ユー・ガット・メール 4月1日(土)


メグ・ライアン&トム・ハンクス主演のこの作品。ビデオで観てみました。(^-^) 
あんまりラブ・ストーリーは観てないのですが・・・なかなか楽しめました。 
今までおもしろく感じたのは、「プリティ・ウーマン」くらいだったのですけど。 
(あと「マイ・フェア・レディ」も、結構好きかも(古い?)) 

ストーリー設定としては最近流行りの、チャットで知り合った2人が、 
メールのやりとりを通じてお互いに好意をもつようになるのだけれど、 
実生活では、メグ・ライアンが小規模ながら老舗の児童書専門の本屋のオーナー、 
トム・ハンクスが大規模ディスカウントの書店の経営者と、ライバルの関係でぶつかり合う・・・ 
といった、まぁ、たわいもないモノなのですが・・・。 

トム・ハンクスよりは、メグ・ライアンの方が印象に残ったかなぁ。(^▽^) 
彼女の出演した映画が話題になる理由、よく分からなかったのですが、 
この映画を観て、なんとなく納得。 
彼女の演技、とてもかわいらしいかった。キュートという言葉がピッタリでしょうか。 

今はやりの派手なアクションとか、SFXとかはありませんが、 
リラックスして観るのには良い映画だと思いますねぇ。 

私自身、ネットでいろいろな人と出会って、共感する部分も多々ありました。 
ぜひ、メグの魅力を味わってくださいませ。(^-^) 


健康に歳を重ねる 4月2日(日)


昨日から新年度。いろいろな変化がありました。 
その一つが、大分前からいろいろ、その問題点を取りざたされている「介護保険制度」の導入です。 
私も何回か、このテーマで書いてきましたが・・・。 
この制度自体は必要だし、きちんとしておかなくてはいけないモノでしょう。 
ですが、これがメインになってはいけないと思うのです。 
介護保険はあくまでも補助、サブでなくては。やはり後ろ向きの制度ですし。 
基本は、「皆が健康で自立した生活を、最後まで送れる社会を作る」ことではないでしょうか。 
病気になったらどうするか、それを考えるよりも、健康に歳を重ねるにはどのように生活したらよいか。 
国家として取り組んでもいい課題では。 
身体を健康に保つにはどうしたらよいか。精神を健康に保つにはどうしたらよいか。 
たとえ体が不自由でも自立した生活を送るためには、どのようにインフラの整備や技術開発を進めたらよいか。 
補助ロボットなどの開発を早く進めるといいですね。それができるのは、やっぱり日本です。(^-^) 

まぁ、一人一人の自覚も必要なので、自己責任の部分も大でしょう。 
めちゃくちゃな生活をしてきて身体を壊した人と、きちんと生活してきた人の負担が同じなのは不公平でしょうし。 
保険のあり方も、身体を壊したらこれだけ保障がでる、ではなくって、きちんと生活している場合は保険料もお得。 
そんな風に健全な社会に変えていきたいものです。 
(結果として、低コストで豊かな社会になると思います) 


実感 4月3日(月)


今日から新しい職場。 
郊外から都心に移動したせいもありますが、ものすごーく空気が悪いですねぇ。(^_^;) 
環八沿いに職場があるのですが、ものすごい車の交通量にともない、ものすごい排気ガスの量。 
当然、近隣に住む人々の身体に良いわけはないでしょうねぇ。 

石原都知事が東京へのディーゼル車乗り入れに対し、規制をかけるつもりなのは 
ご存知の方も多いと思います。ペットボトル入りの煤塵をテレビで目撃されたのではないでしょうか? 
まぁ、この問題に関しては、あの手この手を打つつもりでしょうね、都知事は。  
直接発生源をたつ(ディーゼル車の乗り入れ規制)。そして、現在の都心への乗り入れ車両を減らすために 
30年間凍結されてきた東京外郭環状道路計画を推進させる様子。 
外環は、これが完成すれば東京の、そして日本の生産性(GDP)を向上させることが出来そうです。 
無駄な渋滞をなくすことが可能となるのですから。(^-^) 
石原さんはまた、東京の大気汚染については花粉症との関係もあげられ、 
それを軽減することができるとも指摘されています。(花粉と煤塵の複合汚染なのですね) 
日本は、粗悪な軽油燃料による大気汚染を淘汰するための技術も財力も持ちながら、 
それを実行することを怠ってきたとも手厳しく言われています。 

「まず東京から」・・・その言葉を実現させるべく、石原さんには頑張っていただきたいです。 


退陣 4月4日(火)


小渕首相が緊急入院してから丸一日が過ぎました。 
相当具合が悪い様子。このままでは公務につけないでしょうから、 
後任選出で永田町もガヤガヤしています。 
今は平時ですので政治的空白があっても平気でしたが・・・ 
ここら辺も、迅速に対処できるように仕組みを変えないと。 

政治家として、ものすごいパワーや能力のある人物ではないにしろ、 
この人が首相になってから、今まで手をこまねいていた改革が、 
どんどん進められてきた点は評価されてしかるべきでしょう。 
(実際、欧米諸国の評価はかなり高いようですし) 
石原都知事ともども、日本を動かす原動力として、もう一踏ん張りして欲しかったのですが。 

