わらずパワフルで美しいです。(お色気ムンムンって感じ) 
ただ単にキャリアウーマンのサクセスストーリーではなくって、子供の問題や、周囲の男性との関係とか 
いろいろ織り交ざったストーリー。やはり女性が社会的に大活躍するためには、周囲の人の理解と協力が 
欠かせません。(とくに男性の)  
この物語ではエリンを支える2人の男性、ジョージとエド。この2人のポイントが高いですねぇ。 

似たジャンルの作品では、ジュリア・ロバーツの「ペリカン文書」がありましたが、こちらはかなり深刻な話でしたし、 
どちらかと言えば、デンゼル・ワシントン演じるジャーナリストの活躍が目立った話作りだったような。 
そういう意味では、観た後にスカッとした気分になれる映画です。 

成功するためには、自分の武器は最大限に活用する。物事を成し遂げるためには、周囲の人をも動かすだけの 
情熱をもって物事にあたっていく必要があるのだということを、この作品で改めて感じました。 
私利私欲を超えて、他の苦しんでいる人々のために奮闘したエリン。 
それに見合うだけの成功報酬と人々からの信頼を得て、今では幸せに暮らしているのでしょうか? 
とにかく、お勧めの1本です。 


IT株詐欺 2000年6月8日(木)


ITという言葉がもてはやされて、少したちますが・・・それに伴ない様々なトラブルも発生している様子。 
ちょっと前の「I LOVE YOU」問題しかり、昨年末の2000年問題しかり・・・。 

株式市場に目を向けてみると、Yahoo!の株価が1億円の値をつけて話題になったことを 
覚えてらっしゃる方も多いと思います。 
一時期の化け物ののような伸びはなくなったのかもしれませんが、まだまだ高値をつけているIT関連株。 
金融の自由化が進められる中、日本でも株式投資を始められる方が増えているとの事。 
やはり、ついつい話題業種のモノに目がいってしまいますよねぇ。 

この投資家心理につけこみ、IT株詐欺が横行しているとのこと。 
(虚偽の新株割り当て話とか、業績を偽って出資をつのるとか・・・) 
まだあまり社会問題化していないようですが、そのうち大きな事件が起こるかも。 

上手い話は転がっていないし、ホントに儲けられるのなら自分で実行しますよね。 
いつの時代も手を変え、品を変え、いろいろな詐欺事件が起きてきます。 

まぁベンチャー関連への投資は、考えなしの場合、「投資」ではなくって「投機(ギャンブル)」になりかねません。 
それだけリスクの高い反面、儲ければボロ儲けの時もあります。 
自己責任の時代。自分の頭できっちり考えて、やる時はやる。失敗したら潔く転向する勇気も必要なのでしょうねぇ。 
なかなか厳しい時代に突入しましたが、おもしろい時代でもあるのかも。(^.^) 


糖尿病新薬 2000年6月10日(土)


日本では、世界中の料理を楽しんだり、またファーストフード、レトルト、インスタント食品なども 
バラエティー豊かに普及しています。 
普通に生活できれば、まず、飢え死にする心配のない社会ですよねぇ。 

ただその反面、文明病ともいうべき、糖尿病にかかる人がどんどん増えている様子。 
今や、人間の問題ばかりでなく、犬や猫にまで糖尿病がみられるようになりました。 

日本では「インスリン非依存型糖尿病」(ま、贅沢病、生活習慣病とかよばれるタイプでしょうか)が 
大半をしめるとか。私の周囲にもいますが、一生付き合っていかなくてならない病気です。 
ひどくなれば失明したりもします。 

多分日本民族は、ずっと暮らしてきた日本の風土にあわせた体質になってしまってるのでしょう。 
少ない食料で効率よく身体に栄養をためこむようになってしまっているのか。 
これが現在では災いとなってしまってるのですねぇ。 

東大の研究者たちにより、糖尿病の原因をつくるタンパク質の遺伝子を薬剤で働きにくくすることで、 
糖尿病の発病や肥満を抑える動物実験に成功したとか。 
(PRARγ・・・この遺伝子は栄養が過剰なもとでは、小型脂肪細胞(身体に栄養をたくわえる細胞)を 
大型化させ、インスリンを効かなくする働きがあるとのこと) 

この研究が進めば、糖尿病のコントロールがしやすくなるかもしれませんね。(^-^) 