でも、人が活躍するのには「時」と「場」があるのかもしれない。 
最近、つくづくそう思います。 
ヒトの一生には、スポットを浴びる一瞬が必ず一度はあるのかもしれません。 
ただ、その一瞬をきちんと捕らえることができるか否か・・・。 
それはその人の、日頃からの努力・精進の差なのかも。 
歴史上の偉人達の人生・・・常に輝いていたわけではありません。 
そして、とくに政治家や軍人に多く見られるようですが、 
その「一瞬」に大活躍した後、その役割を終えたかのように散ってしまう。 
そんな印象を受けるのは私だけでしょうか。 
この潔さ、これが後世の人々の印象に残っていくのでしょうか。 


日本の英雄 4月5日(水)


日本のプロ野球が先週の末に開幕となりましたが、海の向こうの大リーグも順次開幕している様子。 
日本からも何人もの選手が渡米していますが・・・。 
そんな中、快挙を成し遂げた選手がいます。野茂英雄投手です。 

今はタイガースに所属している彼ですが、なんと、今年の開幕投手に大抜擢されたのです。 
日本人としてはメジャー「初」の出来事でした。 
その結果は・・・見事大任を果たし、7回を投げ奪8三振、白星を飾りました。 
ドジャーズにいた頃のような騒がれ方はなくなったとはいうものの、根強いファンはまだまだいるよう。 
観客動員数獲得にも貢献しているとのこと。さすがです。 

この間来日した、ドジャーズでの野茂投手の女房役、ピアザ選手も彼の功績を評価していて、 
「ノモの活躍によって、今回の大リーグの日本での開幕選が実現したんだ」 
そのように語っていたようです。 

以前にも書いたことがあるのですが、NOMOの活躍によって日本人とアメリカ人、相互の理解が進み、 
当時険悪になっていた日米関係を良くするのに、大いに役に立ったと思うのです。 
日本人にはアメリカンドリームの素晴らしさを、アメリカ人には懸命に投げる日本人の生の姿を・・・それぞれ伝えたのでした。 
(日米の自動車構造会議でしたか、この交渉が決裂寸前まで行き、もしそうなれば大変な事態に発展していたかも) 

佐々木だの伊良部だの木田だの・・・いろいろな選手が今では渡米していますが、 
それも野茂投手が成功し、その道をつけたから。 
やはりメジャーにいった中では、一番気になる選手です。まだまだ活躍して欲しいものですねぇ。(^▽^) 


生活習慣病 4月6日(木)


介護保険制度発足とともに、ちょっと振り返ってみたいのが、この生活習慣病でしょうか。 
まだなじみが薄い言葉かもしれませんが、いわゆる「成人病」というモノです。 
(糖尿病、痛風、アルコール性肝臓病 等々) 
言葉が変わるとイメージも変わりますねぇ。 
今や中高年に特有の病気ではなくって、子供にまで見られるようになった、そういうことでしょう。 

多くの研究から、成人病には食事や運動、休養、喫煙、飲酒など、 
不摂生な生活習慣により発病しやすくなることが知られてきています。 
困ったことに生活習慣病は、初期段階では自覚症状がなく、発見しずらい病気です。 
自覚症状が出てくる頃には、相当進行してしまっています。 

生活習慣病を克服するポイント・・・「悪い生活習慣」を改めること。 
まぁ、いうのは簡単ですが、夜更かし、寝不足、深酒、過食などなど、 
この手の習慣を断ち切るのは容易ではないでしょう。 

部分的に改善しようっていうのは、かえって難しいのかも。 
心をかえること。生き方をかえること。 
生活習慣を改めるには、生き方や価値観まで変える必要がある、ということです。 

高度な文明社会の中に生活している私達。 
自らの生活をただし、健康な身体を保ち、自分のため、そして他の人々のために働く。 
そんな、素晴らしい人生をおくっていきたいですねぇ。(^-^) 


バグズライフ 4月7日(金)


トイ・ストーリーに続き、ピクサーの「バグズライフ」観ました。(^-^) 
まさにコンピューター様様といったところでしょうか。 
トイ・ストーリー以上の自然な虫達の動き。鳥の存在感。しかも、おまけのNG映像。 
アニメではありえないNGを、あえてお遊びでいれるセンス。アメリカならではかな。 
さらに、おまけのアニメーション「ゲーリー爺さんのチェス」(だったかな?)。 
なんてことはないショートストーリーなのですけど、なんとなくブラックユーモアっぽくて・・・。 

日本のアニメーションのような、従来どおりの2次元っぽいキャラクターも、相変わらず好きな私ですが、 
(コンピューターを導入しても、この部分は変わらないのかなぁ) 
あくまでもフィクションなのだけど、リアルさを追求したディズニーのアニメ。 
それぞれ個性的で楽しいですね。(^▽^) 

今の日本のアニメって、極端ですよねぇ。 
いわゆるゴールデンタイムに放映する、従来の子供も楽しめる作品と、 
深夜枠で放映している、今までだったらOVAで作るしかなかったような、ちょっと難解な作品。 
子供向けの作品、といっても、ホントの意味で娯楽性を追及したモノは、日本のアニメにはないのかも。 
ディズニーランドを作り出した人々との違いかな。 
(まぁ、それはそれで楽しんでいますけど) 

トイ・ストーリー2が今、上映中ですが、観た人の感想はだいたい良いですねぇ。 
(通りすがりの人の会話でも「感動」という言葉が聞かれました) 
観に行けるかなぁ。 

バグズライフ・・・私はテントウムシのフランシスがお気に入り。(^.^) 


スターウォーズ・エピソード1 4月8日(土)