ただあくまでも、自分の身体は自分で責任をもつしかありません。 
グルメを楽しむのはいいですが、度を越すことはよくないでしょうねぇ。 
自己責任の時代・・・こういうことにも当てはまることですね。 


親友同士 2000年6月11日(日)


石原慎太郎氏と竹村健一氏。 
それぞれ、日本では知らない人がいないくらいの著名人であろうと思います。 
竹村氏がホストを努める「報道2001」にも、都知事になられてから、積極的に石原氏は出演されています。 
お二人とも、政治家がマスコミを活用することを重要視されており、それを実行されているわけですね。 

竹村氏の新著、『石原慎太郎 日本を変えるリーダーシップ』を読みました。 
時の人、石原都知事との対談と、石原氏の人となりを竹村氏が語った本です。 

第1章の「日本を語る、首都を語る」・・・ここでは、石原都知事がこれからやろうとしていることが、 
詳しく熱っぽく語られています。東京という街の重要性を理解されており、 
この本の全体を通して、東京という街の繁栄・発展が、21世紀の日本の繁栄・発展につながる 
ことを訴えられています。 

石原氏の強みは、「国家」という視点をつねに持ちながら、都政を考えられることでしょう。 
また、各界に友人・知人を多く持つこともあげられますね。 
これからもいろいろな事をやってきそうで、ワクワクしますねぇ。(^▽^) 

お互いを「親友」と言い合う、お二人。 
かなり口の悪い方同士のようですが・・・うらやましい関係ですねぇ。 
自分も人生で、そういう人にめぐりあえるでしょうか。 


選挙の争点 2000年6月12日(月)


今度の選挙の投票所入場整理券が届きました。 
街を歩けば、候補者ポスター用の看板の準備も着々と進んでいますね。 

そろそろテレビでも、選挙のことが取り上げられるようになりましたが、 
今回は、いつもとちょっと様相が違ってきているように感じました。 
テレビできちんと討論形式での各政党の意見を放映するところもでてきたし、 
そして、各政党もきちんとそれに応えるようになってきたのではないでしょうか。 
今まできちんと準備してきたところとそうでないところ。その違いがだんだん出てくるかもしれません。 

選挙の争点として、重要課題の一つが税金です。 
日本の高すぎる税率も問題ですが、その反面、他先進国にくらべ、課税最低限度額が高すぎることが指摘されています。 
つまり、金持ちや中堅層からガッポガッポとりあげて、低所得者層(諸外国では必ずしもそうではない)に再配分する・・・ 
そのような社会主義的税制であるといわれています。 
(諸外国にくらべ、日本では税金を払っていない人が多いとか・・・) 
その結果、お金のある人や企業は節税対策に走り(これも大いなる無駄でしょう)、逃げられない中堅層は疲弊し、 
本当ならばもっともっと発展できたかもしれないのに、税制のせいでそのエネルギーをそがれ続けてきたのかもしれません。 

課税最低限引き下げ・・・今度の選挙の争点になりそうです。 
どうやら今のところ、自民党は「増税になる」とのことので反対。民主党は「優しくない政策が必要」とのことで賛成。 
自由党もまぁ賛成意見のようでしたね。 
後の政党は態度が不鮮明かも。(こういうところは勉強不足なのか、風見鶏なのか・・・) 
まだまだ選挙まで時間があるので、各政党の動向を注意深く見守っていく必要はありますけど。 

「誰がやっても同じ」 「興味がない」なんて、無責任なことは言っていられません。 
日本は21世紀に発展していく大いなる可能性を秘めた国ではありますが、それはあくまでも可能性。 
この国に住んでいる人々が努力をしなければ、そうはならないのです。 
自分達の国をどうしていきたいのか、きちんと意思表示を。 
その機会が今度の選挙であると思います。 


代表選考 2000年6月13日(火)


オリンピックへの動きが徐々に出てきましたね。 
各スポーツ界ごとに、どんどん代表が選ばれていっています。 

そんな中で、水泳の代表選考をめぐって、千葉すずさんがCAS(スポーツ仲裁裁判所)へ選考理由の公開などを 
求め、提訴に踏み切った様子。マスコミにも大きく取り上げられていました。 
彼女は代表選考の選手権で優勝し、タイムもきちんとクリアーしていたとのこと。 
たしかに、なぜはねつけられたのか・・・きちんと知りたいところです。 

オリンピック・・・どの分野のスポーツ選手も、出場することを目標に頑張っていることと思います。 
今回の水泳に限らず、日本の選手選考の方法というのは、どうもウエットすぎますねぇ。 
選考方法を決めておきながら、上層部のお気に召さない結果になると勝手に変えてしまう・・・ 
そんなイメージを持っているのは私だけではないでしょう。 

ひょっとすると、最初から出て欲しい選手のリストというのが存在しており、 
さすがに大っぴらにはできないから、とりあえず表向きの選考方法も準備しておくのか・・・ 
つい勘ぐってしまいます。 

さて、その結果、日本チームが強くなっているかといえば・・・そうではないと思います。 
選考ポイントには、「上層部に従順である」ということがあるかもしれません。 
千葉さんはかなり問題発言(?)も多く、日本水連からは睨まれているとのもっぱらの噂ですし。 

戦うのは上層部のご年配の方々ではないハズ。 
若者が気持ちよく戦えるように、そして国民が気持ちよく応援できるように、 
もっと、クールに選考して欲しいものです。 


南北首脳会談 2000年6月14日(水)


コリアが北と南に分断してから、初めて、南北首脳会談が開催されました。 
内容的には、単なるご挨拶に終わってしまったようで、具体的な成果はなかったようですが・・・。 
まぁ、やらないよりはマシってところでしょうか。 
相変わらず、土壇場で一日延長して相手から譲歩を引き出すような戦法を取ったりしているようですけど。 
(某隣国の影響でしょうか) 

基本的に韓国の人々は、北朝鮮のすることを甘く見る傾向があるようで、 
まず同朋である自分達の国は攻撃を受けることはないだろうと考えているようですし、 
核兵器を開発・所有することも、自分達の同朋のレベルの高さの証明であり、 
ひいてはそれが自分達のレベルの高さの証明であると考えているかもしれない。 
そのような指摘を耳にしたことがあります。 
(その際の攻撃目標・・・当然、日本になりますねぇ) 

こういうカードを北朝鮮が使ってきたのはどうしてなのか。 
かなり国内の情勢が動いているということなのでしょうか? 
おそらく北朝鮮内では、大きく取りあげられている出来事でしょうし。 
人民の目をそらすためのパフォーマンスとか。 

そろそろ、いろいろな動きがあるやもしれません。 
つまらない言葉尻のあげあしとり合戦をしている場合ではないかも。 
政治家の方々には、しっかりと日本の舵取りをお願いしたいものです。 


日本発地球文明 2000年6月15日(金)


はやく地球文明ができるといい・・・このようなテーマで何回か、書いてきていると思います。 

ノストラダムスの予言などのせいで、去年(1999年)までは地震やら異常気象やら、 
地球文明を壊滅させるような出来事がおこるのではないか、と緊張したものでしたが・・・。 
(実際、アメリカの学会とかでも、ポールシフト(地軸移動)による大災害の可能性が議論されたようですし) 

たしかにここ数年、異常気象、大地震、台風(ハリケーン)・・・そして、各地の紛争等々。 
いろいろと起こりましたが、なんとか人類は危機を乗り切ったようです。 

今年に入ってから、去年までの空気と違い、かなりの勢いで世の中が動き出しているよう。 
そのように感じているのは私だけではないかもしれません。 

21世紀・・・そろそろ、地球規模の文明をできる条件が整ってきたのかもしれません。 
ただその前に、各地域、各民族、各宗教ごとに紛争が多発するでしょう。 
長い間、ほぼ単一民族、同じ言葉、島国で生活している日本人には分かりづらいことかもしれませんが 
(私もそうです)、この問題には簡単には解決できない、ものすごい根深いものがあるようです。 

これを解決していくためには、現存の精神文明では無理なのでしょう。 
仏教、キリスト教、イスラム教・・・すでに誕生してから2000年以上・・・。 
当時生活していた人々のレベルに合わせた教えのため、いかなる巨大な教義も、 
現代の高度情報化社会にはそぐわなくなっているのは当然です。 
また、それぞれ排他的でもあります。(中では、仏教が一番、寛容であるとは思いますが) 