待ちに待った、スターウォーズシリーズ第一話、「エピソード1 ファントムメナス」のビデオをゲットしました。(^-^) 
いやぁ、去年の映画館での興奮を思い出しますねぇ。 
映画はジョージ・ルーカスご推奨のTHXシステムを備えた、立川のシネマシティで観ました。 
腹にどーんとくる音響がなんとも言えず・・・。 

字幕スーパー版を購入したわけですが・・・最初はワイドスクリーン版にしようと悩みました。 
でも、うちのテレビは小さいので、これで正解だったかも。(^^ゞ 
DVDが出たらワイドスクリーン版を買って、プロジェクターかなんかで大写しにしてみたいなぁ。(^▽^) 

改めて見てみると、クイーン・アミダラがなかなか美しかったです。 
・・・っていうのは正確ではないかな。パドメがとても魅力的でした。 
(なんせアミダラ姫は、厚化粧・・・) 

ポットレース・・・ゲームにもなっているこのシーン。 
大画面で見ても、目が回りそうでしたが、ビデオでもやはり目が回りそうでした。(笑) 
TDLに「スター・ツアーズ」(でしたっけ?)がありますけど、これもやったら受けそう。 
(ゲーセンのアーケードじゃあねぇ) 

やはり最高にゾクゾクしちゃうのは、クライマックスのジェダイVSシス。 
ゲートがガーッと開いて、その向こうに佇む黒い人影。 
おもむろにフードをはね上げ、バサッとマントを脱ぎ捨てるシス、そしてジェダイ騎士。 
デュエルタイプのライトセイバーをブンッ、ブンッ・・・と構えるダース・モール 
2人対1人の激しい殺陣シーン。 
にやりと笑うダース・モールの表情がサイコー。 
ダース・モールのアクションや剣さばきが、ものすごく映えますねぇ。(^◇^) 
そして、オビ=ワンの「ノォ〜〜〜〜〜っ!!」 

ああ、やっぱりこれはぜひ目撃してください。そして、堪能していただきたいです。 

一つだけ好きな映画をあげろと言われれば、私はこの「スターウォーズ」シリーズをあげますねぇ。 
エピソード2にも期待します。楽しみー。 


健康は気から  4月9日(日)


健康に関して何回かとりあげてきましたが、テレビ番組でも「グルメ特集」とともに多いテーマですよね。 
それだけ日本の社会が豊かになった、ということなのでしょうねぇ。 

今日も某テレビ番組で特集していました。 
内容としては、健康と食べ物と臓器の関係・・・といったところでしょうか。 
とくに気をつけた方がいいのは、やはり肝臓。 
解毒作用やエネルギーの貯蔵に関係している大事な臓器。 
エコーとかで調べると、悪くなりかけの人がかなりいた様子。 
生活習慣病にも、関わりの深い臓器でしょう。 
悪くなりかけの頃はあまり自覚症状がなく、気が付いた時には相当、痛んでしまっている。 
そんな感じでしょうか。 
(あとは、老廃物の排泄に関係する、腎臓なども重要ですね) 

健康を保つには、身体の健康な状態を具体的にイメージできることが大切かも。 
それぞれの臓器の役割を具体的に知っていれば・・・そして健康な状態イメージできれば。 
普通、内臓は自律神経というものが調節していて、自分の意志で自由自在に動かすことはできないと 
思われるかもしれませんが、そこは自分の身体です。 
「病は気から」といいますが、逆に応用して、「健康は気から」ということも出来ると思うのです。 
内臓は普段、持ち主が意識するしないにかかわらず、一生懸命働いています。 
それをあたりまえと思わず、それぞれの臓器を労わる気持ちを持ち、きちんとした生活をし、明るい心で生きる。 
病気を跳ね返すコツかもしれませんね。 


背中で語る 4月10日(月)


凶悪犯罪の低年齢化が叫ばれて、大分になりますよねぇ。 
最近も、15歳の子たちが何千万円も恐喝し、逮捕されたりしています。 
取ったお金を何に使っているかと言えば、ゲームや飲食代。たんなるお遊びにしか使っていない様子。 
とくに人生に夢も希望も持っていないということなのでしょうか。 

いろいろな少年犯罪のニュースを聞いていて気になること。 
母親は出てくるけれど、父親がなかなか出てこないことです。(まぁ、いろいろな事情はあるのでしょうけど) 
世の中の善悪というのは、やはりきちんと教わらないと分からないと思うのです。 
それに関しては、父親の存在がとても重要になってくるのではないでしょうか。 
(「父親の役割を果たす大人」と、言い換えてもいいかもしれません) 

動物の「刷り込み」という言葉をご存知の方も多いでしょうけれど、人間の子供にも応用できると思うのです。 
大人が生活を正し、勤勉に働いたり勉強したりし、そして精神的にも安定した生活を送る・・・。 
そういう親の姿勢を間近で見て育った子供は、自然とそれを真似るようになるでしょう。 
背中で語る。 
いい意味で、子供達に刷り込みをしてあげられれば、それが一生の財産になるのではないでしょうか。 


バクラの休戦 4月11日(火)


先週末、7日に「スターウォーズ・エピソード1」のビデオを購入して、興奮状態で書いてみましたが・・・ 
今日レンタル屋さんに寄ったら、大量入荷されていて、ほとんど貸し出し中状態。 
みんな、期待して待っていたのですねぇ。(^-^) 
ま、私も自分専用のビデオで、じっくり楽しみたいと思います。 
(吹き替え版と書いてしまいましたが、字幕スーパー版の間違いでした) 

スターウォーズという話は、何故だか途中から始まった物語です。 
(いきなりテロップを流して、それまでの展開を説明してしまうという荒技) 
どうもジョージ・ルーカスが、話を最初から展開するのを、お好みでなかったようで・・・。 
まぁ、もともとエピソード1から3までの話(アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーになっていく)が 
あった上での壮大な物語。4から6までのシリーズが大成功したので作る気になったとか聞きました。 
(全10作くらいになるとも聞いてはいたのですが) 

映画以外にも、テレビドラマになったりとか(これは観ていないのですよねぇ・・・)、小説化されたりとか。 
とくに小説版は、映画にも描かれなかった部分を補う意味では重要かも。 

今まで手を出しそびれていたのですが、興奮した勢いで読み出してしまいました。(^^ゞ 
まず、『ジェダイの復讐』の直後の話である、「バクラの休戦」を読みました。 
まだ上巻のみですが、帝国と反乱軍とがエイリアンの襲撃に対して手を組み、戦っていく話です。 
レイアに振られてしまったルーク・スカイウォーカーですが(兄ですけどね)、素敵な女性とめぐり合うのか? 
すでに小説を読破されている方にはお分かりになるのでしょうけど、言わないでくださいね。(笑) 

この「バクラの休戦」は、キャシー・タイアーズという女性が書いたものです。 
訳文とかも分かりやすくて、結構いけるかも。(^.^) 
小説化にあたっては、ルーカスとも打ち合わせとかしているのでしょうねぇ、きっと。 

これを機会に小説も読破して、スター・ウォーズフリークにでも、なろうかな。(笑) 


世界の規格 4月12日(水)


日本の製造業の技術のレベルは、世界のトップクラス。 
何回か取り上げてきているテーマですが・・・。 
今年中に、日本が開発した安全運転支援技術を、国際標準化機構(ISO)が国際規格として認定する予定とか。 
うーん、すごいですねぇ。(^-^) 
具体的にはどういう技術かというと、車間距離を自動的に一定に保ったり、前方車追突しそうになった場合に 
警報がなる・・・そのようなモノです。 
郵政省の試算によれば今後15年間、日本だけでも60兆円の市場規模が見込まれるとのこと。 
国際標準として認められれば・・・世界の消費者からの信頼性アップは確実、その利益はすごいモノになるでしょう。 

この技術の良いところは、人々の生活の安全を確保できるということ。 
現在、交通事故による死亡者は年に1万人以上。負傷者をふくめるとその何倍になるか・・・。 
これは一種の戦争状態といってもよいでしょう。 
21世紀は、安全性を高める技術。言うなれば人々を幸せする技術を開発し使うことが、儲けるコツかも。 
日本が世界に貢献できること。いろいろありそうです。(^▽^) 


枝より幹を大切に 4月13日(木)


いろいろと話題の多い、石原都知事。今度は「三国発言」とやらで、マスコミから叩かれています。 
(国民からではないところが、ポイントかも) 
まぁ、人種差別だとかなんとかということで、一部から強い反発があったとかなかったとか。 

この手の問題のいつものパターンなのですが、たいてい発端が、マスコミが前後の経緯を無視して、 
物議をかもすであろう「その言葉」だけを報道、それに対し、アジアの某国々で否定的な発言がなされれば、 
日本のマスコミが飛びつく・・・そんな感じでしょうか。 

今回は正確には、「不法入国した三国人による凶悪犯罪」との発言部分の「不法入国」の部分をのぞき、 
「三国人による凶悪犯罪」という部分を伝え、それが一人歩きしている様子。 
まぁ、三国人という言葉自体は、今の若い世代にはなじみが薄いし、悪い印象を持つ人もいるかもしれません。 
そういう意味では使わない方が無難かも。 
(石原さんの態度は昔から一貫しているので、ま、撤回はしないでしょうねぇ) 

一番怖いのはこの話が、増加する一方の不法滞在の外国人による犯罪に対し、治安維持の大切さを訴えたモノ 
であるにもかかわらず、その大事な部分は無視されて「枝」の部分のみがクローズアップされている点です。 
なかには都知事に辞任を求める声もあるとの事。 

それではいけないと思うのです。いろいろと物議をかもすことの多い、石原都知事ではありますが、 
同時にいろいろな分野で「うねり」を起こしている方でもあります。 
きっとこれが良い方向につながると思うのです。 
枝にこだわって幹をからすことのないように、国民も何が大切なのか。自分の頭で常に考えていく必要があるのではないでしょうか。 

ただ都知事も、つまらないことで足を引っ張られて、肝心の仕事が出来なくなることがないように、 
慎重にはやっていただきたいですねぇ。 


終幕 4月15日(土)


ターンAガンダム、最終回を迎えました。 
数多いガンダムシリーズの中でも、異色作ともいえるこの作品。 
1年間の放映も無事に終わりました。 

前にも書いたかもしれませんが、SFなのですが一見そうは思えない舞台設定。 
地球文明をいったん破壊した月光蝶システム。 
この破壊兵器の表現が、ものすごく新鮮でもあり美しくもありました。 

戦争というものは、湾岸戦争の時もそう感じたものですが、当事者でもないかぎり遠くの世界の絵空事。 
夜空にミサイルの飛ぶ様子さえも美しく感じるものなのかもしれません。 
ちょっと怖いかも。 