それぞれの違い、個性を認め、現在の豊かな経済社会に対応できる・・・そのような思想が必要になりますか。 
物質的にはものすごく豊かな日本社会。かなり、理想に近づいているのは間違いありません。 
ただ前の戦争以降、GHQの政策によって、ある意味では徹底的に骨抜きにされた日本。 
その弊害が、今の政界の混乱、教育現場の混乱、若者による凶悪犯罪の多発・・・ 
といった、問題に結びついているのではないでしょうか。 

まぁ、嘆いているばかりでは仕方ないですね。悪意で取り除かれてしまったのなら、 
また新しい精神文化を打ち立てればよいのですし。 

地球規模の文明を打ち立てることのできる思想。 
日本が世界文明の発信地として、栄えていくことを夢見ていたりします。 


アジアンテイスト 2000年6月17日(土)


ここのところ、続けてアジア料理を堪能していたり。(^-^) 
これも、東京に住む利点の一つかも♪ 

木曜日はカンボジア料理。代々木駅近くのお店に行きました。 
大勢でわいわいといろいろな料理を注文しました。 
以前ベトナム料理を食べたことがあるのですが、それに近いかも。 
生春巻とか、ビーフンとか・・・食後はココナッツアイスクリーム&かぼちゃムース 
かぼちゃムースがちょっと面妖な味だったかも。(^_^;) 
でも、美味しかった〜。(値段もまぁまぁかな) 

金曜日はインド料理。以前からお気に入りだったお店が移転してしまっていて、 
久しぶりのことでした。(2年ぶりくらいかも) 
やはりここはナンの美味しいお店なので、ナンとマトンカレーを堪能。 
ん〜、食べたあとの・・・カラーっ。でも味は変わっていなくて嬉しい限り。 
店内の雰囲気もインド風で、これまた嬉しい限り。 
カレーもナンも美味しいっ!また、食べに行こうっと。 

土曜日はアジア料理いろいろのお店。 
ここでは中華、ベトナム、タイと、アジアのいろいろな料理を楽しむことができました。 
鉄板餃子、餡かけ焼きソバ、タイ風炒飯(これが辛?い)、タイ風焼き鶏、マサラティー等々。 
どちらかと言えば、話に夢中になってしまったのですが・・・値段も安めで手頃でした。 
お店選びに困ったら、また足を運んでみようかなぁ。大人数は無理ですけど。 

そういえば、メニューにラッシィというのがあって飲んでみましたけど・・・ 
うーん、ジョアのような風味。 
アジアでは、日本茶の感覚でこれを飲むのだとか。 

普段はあまりグルメしないけど、たまにはいいものですねぇ。>^。^< 


「見果てぬ夢」 2000年6月18日(日)


昨日(17日)、新宿のシアターサンモールまで、お芝居を見に行ってきました。 

シアターサンモールは初めて足を運んだのですが、なんかシックな建物で雰囲気の良い、 
かなり大き目の劇場で、お客さんの年齢層もいろいろでした。 

今回のお芝居は、アニメファンの私にとってはおなじみの方々が、数多く出演されていました。 
鈴置洋孝、鶴ひろみ、内海賢二、矢尾一樹、麻生美代子・・・ 
名前を聞いただけで声が思い浮かぶ方、結構通かも。(^-^) 
声優さんたちが舞台をやってるのって、なんか新鮮でしたねぇ。 

お芝居の題名は「見果てぬ夢」。 
病院の静かな中庭が舞台で、そこに集う人々の悲喜こもごもを描いたものです。 
医者、看護婦、ガンの患者とその奥さん、糖尿病患者とその息子・・・ 
またポイントは、1年前に夫を亡くした老婦人。 

なんか、意表をつく出だし。 
大き目の舞台なのですけど、ずっと同じセットで演じて見せるのですから、 
舞台って面白いなぁ・・・いつも感心してしまいますねぇ。 
ラッキーなことに、途中で飽きてしまったお芝居って、まだ当たったことないのです。(^.^) 
(まだ、数えるほどしか見てはいませんけど) 

ギャグあり、ドタバタあり、お色気(?)あり、で楽しい1時間半強。 
最後は、しんみりと。会場からはすすり泣きが聞こえていました。 
公演は22日まで。興味のある方はぜひぜひ。(^o^) 

話は違いますけど、入り口からたくさん置かれていた花束がすごかったです。 
香りもすごいし、名前もすごい。 
最近「サクラ大戦」に凝っているので、原作の広井王子さんの名前を見て、「オオーっ」と 
思ってしまいました。(^^ゞ 


子供たちの自己防衛 2000年6月19日(月)


「子供達が荒れている」、そのようにここ数年、言われていますが・・・。 
ある少年相談員を長いことされてらっしゃる方のコメントを、読む機会がありました。 

その方が、ある中学生の女の子に、何故シンナーをやったり家出をしたりするのか 
尋ねたところ、 
「うちの親は私が悪いことをする協力して仲が良くなる。逆に落ち着いていると、 
よくけんかをするし、仲が悪くなる」 
そのように答えたそうです。 

なんか、この話を聞いていたら、ものすごく悲しくなってしまいました。 
自分を必死に守っている、というより、両親を仲良くさせるためにどうしたらよいか、 
小さい時から必死に考えてきた結果ということなのでしょうから・・・。 

また、この相談員の方は 
「今の子供達は、精神的に幼く、すごく傷つきやすい。困難なことがあると、 
ぶつかって突破しようとしないで、すぐ安易な方へと流れてしまう。 
援助交際や麻薬などもお金になるという理由で、簡単に手をだしてしまう。」 
そのようにもおっしゃっていました。 

ある思想家がこのように言っていたのを聞きました。 
「出来の悪い子供はいない。出来の悪い親がいるだけのことです。 
また、出来の悪い教師がいるだけのことです。」 

物事の善悪を教えず、負ける子がでるのがかわいそう、という理由で競争を極力避けさせ・・・ 
大人たちは子供たちを守っているように見えて、その実、きちんと向き合うことをやめてしまったのかも。 

教育の効果が社会に現れてくるのには一世代くらいかかるとか。 
と、なると、30年くらい前から、すでにそういう教育をする親達が増えてきていたのかも。 
そして、そういう親に教育された世代が親になって・・・。 

これを正すのは容易ではないでしょう。でも、方向性は見えていますね。 
戦後社会のいろいろな歪みが見えてきている現在、大人たちは踏ん張らないといけませんねぇ。 


宣伝の方法 2000年6月20日(火)


久しぶりの衆議院選挙まで、あと1週間を切りました。 
ん〜、どうなのでしょうか。天候が良いといいのですけど・・・。 
(でも、良すぎるとまた、遊びに出かけてしまうのでよくないかも(^_^;)) 

選挙カーの名前の連呼・・・選挙戦間近の名物といわれて久しいですね。 
ただ、これの効果があるのかは難しいところです。 
有権者の7割近くが、「選挙カーの宣伝を止めてもいいのでは」 
そう答えているという調査結果があります。私自身、ただ名前を叫んでいる候補者には、 
とくに関心もわかないので、あまり意味がないと感じています。 

その反面、候補者の方の意識は、「名前を連呼していないと、不安」だとか 
「法的には違法ではない」とか・・・住民の感覚とはずれが見られるというインタビュー結果もあります。 

ん〜、これもどうなのでしょうか。 
今回の選挙戦については、あまり名前を連呼している候補者を、うちの近辺では 
見かけていないような気がします。また、テレビなどで公開討論会などの企画も 
増えてきました。そして、普段は遠距離通勤している有権者にとっては、インターネットも 
重要な情報源になりつつある様子。 

少しづつですが、着実に世の中が動いていますね。 
とくに選挙は、世の中を変えるための重要なアイテムとも言えるのかも。 

候補者の方々も、政策を訴えるとともに、ビジュアル的にも宣伝する必要があるのかも。 
竹村健一さんが「目からはいる情報の大切さ」を、指摘されていました。 
この間の朝鮮半島の南北対談を受けてのことです。 
気さくな指導者を演じた金総書記の評価が、韓国国内では高くなっているとか。 
(世界中で、さまざまなテロ活動を行ってきている国家の指導者であるにもかかわらず) 

いい政策を持っていても、宣伝や売り込みがへたくそでは、それを実行するのは困難かもしれません。 
周囲の人々を説得できなければ、よいことであっても実現しないのがこの世の中。 
そういう現実を踏まえた上で、かく候補者には頑張っていただきたですねぇ。 

(そういえば、今回は候補者のチラシがあまり入ってこないのかも・・・ちょっと不便) 


世論調査 2000年6月21日(水)


またまた、選挙の話題を。(^-^) 