とりあえず、地球人とムーンレイスの和解もできて大団円。 
ディアナ・ソレルの代わりに月にわたったキエル・ハイム。 
こちらは、愛する男性に守られてハッピーエンドといったところでしょうか。 
主役のロラン・セアックとソシエ・ハイム・・・残念ながら同じ道は歩めませんでしたね。 

山深い山荘にひっそりと、ディアナとロランは暮らしていくことになったのですが。 
冷凍睡眠システムで、眠ったり起きたりを繰り返しながら、何百年も生きてきた月の女王。 
見た目は若い彼女も、そういう人生を送るのに疲れたのかもしれません。 
晩年をゆったりすごすような、そんな最後のシーン。 
ロランは敬愛する女王陛下のために、恋する女性とも別れて彼女の世話をする。 
そんな生き方を選んだようですが・・・。 

うーん、それにしても・・・あの金魚のバック、どういう意味があったのかしらん? 


ライフ・イズ・ビューティフル 4月16日(日)


去年の話題作。ずっと気になっていたのですが、やっと見れました。 
アカデミー賞3部門受賞作品ですかぁ。 
基本的に、ちょっと苦手なジャンルではあるのですけど・・・。 
(悲劇って、やっぱり苦手なのですー) 

ロベルト・ベルニーニ(でしたっけ)監督、主演なのでしょうか。 
しゃべりまくる主人公・グイドに、圧倒されてしまいました。 
第2次世界大戦当時のユダヤ人の収容所でのお話なのに、持ち前のユーモアと明るさで、 
その収容所での暮らしをゲームにしてしまうグイド。 
子役の子もかわいくって。 

ちょっと考えれば、荒唐無稽な話で現実はこんなものじゃあない。 
そうおっしゃる方もいるかもしれませんが、どんな環境に置かれても、明るさというのは武器になる。 
子供の笑顔というのは心を和ませる薬である。そういう風に感じさせてくれた物語でした。 

まぁ、時間的な問題もあるのでしょうが、ちょっと収容所の描き方が弱い印象を受けましたが、 
これが狙いなのかもしれませんね。悲劇にしたくなかったのかも。 
最後、グイドが死んでしまいました・・・。要領のいいグイドなのに、私としては納得いきませんでした。 
これが唯一の悲劇的なシーンでしたか。 

普段、ハリウッド映画や日本のアニメばっかり観ている私ですが、 
たまにこういう作品をみるとホッとしますね。(^-^) 
(ニュー・シネマ・パラダイスなんかもそうでした) 
SFばっかりじゃなくって、こういう作品も順次、制覇していこうっと。 


最先端技術の使い方 4月17日(月)


日本の技術力は世界随一。 
このテーマでも何回か、書いてきています。 

特に、環境保全を図るための技術力は、世界に誇っていいものであり、 
本気になって取り組めば、ディーゼルエンジンからでる排ガスの処理、様々な処理工程中に発生する 
ダイオキシンの分解・・・等々。早期に解決できそうな感じがします。 
(本気で取り組めば、が前提ですけど) 

ゲーム機などの性能もピカ一。 
つい最近話題となった「プレイステーション2」などが、その最たるモノでしょうか。 
(まだ、初期のバグがいろいろとあるようですが) 
あまりにも性能が良すぎて、この技術がレーダー誘導など、海外で軍事転用される恐れがあるとか。 
だもので「外国為替及び外国貿易法」(外為法)の輸出規制品指定されたようです。 
「グラフィックシンセサイザー」と「エモーションエンジン」という機能を持つCPU部分が問題。 
この部分がミサイルの誘導装置に使用可能とか。 

うーん、考えちゃいますねぇ。 
日本だと子供が簡単に手にしているような機械が、諸外国では兵器として使用されるわけですから。 
そういう意味では・・・恐ろしい国です。(外国から見たら、脅威の国でしょうねぇ。) 
技術開発をすることによって世界に貢献できると同時に、世界の脅威になっているとすると・・・ 
自分達が開発した技術の使われ方にも、もっともっと目を光らせなくてはいけないのでしょうね。 
(善意の国ばかり、というわけではありませんから) 


日本の可能性、東京の可能性 4月18日(火)


昨日(4月17日)は、イイノホールまで足を運びました。今時の人、石原慎太郎氏の講演を聴くためです。 
(石原さんは第15回正論大賞を受賞されました) 

テーマは表題どおり。まぁ、らしいといえばらしいですが・・・。 
以前にもこの記念講演会を拝聴したことがあるのですが、今回はさすがに超満員。 
なんでも募集人員の約7倍の応募があったとか。(とっとと応募して正解(^-^)) 
マスコミの数もすごく多かったです。カメラが通路にズラっとならんでいたし。 

何度も強調されていたのが、歴史家トインビーの言葉から「自己決定できない国家は滅亡する」ということでしょうか。 
アメリカの協力なしでは自国を守ることも満足にできない、日本の現状を憂えていました。 
また、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」を引き合いにだされ、(いろいろ問題はあっただろうが) 
列強諸国の帝国主義(植民地支配の世の中)を打破するのに、日本の果たした功績についても評価されていました。 