選挙が近づいてくると、名物の一つに「世論調査」の結果発表がありますねぇ。 
選挙の情勢がどうなるか、獲得議席予想数とか、そういったモノですけど。 

この調査を受けたことがないので、どういう質問内容とか形式とか、分からないのですが・・・ 
気になることもあります。 

この「世論調査」を利用して、マスコミが世論を誘導しようとはしていないだろうか。 
そのようなことが毎回気になっています。 

今回は与党が絶対安定多数の勢いとか、大きく報道されています。 
(これに関して森総理がまた失言をしたため、こちらも大きく取り上げられたりとか) 
これを聞いて、「ホントにそうなのだろうか?」正直、そう感じました。 

今回は、公開討論会みたいな企画もテレビで多く見られたため、 
各政党の違いがいつもの選挙よりも分かりやすかったかとも思います。 
きちんと政党の意見をもっているか。それとも場当たり的に耳に心地よいことばかり、言っているのかも。 

こういうアンケート調査とかは、やり方によって、調べる側の都合のいいような結果を出すことが可能です。 
もし、与党を敗退させたいという意思が、マスコミに働いていたら・・・ついつい、そんな穿った見方もしてしまいます。 

人はあらかじめ、こういう結果になるだろうという予測を出されると、それに逆らいたくなる傾向があるとか。 
心理学的になんというのかは忘れましたが、そんな専門家の指摘を以前聞いたことがあります。 

情報洪水の時代ですが、こんな時代だからこそ、自分で情報をきちんと選別して、自分の頭で判断して、 
より良い選択を。より良い未来を、選び取っていきたいものです。 


政党間の違い 2000年6月22日(木)


とりあえず、日曜までは選挙の話題、でしょうか。 

かく候補者のチラシがはいってこないと思っていたら・・・選挙公報として新聞に、 
各政党の政策の宣伝が入ってきました。 
(でかでか載ってますねぇ) 

個人個人の意見がわかりにくい現状では、この広告は役にたちますねぇ。(^o^) 
一見、ほとんど差がないようにも見えます。相変わらず、耳に心地よいことばかり言っているようで。 
ただその中でも、やはり違いはあると思うのです。注意ぶかく記事を検討しなくてはと思います。 
これとテレビなどの公開討論会での様子、主張などを鑑みて、選挙に臨もうかと考えています。 

自民党は、さすがに総理の顔写真は載せられなかった様子。 
総理は応援演説にいけるのか?(というか、自分のところで手一杯なのでしょうか) 
うちの新聞広告には、こちらの地域の候補者の名前ばかり。 
もし、小渕首相が生きていらしたら・・・きっといろいろなところに顔をだされたことでしょう。 
(ただ激務の総理大臣をやっていくには、繊細すぎたのかもしれませんねぇ) 

冷戦の終了で、イデオロギー対立のなくなった世の中。 
本来なら、政党を支える思想が根底から覆された時点で、その役割を終えてなくなるべき政党も 
いくつか残っています。今回の選挙で、大分カタがついてくるのではないでしょうか。 
いくら考え方を変えると言っても、簡単にはいかないでしょう。 
日本人はそんなにバカではないハズですしね。 

投票日は6月25日、朝7時から午後8時まで。 
投票時間が延長されたこともあります。みんなで投票しましょう! 
遊びに行く前に、もしくは仕事から帰って来たら、投票所に足を運びましょうねぇ。(^.^) 


バイオテロ 2000年6月24日(土)


明日は選挙投票日。みなさま、投票所へ足を運びましょうっ。(^-^) 

テレビでも、各政党のCMがたくさん流れていましたね。各政党のセンスの差がでますねぇ。 
こういうところからも、少しづつ世の中が変わってきているように感じます。 
日本って変わる時は一挙に変化する傾向があるようで・・・いい方に向かうことを祈ります。 

さてさて、表題にした「バイオテロ」ですけど、要するに細菌兵器を利用したテロのことです。 
(ペスト菌、炭疽菌、脳炎ウイルスなどを大量培養してばらまくわけです) 
オウムによりサリン事件が起こってから、化学兵器とともにクローズアップされてきたものですが・・・。 
このほど厚生省でも、これを想定した大規模感染症発生時の対策を検討する研究会を発足させたとか。 
まずは沖縄サミットに向けて、活動を開始する様子。 

オウムのサリン事件からすでに5年・・・今ごろやっとっていう感じでしょうか。 
まぁ、自衛隊とか警察では研究が進められていましたが、厚生省としては初、とのこと。 
うーん、どうなのでしょうか。 
バラバラにやるよりは、危機管理担当のセクションを設けて、包括的にやる必要があるようにも思うのですけど。 

とはいうものの、一歩も二歩も前進ですね。(^-^) 
だんだん普通の国家に近づいてきたかな? 


「逮捕しちゃうぞ」劇場版 2000年6月25日(日)


残念ながら、投票率は低かったようですね。(ただいま開票中) 
これに関しては、また改めて書いてみたいと思います。 

昨日、「逮捕しちゃうぞ」劇場版、借りてきて観ました。(^-^)  
なかなか面白かったです。 
漫画、テレビ、映画といろいろあるので、見られた方もいらっしゃるのではないかと思いますが・・・。 
以前、「機動警察パトレイバー」についてカキコしたときに、このアニメを薦められたのでチェックしてみました。 

東京という街を良く知ってらっしゃる方には、かなり楽しめる作品なのではないかと思います。 
「こち亀」をハードにすると、こういう感じになるのかも。(^.^) 

墨田区にある墨東警察署に勤務する、個性豊かな婦人警官たちが主役です。 
ダーティーペアのケイ&ユリを彷彿とさせる、美幸・夏実コンビが大活躍。 
まぁ、ヒールでミニパトにブレーキをかける荒技は・・・うーん。 

警察襲撃プログラムをめぐる争奪戦。東京の大動脈である橋の爆破予告そして、実際に爆破。 
コンピュータシステムの撹乱。墨東署の襲撃。水上の追撃戦・・・等々。 
手に汗握る展開、そして意外な真相。 
あっという間の80分強でした。 
たくましい女性陣の活躍ばかり目立ってしまうかも。 

原作は藤島康介氏ですね。この人の作品やキャラ原案も、あちこちで目にしますねぇ。 
最近凝っている「サクラ大戦」のキャラも、藤島さんですし。 

まぁ、スカっとしたい方におすすめな一本でしょうか。 
機会があればぜひ。 


悲喜こもごも日本列島 2000年6月26日(月)


昨日は4年ぶりくらいの衆議院選挙。 
選挙速報をご覧になっていた方も、いらっしゃるかもしれませんね。 
ここ数年、ものすごい勢いで世界中が動いていることを考えると、日本にとっても大切な 
選挙であったと思います。いろんな人々のクレームや悩みを聞くことが多い立場の人間 
としては、そろそろ日本人もマジになるかと期待したのですが・・・。 

投票率64%くらい。3人に1人くらいは棄権したということですね。 
なんか残念です。選挙権ってあるのがあたりまえではないのに。 
世界中を見渡せば、投票できるのがあたりまえっていう人の方が少ないかもしれないのに。 

一人一人の力は小さいかも知れませんが、それが結集すれば大きなものになります。 
その良い機会が「選挙」なわけです。これを活用しない手はありませんね。 

今回の選挙結果・・・現在の体制を容認した。そういうことになりますね。 
現在の連立政権にオッケーを出したということです。 
まぁ、たしかに自民党などは大幅に議席を減らしましたが、与党はまだ絶対安定多数の議席数を保持しています。 
これで、また何年間か、いろいろなことが遅れなければよいのですけど・・・。 
まぁ、この結果は日本人全員で負わなくてはいけないのですね。 

意外な人が落選したりもしましたか。とくに都市部ではその傾向が顕著だった様子。 
国会議員の方々には、この結果からもっともっと危機感を抱いていただきたいですねぇ。 
様々な問題が山積みの日本の舵取りを、しっかりお願いしたいものです。 


三宅島 2000年6月27日(火)


ようやっと、選挙も終わったと思ったら・・・今度は三宅島に噴火の危険ありとか。 
日本って、火山の多い国なのだなぁと改めて実感。地震も多いし。 
(まぁ、反面、温泉も多いというメリットはありますが) 

あそこら辺の島って、東京都、なんですよねぇ。 
と、いうわけで、石原都知事が早速動かれて、災害対策本部が設置されました。 
すでに自衛隊にも協力要請をされた模様。 
さすがって感じですねぇ。(^-^) 