そして日本の歴史教育の貧困さというのでしょうか、近代史をまともにやらないこと、自分達の近い先祖が行ってきたことを 
若い世代が全然知らないことも憂えておられました。(根無し草になってしまうとのご心配です) 
一つエピソードを紹介されましたが・・・中央線での大学生の会話。 
「日本って50年前にアメリカと戦争したんだってさ」 
「うっそー、まじぃ?」 「まじ」 「で、どちらが勝ったの?」 
・・・どうやらホントの話のようです。 

最後は「みんなで考えを持ち寄って、15年後にどこかの属国になっていることがないようにしようじゃありませんか」 
そのように締めくくられました。 
18日の産経新聞に要旨が掲載されていますので、興味のおありの方はそれをご覧になるのが早いかも。 

まぁ、紙面では伝わらないこともありますが、石原節炸裂って感じでしょうか。 
「裕次郎よりは私の方が、ずっと歌は上手いんだ」といいながら、鶴田浩二(この字でしょうか?)さんの曲を口ずさんだり、 
作家らしく俳句について述べられたり・・・いろいろと楽しませてくれました。 

とにかく精力的に活動されていますね。 
いろいろ形にし、結果を出すのにはある程度の時間が必要です。 
お体には気をつけて、あまりつまらないことで足を引っ張られないように、頑張っていただきたいですねぇ。 


新総統 4月19日(水)


台湾の次期総統、陳水扁氏が日本の新聞のインタビューに答え、 
いろいろな意思表明をされた様子。 
その中で「台湾海峡の平和維持は新総統の指導者の最高義務である」と話されていました。 
これは日本にとって心強い言葉です。 
様々な資源を輸入に頼っている日本にとって、海の航路の安全が保障されることはありがたいことです。 
これに関しては日本の側も、いろいろ台湾に協力する必要があるのではないでしょうか。 

まぁ李登輝総統と違って、日本語が堪能な世代ではなくなってしまうのは残念ですが、 
日本に対してはかなり好意的な様子。 
なにかにつけて噛み付いてくる国々よりは、こういう国をもっともっと大事にした方が、よいと思うのです。 
李登輝さんの訪日に関しても、陳氏からも「日本は独立国なのだから中国からの圧力に屈しないように」と 
注文がありました。耳が痛いお言葉。日本の政治家は肝に命じて欲しいものです。 

民主主義が根付きつつある台湾。いろいろ難しい問題があろうかとは思いますが、 
新総統には、しっかり舵取りをしていただきたいです。 


東へ西へ  4月20日(木)


ここ数日研修で、東京縦断&横断をやっております。 
まず世田谷、次は多摩地区、そしてこれから東京の北の方と埋立地・・・。 
関連施設の見学を兼ねて、とのことなのですが、こうやって回ってみると東京も小さいながら 
バラエティーにとんだ地域であるなぁと感じました。 
それぞれの地域の特色が出ているのがなかなかおもしろいです。 

そういえば多摩地区はもともとは東京ではなく、かなり昔のことになりますが、神奈川県の一部 
であったところだそうです。東京という街に「水」を供給するために東京都(当時は東京府だったかも) 
に組み込まれたと聞いています。 
あちらの施設を見学して思ったこと 
「うーん、花粉症の人間にはきつい」 
なんせ、目の前に杉林があったりなんかして・・・。(^_^;) 

この研修の機会を利用して、ちょっとばかりグルメも楽しんでいたり。 
この日は移動の途中に立川の中華街によって、お昼を楽しんできました。 
夜に宴会予定もあったため、軽くお粥&水餃子セット(杏仁豆腐付)を注文。 
あっさりめの味付けがなかなかグー。(^-^) 
最近の杏仁豆腐は甘さも控えめで嬉しい限り。 
ここには「陳健一のマーボー豆腐のお店」があります。 
ここ目当てのお客さんも多い様子。割と空いていたのですが、ここだけちょっとだけ並んでいました。 

夜は前の職場の歓送迎会。(なんとまだ2〜3回、あるのでありましたー) 
中華が中心となりましたがお昼がお粥だったため、お腹もきちんと空いて美味しくいただけました。 
エビチリをタコス風にパンに包んで食べたのですけど、ちょっと目新しい感じ。 
美味しかったけど・・・辛かった〜〜〜。 

明日はタイ料理を賞味する予定。さてさて。 


タイ料理 4月22日(土)


ここのところ、研修で東京中回っていることは書きましたが・・・ 
最終日だった昨日(21日)は、同僚といっしょにタイ料理を堪能してきました。 
エスニック料理ブームが言われて久しいですが、ちょっと足をのばせばいろいろな民族の味が楽しめますよねぇ。 

この日は大森駅の近くにある、とあるタイ料理店に行ってみました。 
こういうお店に行くと、まず、そのお国の方が経営されていますよねぇ。 
思ったより広い店内。仏教のお国柄らしい飾りつけ。雰囲気だけでも異国情緒が楽しめます。 

料理については詳しくないので、あんまり名前はあげられないのですが・・・ 
トム・ヤム・クン。ん〜〜〜、酸っぱい香り、一口食べた後の・・・カラ〜っ。(>_<) 
あちらのジンガービールというのも試しました。(日本のビールに近いかな) 
グリーンカレー。ココナッツミルク風味が効いていて、タイ米にはよく合いますねぇ。 
ナンプラーをかけて食べる鶏肉ご飯。これは食べやすくって、なかなか。 
デザートは、いつもならココナッツアイスクリームにいくところですが、この日はパンプキンプディング。 
(マンゴスチンも捨てがたかったのですけど(^。^)) 

まだまだ辛さになれないタイ料理なのですけど、日本にいながらいろいろ楽しめるようになった今日このごろ。 
結構嬉しいかも。(^-^) 
話のタネに、皆様も挑戦されてはいかがでしょ。 
(逆に世界では、日本料理がヘルシーってことでブームらしいですけどねぇ) 


有用な人材になる 4月23日(日)


先日、とある実業家の方のお話を伺う機会がありました。 
(なんでも年商100億とか・・・) 

そこでのテーマは「有用な人材になる」ということでした。 
ここで間違えてはいけないのは、「有能」ではなくって「有用」である、ということです。 
多くの場合人は、自分は有能なのに重用されない。そのように感じているかもしれません。 

たとえ様々な能力の高い人間であっても、たとえば勤めている会社に利益をもたらす事ができなければ、 
仕方ありません。かえってそのプライドの高さが周囲の人々の足を引っ張ってるかも。 
その場その場で要求される能力を的確に発揮し、仕事をこなす。 
能力というものを、その人が所属するグループの利益に結びつけていったときに、 
その人は有用で有益な人物になっていくと思うのです。 

またお話のなかで、「ビジョンを明確化する」ということもあげられました。 
ただ漠然と、ああしたい、こうしたい、と考えているだけではなくって、 
たとえば夢を紙に書き出して、それが自分のエゴから出た夢でないことをチェックしてから、 
具体化するためにはどうしたらよいか、方法を考えるのだそうです。 

まず真剣に思い、具体化するための方策を練り、実行に移す。 
成功者は、皆、このようにしてらっしゃるのかも。 
見習いたいなぁ、そう感じました。 


人格が仕事をする 4月24日(月)


昨日の続きを。 

成功するためには、やはり日々自分を磨く努力をすること。向上心を持ちつづけることが基本である。 
そのような話も聞かれました。 
自分を高め、世の中に貢献できる人材になる。 
そのような志をもって頑張りつづけている人は、だんだん実力とともに人格も磨かれていくと思うのです。 
その人自身がかもし出す雰囲気というのでしょうか、それが人や運をひきつけ、さらなる発展へと 
つながっていくのかもしれません。 
景気の良い顔をしている人には、みんな寄ってきます。自分もあやかろうと思って。 
成功している人には、成功者が寄ってきます。さらなる成功を求めて。 
類は友を呼ぶ・・・こういうことかも。 

ただ気をつけなくてはならないのは、自分のエゴのためだけに動いていては、 
ホントの成功は出来ないということでした。 
たとえ短期間には成功できても・・・長続きしないということでしょうか。 

ある人の一時間は、ある人の数秒。 
自分の持っている時間の質を高めることが、成功のポイントなのでしょう。 
その人自身が光ることによって、自然と成功の歯車がまわっていくのかもしれませんね。 


ハイブリッドカー 4月25日(火)


日本の技術が、世界的に環境保全に大いに貢献していることは、何回も書いてきたと思います。 
(ただ、国内の環境保全に関しては、かなり政府の腰が重いようですが・・・) 

ハイブリッドカーもそのひとつです。 
名前はここ数年、耳にされている方も多いのではないかと思いますが・・・。 
まぁ普通、自動車といえばガソリンエンジンを搭載していますが、 
それ以外に、電気モーターなど他のエネルギー供給源をつけたものを言います。 
メリット・・・低燃費で環境にやさしい、といったところでしょうか。 
(トヨタやホンダなどが力をいれている様子) 

トヨタの広報部によると、「従来エンジンに比べて燃費を2倍、二酸化炭素を半減、 
一酸化炭素、窒素酸化物を規制値の10分の1に減らしている」とのこと。 
「エンジンと電気モーターのいいとこ取りで低燃費が実現できた」と自信満々なようです。 

国際的にも評価の高いこの技術。 
無公害といわれる燃料電池電気自動車の開発も進められているようですが、 
こちらはまだまだ時間がかかりそうとのこと。 
そんな中、日本のハイブリッドカーは、世界の市場に浸透しそう。 
今後、世界標準になるやもしれません。(^-^) 


心の持ち方 4月26日(水)


スターウォーズファンの私。最近は順次、ノベルズの方を読破しています。(^-^) 

この物語ではおなじみの「フォース」。まぁ、一種の超能力とも言えるのかもしれませんが・・・。 
この力に関して、エピソード4〜6の主人公であるルーク・スカイウォーカーが 
「フォース自体が悪いわけではなく、それを使う者の心のもち方次第で、光のパワーにもなり闇のパワーにもなる」 
そのように述べているシーンがふんだんに出てきています。 
モノや力の存在自体に問題があるわけではなくって、使う人間の心ひとつ。そのように言っているのでしょう。 

このことは現代の様々な技術についても、当てはまると思うのです。 
たとえば原子力。先の世界大戦では原子力爆弾として利用され、悲惨な結果となりました。 
たとえば車。きちんと使用すれば便利この上ない道具ですが、反面、交通事故の原因となり 
毎年1万人くらいの死者を出しています。(飲酒運転とか、わき見運転とか) 

本当はどのような形になればよりいいか、心の底では分かっているのかもしれませんが・・・ 
自分たちのエゴが先に立った結果、本来は善でも悪でもない技術力が、 
悪い方に利用されてしまっているのかも。 

技術活用。人々を幸福にする方向での活用であって欲しいものです。 
人は知恵をしぼらないといけないのかも。 


サイバービジネス  4月27日(木)