日本ってなんか変な国で、各自治体の長から出動要請がなければ自衛隊も簡単に動けないようです。 
こういう災害時は、ある意味では戦争と同じなのですから、トップが非常事態宣言を出して動くべきなのですが・・・。 
その弊害が出たのが、95年初頭に起きた阪神淡路大震災のときです。 
普段は中央集権国家をやっているハズなのに、こういうときだけ地方自治だったらしく、 
当時の村山総理はまともに動きませんでした。そして、兵庫県知事らも自治権を犯されたくなかったのか、 
さっさと自衛隊に出動を要請しませんでした。 
結果、5000人もの死者を出すことになりました。 

東京都では10年以上前のことになるのでしょうか、大島(だったか?)の噴火が危惧された時がありました。 
この時は島民全員を避難させるという、ある意味、荒業に出ました。(当時は鈴木都知事でしょうか?) 
結局、無事に終わったのですが・・・。 

まぁ、こういうことは無駄に終わってよいと思うのです。 
人民の生命と財産の安全を守るのは、トップの大切な仕事の一つですから。 
今のところ噴火は起きていないようですが・・・大事にいたらなければよいですね。 

指導者の資質・・・こういうところで問われるのかも。 


コンピューターとの会話 2000年6月28日(水)


・・・なーんて表題をつけてみましたが。(^.^) 
なんの話かといえば、あるベンチャー企業が、感情のこもった会話の出来るコンピューターを開発したと 
発表したとのこと。どの程度のモノなのかは記事だけではわかりませんが・・・。 

なんでも、口調から相手の感情を読み取り、人間のように「会話のキャッチボール」ができるのが売りらしいですねぇ。 
まず応用できそうなのが、電話案内や娯楽分野。電子ペットなんかに搭載すると、面白いかも。 

今年の10月にはこの技術を使って、ラジオのDJをコンピューターに担当させる計画もあるとか。 

うーん、技術はどんどん進歩してきますねぇ。 
そうなると、そのうち各企業の各種お問い合わせ&クレーム受付はコンピューターが担当することになるのかも。 
まぁ、全部は無理にしてもある程度までは可能かもしれません。(人件費の節約の点からも) 
こういう部署を担当する人々のストレスって、かなりのモノですし。 
とくに電話など、お互いの顔が見えないツールを使ってクレームをつけてくると、人は辛らつなことを平気で口に出すように 
なる傾向があるようですから。(経験者は語る(^_^;)) 

ただ後のケアをうまくしないと、顧客を逃がしてしまうかもしれないですね。 
人はもっともっと高度な仕事を要求されるようになるのかも。 

楽しみなのですが、気をつけなくてはいけないこともありますね。 
ナマの人間同士の会話が下手になってきている現代の人々。 
コンピューターはあくまでも道具であって、これに振り回されてはいけないと思います。 
これを活用して、もっと高度な活動や仕事、そして文化的な生活を満喫するため、 
テクノロジーを有効活用していきたいものです。 


アレルギーが増えたのは 2000年6月29日(木)


快適な生活を満喫している現代人。 
反面、身体が弱くなったのか、アレルギーに悩まされる人が増えてきています。 
(人の身体は、鍛えないと病気になるようなっていますし) 

ポピュラーなのは花粉症とかでしょうか。 
これには大人も子供も悩まされていますか。 

子供達に多いのが、食べ物を摂取することによって起こるタイプ(食物アレルギー)です。 
最近では、ソバやエビなどを食べることによって、アレルギー症状が出る子供が増えているとか。 
とくにそば粉が原因でなるアレルギーの症状は重篤で、場合によっては死亡するケースもあるようです。 

なぜこういう風になったか。これについて、専門家の意見を聞く機会がありました。 
日本人の食生活が欧米化し、ソバや大豆などを口にする機会が減ったことが原因と考えられるとの事。 
摂取することが少なければ、症状を起こす機会はグーンと増えることになります。 
普通は大人になるとともに、治ってしまうようですが・・・。 
(昔は、逆だったのでしょうね。西洋の食べ物でアレルギーを起こしていたのかも) 

その昔は、アレルギーを起こして食物を食べられないような子供は、死んでいたのでしょうか。 
ある意味、人はひ弱になってしまったのかもしれません。 
また、食物に対する感謝の気持ちを忘れてしまっているのかも。 
今、どれだけの人々が食物を提供してくれた動物や植物に、感謝の気持ちを持って食事をしているのでしょうか。 

生活習慣の建て直し。必要なのかもしれませんねぇ。 



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