知り合いが、「HPを作らないといけないんだけど」って話していました。 
「なんで?」と聞くと、実家の商売用のHPを作るように頼まれているようでした。 
まぁ、凝ったことはしてないにしても、私もHPを作り始めて4年弱。 
今は誰でも手軽に作れる現状を説明したのですが・・・。 

最近はCMとかニュースとか、どこでもサイバービジネスとかもてはやされていますよねぇ。 
なんか、インターネットを利用しないと21世紀に取り残されるから。そんな事を考えているようでした。 
こういっては意地悪ですが・・・そういう考えでは、上手くいかないと正直感じました。 
あくまでもネットは道具。ある目的のためにネットを活用するのではなくって、 
ネットを活用するために何かをしようというのは、本末転倒なのではないでしょうか。 

アマゾンコムなんかはネットを活用することで、本屋のあり方を根本的に変えてしまいました。 
また銀行なども、従来は窓口もしくはATMを時間内に利用しなければ、お金のやり取りが出来なかったのを、 
ネットバンキングという形をとることで、真夜中でも仕事先からでもやりとりできるようにしました。 
証券会社なども、株取引をネットでできるようにし、仕事から帰ってからのんびり注文がだせるようになったため 
若い人を中心に気軽に株取引をする人が増えてきています。 
(年配の方も、株取引にキャリアのある方は重宝されているようです) 

ただ、単なる宣伝のためにネットを活用しても、なかなか上手くはいかないと聞いていたので、 
ものすごい期待をして始めない方がいい、とは話しておきました。最初は「おまけ」と考えるように。 

サイバービジネスが花盛りになったとしても、すべてネットで用が足せるわけではありません。 
従来の商売でも、残っていくものもあるに違いないのです。(ただし、知恵を振り絞る必要がありますけど) 
これだけ人の好みの多様化した時代。かえって逆のチャンスが生まれるかもしれません。 
商売をする方にとっては、ものすごい選択肢の多い、エキサイティングな時代になってきたのかも。 



ビットバレー 4月29日(土)


コンピューターに関しての先進国といえば、いわずもがなアメリカ合衆国ですが・・・ 
あちらでは特定地域に関連企業が集まり、シリコンバレーと呼ばれていますね。 
日本でもここ数年、渋谷を中心とし、恵比寿、原宿、青山、赤坂といった場所に、 
ネット関連のベンチャー企業が集まって、「ビットバレー」と呼ばれるようになりました。 

新しいタイプの産業、歴史が浅く規模も小さい企業は、 
「競争」することより「協力」することで発展していくとのこと。 
とくに日進月歩のネット関連企業では、なおさらのことでしょう。 
ちょっと前になりますが、ディスコかどこかで月例交流会「ビットスタイル」を開催したおりに 
ソフトバンクの孫正義氏もチャーター機にのって駆けつけたとのこと。 
ニュースでも話題になりました。 

これからはアウトソーシングが主流になってくるのでしょうねぇ。 
総合商社にはない、機動性も発揮できるし。 
適材適所。自分達の長所を伸ばしながら、その他の部分は他の会社に依頼する。 
場合にとっては、1の力を10にも100にもできるでしょう。 
全てを自分たちだけでやるのではなく、みなで協力しあってどんどん発展させていく。 

「ビットバレー」・・・将来は日本を牽引していく力になるといいですね。 
きっと独特の活気や緊張感のただよう場所なのでしょうねぇ。 
世の中を便利に、楽しく、明るく・・・そのような志をもった人々が成功することを願います。 


日記に未来を書け 4月30日(日)


またまた、日下公人さんが新著を出されました。『やりたことを始めなさい』です。 
機会あるごとに述べられているのですが、この本でも21世紀に成功するにはどうしたらよいか。 
そのようなテーマで語られています。 

その中から、「日記を書け、そして自分を点検せよ」という見出しの章。 
私自身、ネット上で日記形式でコラムを書きつづけているもので、 
この部分に反応してしまいました。 

まず、日下さんは、アイデンティティーを確認するために日記をつけることを薦めています。 
自分がどうあれば幸せなのか、このままいくと5年後10年後にどうなっているのか・・・等々 
書き出してみるといいとのこと。自分の考え、夢を具体化する作業ですね。(^-^) 

日記をつけなくなった方の例として、台湾の李登輝総統のことも述べられていました。 
李登輝さんの場合は、20歳で日記をつけるのをやめたとのこと。 
日記をつけていると話が過去のことばかりになり、自己正当化もしくは自己否定の行き過ぎを 
起こすからというのがその理由です。 
まぁ、これもそうかもしれません。 
私も学生時代に日記をつけていたのですが、後で読み返してみると不平不満ダラダラで、 
その時の怒りや憤りまで思い出してしまい、「これは不健全」と感じて日記は処分してしまったことがあります。 

不健全にならないためのやり方として、「夜考えるのはやめて、朝考える」ことも提案されています。 
寝食を忘れて考えても、いいことはないとの、論語の孔子様の言葉も引用されています。 
世の中に少しでも役に立つことをするには、夜悩むのはやめて朝考え直してみるべき。 
そうお勧めです。 

日記に未来を書くことの薦め。 
自分の未来を描こうとすれば、自分の足りないところが分かってくる。 
自分が何をしたいのか、そのためにはどういう努力をしないといけないのか。 
まずは思いありき。そして夢や理想を具体化する作業。 
成功するために秘訣なのかも。 



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